自分がASD【隠れアスペルガー】だと思う理由〜具体例&経験談(黒歴史)〜

自分がASD【隠れアスペルガー】だと思う理由〜具体例&経験談(黒歴史)〜 発達障害

 

こちらの記事の続きです。

自分が発達障害だと思う理由【ASD/自閉スペクトラム症/受身形アスペルガー】
私が自分が発達障害(自閉スペクトラム症/ASD)だと思う理由です。私は特に、受け身型アスペルガーだと思っています。自分のアスペなところを、過去の出来事や私の特性、苦手なことなどを挙げて紹介します。実際のアスペさんがどんな感じか、1つの参考にどうぞ。

 

 

ASDだと思える理由〜具体例〜

私が「自分はASDだな~」と感じる点を、実際のエピソードや、苦い経験(失敗談/黒歴史)などを交えながら挙げていきたいと思います。

 

▽ASDの特徴は、主にこの2冊の本を参考にしました。

・『隠れアスペルガーという才能』吉濱ツトム

 

・『女性のアスペルガー症候群』宮尾益知

 

 

 

曲がった考え方(認知の歪み)

 

自分目線

私は、「思い込みが強い」と言われたことがあります。

人間関係では、「私は嫌われている」「迷惑をかけてしまった」と根拠なく被害妄想するときもあれば、相手の気持ちを「こう思っているだろう」と決めつけたり、「私がやってあげてるのに…」、みたいに一方的に考えることがありました。

良かれと思ってやったら、相手にとっては嬉しくなかった、ということを沢山していました(そして自覚は無い)。

嫌われても、「きっと忙しいんだな〜」と自分からの目線だけで判断してしまいがちです。

 

白黒思考

何事にも0or100とか、○か✕か、Yes/No、良い/悪い、という結論を付けたがりました。

そのため固定概念やマイルールを作りがちでした。例えば、食事やお茶に誘われた際に「出された食べ物は残したら失礼」と決め込んで、出されたものを全て食べてしまって、怒られたことがありました。

悲しいことや辛いこと、失敗やショックなことがあっても、「✕ではない、考え方を変えれば○だ」みたいにポジティブ変換がいきすぎるところもありました。

「私は恵まれている」だとか「~じゃなかったから良かったじゃん」とかで現実を塗り替えるのが得意でした。例えば震災のときには「無くなった方や東北の方に比べたら私は辛くない」みたいに考えました。

そんなことを繰り返し続けて、だんだん自分の感情が分からなくなっていきました。

 

こだわりの強さ

私の場合、『謙遜すること』、『相手に不快感を与えないようにすること』にこだわりがあったと思います。

そのため、たとえば、『言葉選び』が強迫的と言えるくらいで、会話のときなどに言葉を選んでいるうちに発言するのに時間がかかりました。

Twitterも、初めて1年くらい、1ツイートするのに4時間とかかかっていました。

 

自己肯定感が低い

いつしか「自分はダメだ」「迷惑にならないように」、ばかり考えて生きるようになっていました。

『迷惑をかけないように』も行き過ぎたら、相手にとって面倒臭い(うざい)人ですよね。

私はどこへ行っても相手を過剰に尊敬したり、過剰に自分を下げたりしがちで、相手と同じ目線で接することができず、仕事も恋愛も上手くいきませんでした。

パートナーには、精神障害を隠さず正直でいたい。
...

 

 

コミュニケーションのつまづき

空気読めない、天然と言われてきました。誰かと会話したり連絡をとったりするだけでぐったりしてしまうことがあります。

 

言葉をそのまま受け取る

たとえば、幼稚園のときの思い出ですが、お友達に「死んじゃえばいいのに」と言われたことがありました。その理由を母が「羨ましかったんだね」と言い、私はそれを言葉通りに受け止め、【羨ましがられる=死ね(罪)】と考えてしまいました。それからずっと、大人になっても、褒められると罪悪感を感じたり苦しくなっていました。

もう一つ。高校のクラスマッチのとき、チームのメンバーが「相手チームをぶっ潰そうくらいの気持ちで行こう」と言ったのを、そうした方がいいんだと思い、試合中相手に暴言を吐いて、後で呼び出されて怒られたりしました。

また、大学4年生の研究室のころ、プレゼンの練習会で教授に怒られ続けました。でも先生が何を言っているのか、どうしたらいいか分かりませんでした。教授が言ったことを録音してそれをすべてWordに書き出し、そのセリフを真似する、みたいなことをしていました。こんな風にコピペしても本質が分かっていないので、相変わらず怒られ、しまいには研究室で号泣してしまったり、雪の中逃亡を試みたりしました。

会社員時代には、重役が来る大きな飲み会で、あらかじめ「締めをしろ」と言われていたのですが、私は自分が締めの音頭を取るんだと捉えてしまい、重役がやるべき乾杯の音頭をとってしまいました。会場は大爆笑、私はパニックになり、トイレに逃げ込んで泣くしかできませんでした。

(後に鬱になり退職しました。)

 

”気持ち”が分からない

ずっと、「相手の気持になれ」とか「思いやり」とかが、何それ美味しいの?状態でした。

小学校の頃、通知表の『思いやり』欄に○が付かなかったのがショックで、一生懸命、「誰かを助ける」をやったりしました。が、わざとらしい真似事にすぎず、思いやり欄に○は付きませんでした。

読書感想文などは意味不明で、なにを書いたらいいか分からず、軽くトラウマです。

中学の卒業式では、周りの同級生が号泣している中、私はなぜみんな泣いているのか分からないのですが、「今は泣かなきゃ!」…と必死に涙を出そうとしていました。

 

今でも、気持ちが読み取れないのと不安が強いのとで、夫とのコミュニケーションでもつまづき、鬱になることがあります。

無職・専業主婦の【休日鬱】なぜ土日に落ちてしまう?原因と解決策!
土日に鬱になってしまう…そんな週末を何回も繰り返してきました。そんな”休日鬱”の原因は、①生活リズムが乱れる②平日以上に自分のペースでできない③コミュニケーション量の増加。そこで『土日に落ちないための方法』を考えました。

 

自分の感情にも疎い

自分は感情が『楽しい』『嬉しい』くらいしか無いと思っていました。辛いとかが気づけず、過食嘔吐しても自分が何でしているのかわかりませんでした。

「愛」の存在が分かった衝撃。ASDの私が感情の無い世界から抜け出した話
...

 

空気が読めない!

小さい時、兄弟がお人形遊びをしていて、私はその中に割って入り、どかーんと破壊しました。私は、「いつも兄弟たちはこうして最後に破壊しているから、それをやれば面白いんだ」と考えてやったことだったのですが、タイミングとかやり方とかがズレていたのでしょうね。「シラけの原因」と言われ、もうお人形遊びに入れてもらえなくなりました。今でもお人形遊びはどうやるのか分かりません。

 

クラス文集で『空気読めない人ランキング』1位に

空気が読めない人ランキング1位

高校のときのクラスの文集で、空気が読めない人の1位に選ばれました(2位3位がいないくらいダントツで笑)。

「とび太の言うことは8割方流しておけばいい」と言われたのですが、私はそれを褒められたのだと思い、嬉しくなっていました(理解して仲良くしてくれている友人に本当に感謝!)。

「これウケるかな?」と思っての言動でしたが、空気が読めていなかったと思います。

 

『女子会』が苦手

中学のときなご、クラスの女子たちが楽しそうにしている輪を見たり、入ることを考えると緊張しました。私は、勉強や生徒会活動に逃げていました。

 

 

発達障害の二次障害としての症状

 

緊張・不安が強い

発表や大会のようなものはもちろん、複数人での会話、カラオケ、飲み会などは非常に緊張しました。笑顔で堂々としたとび太を一生懸命に演じていました。

また、急な変更とか先が見えないことが不安で、単純作業が好きだったり、Youtubeなどで動画を見るのが苦手です。CMなどでいきなり大きい音が入ったりするのがこわいです。

 

自分に厳しすぎる

不安に駆り立てられたのと、自己肯定感が低すぎたのもあって、いつも上へ上へばかり目指していました。

小学校では、持久走大会で6年間1位を取り続けました。持久走大会は年々恐怖に変わっていきました。

高校進学では、県で一番の進学校を目指しました。理由は曖昧でした。一番偏差値が高いからだったとも言えるかもしれません。

新卒の就活では、大手企業に50倍の倍率の中採用されました。これも、志望の理由は曖昧でした。有名だからとか、やってみたことがないことがしてみたかったとかだったのかもしれません。

無意識に、向上心が無いヤツは死ねみたいなマインドに追いかけられている感じでした。

 

 

ADHDのときがある

ASDはADHDも併発することがあると聞きます。ASDよりは軽いかもですが、ADHDなところもあります。

(衝動性には双極性障害も影響しているかもしれません。)

「すぐ決めてしまいがち」と言われたことがあります。

 

ミス連発

牧場で働いている時に顕著に出ました。搾乳の仕事、特に搾乳の作業はほぼ単純作業でした。何十頭の牛の中に、搾ってはいけない牛(病気で治療中とか)も混ざっているのですが、その牛を搾るというミスを定期的に起こしました。下手すれば牧場に数百万の損失を与えるようなミスです。

「普通の人は1回やったらやらないよ」と言われたり、一緒に働いていた人が「私やったことないなぁ」と言っていたりするのを聞いてびっくりしました。私は、どこかで自分のミスの数は”普通の範疇”だろうと思っているところがあったからです。ほんとにごめんなさい…。

 

新車をひっくり返す

牧場時代、牧草地の脇の側溝(大きなくぼみ)に車で落ちてしまいました(北海道では"側溝を掃除した"と言う)。

牧場から1キロも離れていない場所で、初夏のよく晴れた日でした。気持ちいいなぁ~何の曲きこうかなぁ~と思ってスマホをいじろうとしたら落ちていました。車はレッカーが必要なくらい壊れ、80万円くらい飛びました(泣)。

 

過集中

幼少のとき、クーラーボックスに入った2匹くらいのサンマで2時間とか遊んでいたそうです。

また、幼稚園では、お迎えに来てもいなくなったままで、みんなで探したら園の鳥小屋の前でずっと鳥を見ていたそうです。

数時間とかぶっ通しでやりがちで、後でぐったりしてしまいます。最近は30分ごとに休憩を入れるように、と意識してはいるのですが、なかなか難しいですね。

 

 

身体の特徴

どれも軽度かなと思います。

 

聴覚過敏

東京で働いていたとき、車のブレーキ音とか、人混みにいると泣きそうになりました。街歩きのためにノイズキャンセリングのヘッドホンを買いました。

牧場時代は、パーラー(搾乳室)の機械音に耐えられず、イヤーマフを買いました。そんなコアラみたいな格好なのは職場で私だけだったので、恥ずかしかったです。でも、すごく快適になって嬉しかったです。

 

先日には、出産で入院しているとき、エアコンの音が気になるので他の部屋に移動できるか相談してみました。助産師さんは「そんなこと今まで一度も意識したことなかった」と言っていました。

また、音がたくさんある場所では、人の声が混ざってしまい、声だけ上手く聞き取れません。

 

 

視覚過敏

このブログを見ていただいて分かる通り、色がいっぱいあるのが苦手です。プレーンテキスト打ち込みの文章を好みます。

眩しい日はサングラスを使いたくなります。

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体臭が臭い

緊張などで脂汗をかいていたからかもしれませんし、過食しがちな食生活も体臭を悪くしていたかもしれません。

会社員の頃など、自分でも自分が臭いと感じ、周りの人に臭いと思われていないか気になりました。

 

 

体の偏り

ブラジャーは左の肩紐ばかりズレます。

登山をしていて、「歩き方が変だ」と言われたこともありました。

馬に乗ると左足だけアブミを短くしました。多分左の脚が短いです(発達障害というより乳児脱臼のせいかもしれませんが…)。

しかし、4歳から10年くらい習っていたバレエのおかげで、身体の偏りはかなり改善されたのではないかと思っています。

バレエのおかげでバランスや、運動能力も上がった気がします。

今でもバレエのシーンは夢に出てきますが、習わせて貰って良かったなと思っています。

 

 

 

おわりに

以上、かなり長文になってしまいましたが、私が『自分がASD(隠れアスペ)だと思う理由』でした。

 

もし私の話を読んでくれた方が隠れアスペな人だったら、ほんとに1日でも早く気づいてもらいたくて書きました。

 

隠れアスペかな?と思ったら、改めて、こちらの本がおすすめです。

『隠れアスペルガーという才能』吉濱ツトム

 

女性なら、合わせてこちらを読んでみて欲しいです。女性だとさらに気付きにくいかもなので…!

『女性のアスペルガー症候群』宮尾益知

 

 

 

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自分が発達障害だと思う理由【ASD/自閉スペクトラム症/受身形アスペルガー】
私が自分が発達障害(自閉スペクトラム症/ASD)だと思う理由です。私は特に、受け身型アスペルガーだと思っています。自分のアスペなところを、過去の出来事や私の特性、苦手なことなどを挙げて紹介します。実際のアスペさんがどんな感じか、1つの参考にどうぞ。

 

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