双極性障害の嫌なところ!当事者がネガティブな面だけ集めました

双極性障害の嫌なところ!当事者がネガティブな面だけ集めました 双極性障害について

こんにちは。双極性Ⅱ型障害のとび太(@umayano2)です。

双極性障害と診断されたのは26歳のときでしたが、人生を振り返ると、診断が付いていなかっただけで、ずっと気分の波は大きかったのではないかと思っており、気分屋歴は10年?くらいはあると思います。

 

双極性障害(双極症/躁うつ病)の嫌なところ

双極性障害じゃなければ良かったのになぁ…と感じる瞬間を集めました。

双極性障害の当事者の方には、この記事を読んで、もし「わかるぅ~」と感じていただけたら嬉しいです。そして、双極性障害でない人には、「双極性障害の人ってこんなとこで苦しんでるんだな」という感じで思っていただけたら嬉しいです。

※ここで書かせてもらう双極性障害の「嫌なところ」は、薬を飲んでいない状態(症状を放置している状態)という前提で考えています。なので、きちんと精神科を受診して薬を飲んで治療をしている人にとっては、ここに挙げるようなことはあまり起きないと思います。

 

それでは、双極性障害の嫌なところを挙げていきたいと思います。

 

人生が崩壊する

これは、双極性障害でよく言われることかもしれません。気分の波のせいで、人間関係や、仕事など、積み上げてきた大切なものを失ってしまうことがあります。それは絶望の極みです。私も、せっかく採用してもらった会社を退職したり、7年くらい付き合った人との関係が終わったり、職場に迷惑をかけたり…いろいろやらかして黒歴史を重ねてきました。≫経験談

双極性障害と診断された人は、きっと少なからず人生を壊した経験があるのではないかと思います。一度大きな絶望を経験しているからこそ、生きていくのがこわくなります。恋愛や就職など大きな決断に、消極的になってしまいますよね。

 

人間関係を壊してしまうのが特につらい・・・

大切な人に、したくなかったことをやってしまったり、逆に、「こうしたい」のにできない。その結果、人間関係にヒビが入ってしまったり、連絡が来なくなってしまったり…とかいうとき、つらいなぁと思います。

小さいことで言えば、例えば私は、鬱っぽくなって、相手に話しかけることができない。せっかくやさしくしてもらったのに、涙が出て、無言で逃げてしまった。そして、自力でなかなか立て直せない。そんなときとか、「あぁ、双極性障害じゃなければ」とか思ってしまいます。

相手を不快にさせてしまったら、もし次にまた会う機会があったのなら、謝罪して、今後は気をつけようと強く思います。

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時間と労力がムダになる

人生が崩壊するほどではないのですが、日々、そのときの気分で、積み上げたり、簡単に壊したりします。大切にしてたはずのものも、あるとき急に放り投げたりします。どうでもよくなっちゃうんですね。これは、鬱のときでも躁のときでも、「波」があれば起こります。

例えば、小さいことで言えば、せっせと節約して貯めたお金をある日軽い気持ちで全部使ってしまったり、楽しみに計画していた旅行を直前にキャンセルしたり・・・。そして、また気が変わった(元に戻ってきた)ときに、「なんであんなことしたんだろう…」と後悔します。とても疲れます。1つ1つの後悔は小さいかもですが、小さなジャブほど効くもの。日々こういうことが起こるので確実に消耗していきます。

 

 

体調が悪い

「双極性障害は【気分】の病気」という面が目立つのであまり注目されていないかもしれませんが、双極性障害で出てくる【身体の症状】もけっこうしんどいものです。

身体症状の出かたは人によって非常に様々だそうですが、どの体調不良も日常生活や仕事などに悪影響を与えているのではないでしょうか。双極性障害者の社会進出を妨げている原因の1つかなとも思っています。調子悪くてしんどいけれど、あまり理解してもらえない。普通の人のフリをしなければならない。。。

私は、熱っぽい感じとか、めまいとかの症状があります。脳の病気だということを実感します。

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しかし、身体の症状においても厄介なのは、「常にその症状が出ていない」ということ。双極性障害の人が人前に出るのはだいたいが体調が悪くないとき(調子がいいとき)のため、周りの人からは「元気」「病気なんかじゃない」と見られがちです。身体がしんどいのに、分かってもらえないのは、辛いですね。ないものねだりだけれど、身体の病気とかケガみたいに、しんどいことをストレートに理解して貰えたらなぁ…。

 

 

サクッと死にそう

私は、双極性障害の症状は「衝動性のバグ」として説明できるのではないかと思っています。自殺に関して言えば、突然「あ、死のうかな」という感じで、【軽い気持ちで】自殺行為を実行しそうなのです。衝動というのは、強ければ強いほど一瞬で行動を起こします。気づいたら死んでたみたいにならないように気をつけたいです。

私は、仕事中突然「あぁ、水に沈みたいな(気持ちよさそう~)」とか「海に車でダイブしようかな~」という思いがふっと湧いてきたことがあり、これは自殺っていうやつじゃん!とハッと気づいたときは、震えました。「死」を快楽のような感じに考えている自分がいました。

双極性障害と比べて、シンプルな鬱の人の場合は、苦しんで悩んで罪悪感に追い込まれて…「死にたい」とか「自分は死ぬべき」とか考えながら自殺を選ぶのかなと思うのですが、双極性障害の場合、特に自殺をする理由がないのに死のうとする感じが恐ろしいなと思います。とにかく軽い。自殺未遂をした人が「気づいたら縄に首を吊ってた」とか言っているのを聞くと、自分もやりかねないよなぁと思います。

なので、双極性障害の自殺率がシンプルなうつ病に比べて高いのも、納得なのです。

 

 

自分がわからなくなる

症状が激しいと、ころころ思考も変わっていきます。脳が暴走して、いろんな考えが浮かびまくるときもあります。自分はやりたいのか?やりたくないのか?わからなくなります。自己同一性の崩壊です。解離障害(多重人格)まではいきませんが、自分の意思が不安定すぎて捉えられないのはなかなか辛いものがあります。そして、その不安定な自分が、周りの人とトラブルを積もらせていくのは、絶望です。

たとえば適切か分かりませんが例を挙げると、私が牧場で働いていたとき、牛がうんこまみれのしっぽを当ててきたことがありました。そんなことは日常茶飯事で普段はなんとも思いません。しかし、その日のそのときの私は、牛にしっぽを当てられた瞬間に、牛をムチで強く引っ叩きました。殺してやろうかくらいの勢いでした。そして何が恐ろしかったかというと、その直後に「やったのは私じゃない」という考えが頭に浮かんでいたことです。すぐにハッと気づいて、今のは誰だったのか?自分が怖くなりました。

 

 

やりたいときにやれない

双極性障害の人は、私の印象ですが、気分のムラを抑えようと一生懸命努力している人が多いように感じます。躁にならないようにブレーキをかけなくちゃ、鬱っぽくなってきたから休まなきゃ…などなど、皆さん頑張っている。そもそも「気分の波」は、脳機能の障害による「症状」であって、自分ではコントロールが難しいものなのに、です。でも、その努力の甲斐なく波を抑えられなかったときもあります。

普通の人(双極性障害ではない人)だったら我慢しなくていいところで我慢しなければならない。自分の「want」を叶えられないのは非常にストレスを感じることです。しかも、その我慢しなければならないタイミングが1日に何回も訪れます。「双極性障害だから我慢は当たり前」ではないと思います。…が、ある程度自制しなければ社会的に詰んでしまう…それがこの障害のつらいところ。

 

 

テンションが周りとズレる

「空気読めない人」になってしまうことがあります。双極性障害の空気読めなさは発達障害(ASD/自閉スペクトラム症/旧アスペ)の人の空気読めなさとは違うと思いますが、なんだか周りの人に引かれている、、、という現象を感じたことがある人もいるのではないでしょうか。周りの空気を「ズレ」てしまいがち。躁のときはやたらハイテンションだなアイツうざい、ってなって、鬱のときはアイツしらけるな~って思われたりして。そんなつもりは無いのに…。

 

 

まとめ

以上、双極性障害の嫌なところを紹介させていただきました。

本人もやりたくてやっている訳ではないことを一人でも多くの人に知ってもらいたいなぁ、という祈りを込めて書きました。

 

この記事で挙げたような、双極性障害の嫌な点を改善する方法もあると私は思っています。もし良ければ参考にしてみてください。

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