双極性障害攻略のコツ【衝動性】の障害として考えてみる

双極性障害攻略のコツ【衝動性】の障害として考えてみる 双極性障害について

 

 

双極性障害を「脳」の視点で、【科学的に】考えると、自分を含め双極性障害の人の言動が理解しやすいと思っています。

 

たとえば私は、

やったのは確かに自分だけど、なんでやったのか分からない…

ということがありました。

特に、躁や混合状態などのときに感じます。

 

『考える』よりも『やる』が早くなってしまうことがあるんです。

 

この記事を書きながら、私自身も『衝動性』について、整理していきたいと思っています。

 

 

 

双極性障害は脳の機能障害

双極性障害の人は、生まれつき脳に難があります。

そのせいで、あちこちコントロールを失って、気分の波だったり、体の不調が出てきます。

 

それらの症状は、『衝動』という面からも説明できるのではないかと思っています。

 

双極性障害者の言動は、「衝動」のゆらぎ

「〇〇がしたい」という気持ちが、衝動ですが、双極性障害の人の脳では、衝動のコントロールが不安定になっていると思います。

衝動をコントロールできないということがどういうことかを車で例えると、「ブレーキもアクセルも付いているけれど、うまく働いていない」感じです。あるいは、「日によってブレーキとアクセルの効きが変わってくる」感じだと思います。

 

「〇〇がしたい」という気持ちが、強ければ『衝動が強い』ということです。逆に、「〇〇したい」という気持ちが湧いてこないのが、『衝動が弱い』ということです。

たとえば躁のときは、Happyな躁でも、イライラな躁でも、とにかく衝動が強いと思います。とにかくやりたい。今すぐやりたい。我慢できない。…

一方、鬱で、ぼーっとするような鬱のときは、衝動が弱いといえると思います。頭の中が「・・・」、「何かしなきゃな…でもいいや…」、「何したいかわからないな…」。

 

そんな風に衝動性が強くなったり弱くなったりすることで、鬱、躁、混合状態、イライラも、ADHD的な状態…といった双極性障害の様々な症状が生まれてきていると思います。

 

ADHDや自閉スペクトラム症(ASD)といった発達障害でも同じように衝動性が関連していると思います。

 

 

気分安定薬は衝動を「ちょうどよく」してくれる

双極性障害で処方される気分安定薬は、私はラミクタールです。≫飲んでいる薬

処方箋の説明書には、『脳の過剰な興奮を抑える』と書いてあります。

双極性障害の人は、もともとが衝動強めということなんだと思っています。

抗不安薬などの”頓服薬(必要なときだけ飲む薬)”は、多くは「ぼ~っとさせてくれる」薬で、睡眠薬の仲間だそうです。

私は、双極性障害と診断されて薬を飲めるようになる前は、過食嘔吐しがちだったのですが、過食嘔吐した後は「ぼーっと」なれるので、これは自分が自分の暴走を止めようとしていた、つまり薬の代わりだったようです。

 

 

衝動の1つ、【不安】

衝動にはいろいろ種類があると思っていて、たとえば私は、【不安の衝動】が多めです。

躁は不安がほとんどなく、うつは不安がMAXの状態と考えています。

不安の衝動が強いとき、言動としては、なにもできなくなります。焦るけれど、やりたいけれど、ブレーキが強すぎて、話せない、できない。パニックみたいになっていきます。理由なく涙が出たりして困ります。

 

不安の衝動が強いときの思考
  • 嫌われてるかも
  • これ言っていいのかな
  • どうしたらいいんだろう

など、ネガティブなことしか考えられなくなります。

そんな風なとき、「今【不安の衝動】が強いんだなぁ」と思えると、それ以上落ちにくくなったりします。

 

 

 

衝動は「症状」として自覚を

双極性障害の衝動的な行動には、あまり理由を伴わないことが多いような感じがしています。

とにかく、やりたいからやってしまう。なぜ今自分がこうしているのかわからないとか、確かに自分がやったけれど何故やったのかわからないということがあります。

 

普通は、脳が考えるのと行動するのとが一緒に起こると思いますが、衝動が強いと、頭で考えるよりも先に行動してしまいます。すんごく早く、強いです。

これが厄介で、躁のときは「軽い気持ちでやってしまう」し、鬱のときは「動こうと思っても動けない」となってしまうのだと思います。

 

たとえば、衝動が強すぎるときの言動には次のようなものがあります。

  • 「死にたい」の衝動が強すぎる→自殺や希死念慮
  • 「楽になりたい」の衝動が強すぎる→自傷(リストカットなど)
  • 「食べたい」の衝動が強すぎる→過食(過食嘔吐)

どれも、元は「誰でもそういうときあるよ」と言われがちな気持ちですが、双極性障害の場合は、その程度が半端じゃないと思います。衝動が強まりすぎて問題行動(症状)を起こしてしまいます。

 

 

自殺について思うこと

双極性障害は”自殺率の高さ”でも有名ですよね。どれくらい高いかというと、一般の人たちの17~20倍くらいみたいです参考:大日本住友製薬。一般人口の25倍以上、うつ病の約2倍、という記事もみかけました。参考:週刊朝日 (アエラドット)

 

私は一当事者ではありますが、この数字については、「まぁ、そうだろうなぁ…。」という感想です。

双極性障害の自殺は、単極性のうつ病に典型的な、「死にたい」「迷惑をかけられない」とか一生懸命考えて悩んで苦しんで自殺を図る、という感じではなく、

「あ、死のうかな。」くらいの軽い感じで自殺することだってあり得るだろうな、っと思うからです。

 

私も、ひょいっと死のうとしかけた(希死念慮が湧いた)ことがありました。前触れもなく急に、「車で堤防から飛ぼうかな~気持ちよさそうだな~」と思っていました。この衝動の強さは、温泉に浸かるときとか、全曲シャッフル中に「この曲聴きたい!」となって次の曲へボタンを押したくなる感じに似ていました。

 

▽わかりみです。生きててくれて良かった…。

 

本人ですら何故死のうとしているのか分からないこともあるかもしれません。双極性障害の人の自殺は、「つらかったね」とかそういう、感情の世界では無いときもあるような気がします。

自殺=双極性障害の「症状」が出ているということなので、メンタルケアよりか「双極性障害の症状を抑える対処をする」と考えてゆくほうがいいと思います。

 

 

双極性障害と過食(過食嘔吐)

過食や過食嘔吐は、双極性障害の症状の1つとして出ることがあります。過食があるかどうかで、単極性の『うつ病』と区別されたりします。

過食してしまう理由は、「食べたい!」だったり、イライラだったり、「つらい」だったり、何かしらの衝動が湧き上がっているからだと思います。

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衝動を抑えるには

双極性障害の人の場合は、薬を飲む。これがいちばんだと思います。

自力では無理です。

薬の種類は、人によって気分安定薬だったり抗不安薬だったり、様々だと思いますが、薬の力を借りましょう。

 

ただ、薬の適切な使用と合わせて、環境を整えることも非常に効果があります。

▽私がやっている方法

【気分の波を抑える】これがベストな方法!双極性障害・うつなどの症状改善に
双極性障害・うつ病など気分障害の【気分の波】を穏やかにする方法です。根本から改善を抑えることを目指しています。双極性2型障害の私が実際にやってみて効果があったのは、『規則正しい生活』と『脳を疲れない』ことです。

 

 

以上で、双極性障害が衝動の病気だと思う理由をまとめました。

衝動にコントロールを奪われないように、自分の手綱をしっかりつかんでいきましょう!

 

 

 

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