双極性障害×性。気分との関係、体の変化など、性生活について。

双極性障害×性。気分との関係、体の変化、セックスなどの性生活について。 双極性障害について

 

 

 

こんばんは。とび太です。

 

今回は、『性』について、双極性障害の一当事者として、実際のところを書いてみたいと思います。

 

私は双極性障害と診断されたばかりの頃、ほとんど周りには言えませんでしたが『性』についても不安になっていました。

たとえば、

「躁になったらブレーキが効かず取り返しのつかないことをしてしまうのではないか」とか、

「薬を飲み始めたら、セックスが出来なくなってしまう(相手に応えられなくなる)のではないか」

とかですね。

 

それから3年ほど経ち、結婚〜出産を経験した今、思うのは、

双極性障害の症状が安定していれば、『性』に関しても普通

かな…です。

 

どこから書こうか迷ったのですが、双極性障害の症状(気分の波)と、『性欲』『セックス』の視点からまとめてみます。

(これらの単語は使うのはちょっと恥ずかしいですが…!)

 

※あくまで、私個人の例としてお読みください

 

 

双極性障害の気分と『性欲』の関係

『性欲』というものを考えてみると、2種類、

  • 頭から来るもの
  • 体から来るもの

があると思います。

 

頭と体は繋がっていますから厳密には分けられないですが、『性欲』が頭由来なのか、体由来なのか、分けて考えると、双極性障害との関係が分かりやすいかもと思いました。

 

 

頭から来る性欲

頭から起こる性欲は、いわば、頭で考えた『理由』がある性欲、というイメージです。

双極性障害だと、気分と一緒に思考がゆらぎますが、このことで頭から来る性欲もかなり影響を受けるのではないかと思います。

 

躁のとき

『性的逸脱』という症状が言われるように、私も、躁だと性的な欲が増すと思います。

私は、躁のときは、自分の体にすごく自信が持てたり、みんなが自分を魅力的だと思っているように勘違いしたりします。

また、テンションが高くて軽いので、「する♡?」と自分から言えちゃったりします。

(普段はほとんど受け身なのでレアです。)

 

でも、躁のときの頭からくる性欲がセックスに向かわないこともあります。

セクシーな格好をするだけで満たされることも。(レースの勝負下着を着てみたりとか、チュニックパジャマの上だけで駐車場に出たりとか(笑))

 

鬱のとき

鬱のときは、性欲下がります。

単純にやる気が出ないときもありますし、不安が理由で後ろ向きになってしまうことも多いです。

自分に自信が持てなくなるので、体を見て欲しくないとか、息が臭いかなとかが心配で、嫌われるのがこわくて、セックスを避けたくなります。

 

混合状態だとしたくなる!?

私は、割と混合状態っぽくなることが多いのですが(≫私の混合状態)、混合状態のときは、ネガティブな割にセックスに向かう言動をすることがあります。

その原動力になる思考は、たとえば、「しないと見放されてしまうかも」「このままだとレスになっちゃうかも」とかです。不安が、行動として出る感じです。

本当にセックスしたいわけじゃないのにするのは、相手を無視しているとも言えますし、良くない行動ですね。

 

 

体から来る性欲

先ほどの”頭”からの性欲とは違って、いわゆるムラムラみたいな、体から出てくる『性欲』は、双極性障害の症状の影響があまり無いような気がしています。

躁でも鬱でも、そのほかのときでも、ムラムラが起こる頻度はそんなに変わらない…という印象です。

 

ただし、鬱のときは減ります。

特に、鬱で出る身体の症状…だるいとか熱っぽいか、というときは全くしたいと思えなくなりますね。

≫双極性障害は【身体症状】もつらい!不調は体や感覚にも出る

 

気分よりも体調の影響が大きいかも

私は、私の体から湧いてくる性欲を自覚するのが、基本なんとなく月に1〜2回くらいなのですが、

(これは多いのでしょうか、少ないのでしょうか…?)

長いこと何年もずっとそんな感じなので、気分が上がったり下がったりしていても、体はマイペースにやっているんじゃないかなと思います。

 

体から湧く性欲には、

  • 体のリズム
  • 体調

の方が、『気分』よりも影響が大きい気がします。

これは双極性障害じゃない人と同じですね。

 

『体のリズム』は、私だと女性ホルモンの波が一つあると思います。排卵日の近くとか、なぜか生理前とか、したくなりますね。

 

また、『疲れていると性欲が増す』とか言われることもありますよね。

確かに、過去を振り返ると、仕事がハードだったり忙かったりストレスが大きかった頃は、ムラムラデー(笑)が増えてたかもしれません(当時は自慰行為多かったかもで…)。

 

産後は、1〜2ヶ月は無でした。その後、レスが心配になるくらいセックスの回数が減ったので、性欲が減ったんだと思っていましたが、思い返せば、月に数日はムラムラするときがあったかもしれません(笑)

 

 

気分と『セックス』の関係

上記で、『気分』と『頭からくる性欲』はリンクしていそうだな、ということをお伝えしました。

しかし、たとえば躁のときの性欲が、必ずしもセックスという結果につながるかどうかは限らないと思います。

 

セックスしたい!となったときに、するかどうかは、相手の都合やタイミングも合う必要がありますよね。

私で言えば、いくら私がしたくても、夫が気が乗らないならセックスにはつながらないです。(私がいつも受け身で…。躁をもってしても、私には夫をリードできる自信がありません…)

ここも、本当に人それぞれだと思いますが、パートナーがいる(付き合っている人がいる/結婚している)と、ブレーキがかかりやすいのではと思います。

 

しかし、もし自分がフリーの身だったとしたら、躁で、しかも性欲がすごくなってしまったとき、誰かセックスしてくれそうな人を探してしまっていた可能性は0とは言い切れなかったかも、と思います。

そうなると、もし、すぐセックスできる人を見つけてしまったら、『気分によってセックスが増える』みたいなことが起こりうるでしょう。

(絶対あとで後悔するだろうけど…。)

 

気分の波があるときは魅力ない

私がレスが不安になって話を出したりすると、夫はよく、「(私が)調子悪そうなときはそういう気持ちにはなれない」と言います。

セックスはコミュニケーションの面も大きいですから、鬱や躁のときなど、まともなコミュニケーションが出来なくなっていますよね

そんなときは、引かれても仕方ないと思います。

 

躁で、自分では「私は魅力的」と思っていても、相手からは魅力的だと思われていないかもです…。

 

 

気分安定薬の『性』への影響

私が飲んでいる気分安定薬は、ラミクタール(ラモトリギン)ですが、飲む前の自分と比べてみて、気分安定薬は『性欲』には影響してなさそうと感じています。

 

頓服薬は『性欲』を減らす

気分安定薬は影響なし、と思いましたが、頓服薬…私で言えば抗不安薬や抗精神病薬、睡眠導入などの『ぼーっとさせる薬』は性欲を減らすと思います。≫処方されている薬

ぼーっとするので、したい気持ちもぼんやり。

するより早く寝たい。みたいなときも。

 

体も心もぼやぼや〜っとしているので、ぼやぼや〜っと、余計なことを心配せずにリラックスしてすることができるのは悪くないですね。

 

『感度』への影響

気分安定薬は性欲には関係なさそう、とお伝えしたのですが、『感度』について言うと、気分安定薬は感度を上げてくれている気がします。

この『上げる』という表現は、『正常に戻る』という意味合いが強いです。

 

私の場合、気分安定薬のラミクタールを飲む前は、いつも熱がある感じというか、だるい感じがありました。

ラミクタールを飲み始めたら、五感が"スッキリ"した感覚があり、「あぁ今までマヒしてたんだな」と思いました。

なので、気分安定薬を飲むと感度が増す、というよりか、マイナスだった人は普通になれる、という意味で『感度が上がる』かもしれないです。

 

 

まとめ

以上を、超ざっくりまとめると、

双極性障害でも、症状が安定していれば、性欲も、性生活も"普通"

でいられる。と思います。

 

やはり、気分の波を抑えていくことが本当に大事ですね!

 

 

▽ぜひ取り入れてほしい生活習慣

【気分の波の抑え方】双極性障害なら絶対やってほしい!症状改善の方法
双極性障害・うつ病など気分障害の【気分の波】を穏やかにする方法です。根本から改善を抑えることを目指しています。双極性2型障害の私が実際にやってみて効果があったのは、『規則正しい生活』と『脳を疲れない』ことです。

 

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