双極性障害の【パートナー】との接し方!彼氏・彼女・夫・妻とずっと一緒にいるために

双極性障害の【パートナー】との接し方!彼氏・彼女・夫・妻とずっと一緒にいるために 人間関係

 

こんにちは。双極性Ⅱ型障害のとび太(@umayano2)です。

 

愛するパートナーが双極性障害。

そんな人向けに、

私が思う「こう接してほしい」と思うことや、「いい関係で続けていくための方法」についてまとめたいと思います。

 

 

双極性障害をパートナーに持つということ

双極性障害(躁うつ病/双極症)は、人間関係を破壊する可能性のある病気です。

そして、『障害』と呼ばれるように、一生治りません。

»双極性障害について

双極性障害はのパートナーを持つということは、同時に、今後ずっと双極性障害とも一緒に生きていかなければならないことを意味します。

 

けっこう”普通”のカップル

しかし、双極性障害の症状をある程度抑えられていれば、特に一般の(双極性障害でない)カップルと変わらないと思います。結婚もできます。

しかし、”普通”なカップルとして過ごすためには、症状改善の努力が必要になります。

 

【障害のシェア】という考え方

双極性障害を2人の問題として考え、チームとして向き合います。

カミングアウトしていることが前提

まずは、パートナーが双極性障害だということをお互いに知っていることが不可欠です。

▽精神疾患を隠していたために7年の関係が破局したことがあります。

パートナーには、精神障害を隠さず正直でいたい。
...

 

チームとして双極性障害と向き合う

双極性障害の症状のせいで何かトラブルが起きたとき、100%双極性障害の本人の問題だとは考えず、問題を二人のものとして考えてほしいです。

身を削る必要は無い

ただし、パートナーは自分を犠牲にする必要はありません。パートナーはパートナーの心身を第一に考えてほしくて、もし余力があったら双極性障害の本人のサポートをする、という気持ちで大丈夫です。

双極性障害の本人は、できることは自分でやるように努力するべきだと私は思います。

 

双極性障害のパートナーの接し方

パートナーにやってほしいと思っていることは、次の3つです。

基本的に見守り
症状が大きいときの「薬飲んだ?」
緊急時の救急

 

パートナーは、専門家が扱う領域(治療やカウンセリング)はしなくて大丈夫です。双極性障害自体やへの対処はプロに任せた方が懸命です。

また、サポートがいきすぎて共依存の関係にならないように注意が必要かと思います。

ちなみに、双極性障害の本人は次のようなことをやるべきだと思います。

  • 薬をきちんと飲む
  • 通院の継続
  • 気分の波や症状改善の努力をする

 »方法の詳細

また、双極性障害の本人が科学的でない治療法をしようとしたときには、同意しないことを私はおすすめします。

 

基本的に見守り

基本的に、パートナーは何もしなくて大丈夫です。

双極性障害の本人を見守ってあげてください。

そして、マイペースに、”いつもどおり”過ごしていていてほしいです。

パートナーが穏やかでいると、それにつられて双極性障害の本人も安定してゆくからです。

 

環境の変化を少なく

できれば、日々、【普段と同じ】を意識してみてください。だいたい同じ時間にご飯を食べたり、急な予定変更はなるべく避ける、…など。

双極性障害の人は環境の変化につられて不安定になったり、相手のほんの僅かな変化を敏感に取り込んだり、敏感なように思います。「いつもと違う」という波が、鬱でも躁でも、波を大きくしてしまうのです。

しかし、本人がその敏感さを自覚していないことが多いかもしれません…。

 

新しいことや、いつもと違うことをするとき

すこし丁寧に進めてみてほしいです。

  • 少しずつ、徐々にやる
  • イベントとイベントの間を空ける
    (例:旅行の前後には休養日を設ける)
  • 疲れない程度の予定を立てる
    (特に徹夜は避ける)

 

 

症状が大きいときの「薬飲んだ?」

双極性障害は脳の障害で、薬の服用が必ず必要なので、薬をきちんと飲むことは双極性障害の本人の義務だと私は思っています。

薬の服用に関しては厳しく接してほしいです。

 

薬、飲んだ?

薬のことをすっかり忘れてしまっていることがあります。そんなとき一声かけてあげてください。

たとえば私は、朝から鬱っぽい鬱っぽいと思いながら、午後になって号泣してやっと「あ、薬飲み忘れてた」と気づくことがあります。あるいはイライラがひどいと思ったら、薬のことを忘れて朝からいろいろなことをやりすぎて疲れていた、ということもあります。

薬を毎日忘れずに飲むということは双極性障害の人には意外と難しくて、鬱にしろ躁にしろ、気分の波があるとすっかり頭から抜けてしまうことがあります。

なんかいつもと違うな、と思ったときでいいので、「薬のんだ?」と声をかけてもらえると助かります。

 

頓服薬について

双極性障害の人に処方される薬には、毎日のむ薬(気分安定薬)の他に、症状が強いときに飲む薬(頓服薬:抗不安薬や抗精神病薬、睡眠剤など)があります。

そのような頓服薬は早く効き始めるものでも30分はかかると思います。

薬が効いてくるまで待つのは大変かもしれませんが、とりあえず横になることを勧めたり、相手のペースに合わせたり、気持ちや意識をそらしたりしてみて時間を稼いでみてください。

本人が、頓服薬の量の見定めに失敗することもあります。

私は、鬱のときには薬が効きすぎたらどうしようと不安になって薬の量が少なすぎたり、あるいは投げやりになって飲みすぎてしまったりします。躁のときは飲まなくて大丈夫っしょ!と思ってしまうこともあります。

失敗してしまったとしても、一緒に対処法を模索していってほしいです。

 

 

緊急時の対応

双極性障害の症状で、自傷とか自殺とか、むちゃな言動とか、普通でないことをしようとすることがあります。そんな緊急時には、同情せず、飲み込まれず、淡々と対応してみてください。

緊急時にすることは基本的に、とりあえず「やっちゃダメだよ」とSTOPをかけ、薬を飲ませ、必要があれば傷の手当てをしたり第三者を呼ぶことだと思います。

理由はなんであれ、パートナーがその理由に入り込んだり、同情しない方が懸命です。事態がもっと悪化したり、八つ当たりされたりしてしまう可能性があるからです。

 

自傷・OD

刃物で体を切りつけるもの(リストカット・アームカットなど)や、OD(薬を大量に一気飲みする)、過食や過食嘔吐などがあります。衝動性が抑えられなくてやってしまいます。

自殺

双極性障害は自殺率が高いです(20%以上と耳にしたことがあります)。本人に悩み事や辛いことがなくても、軽い気もちで死のうとすることがあるのが、うつ病の自殺と違う点だと思います。

 

自傷にしろ自殺にしろ、「なんでそんなことするの?」「どうしたの?」「何があったの?」とか、訊きたいことがあるときは、十分に落ち着いてから声をかけてみてください。

 

入院について

精神科への入院については、私は経験したことがないので正確なことは分からないのですが、救急車で運ばれたり、警察のお世話になったり、医師が判断したときに入院できるようです。

自分で希望して精神病棟に入院したという話も聞いたことがあります。どうしたらいいか分からないときはかかりつけの医師に電話してみるのがいいと思います。

緊急時は、お互いの関係を守るためも、一旦距離を取ることが必要だと思います。

 

 

抱きしめる、それだけでいいときもある

双極性障害の人が波に飲まれてしまい、どう声をかけたらいいのか分からないこともあると思います。

激しく症状が出ているときは、本人も自分がどうしたいのか、どうすればいいのか分からないこともあります。

そんなとき、抱きしめてみてください。

何も言葉は言わなくても大丈夫です。

私は、数分抱きしめてもらっただけで、すっと落ち着き、抱きしめてもらうってすごいなぁと感じています。

 

 

最後に

以上、双極性障害のパートナーへの接し方でした。

双極性障害が原因で悲しい結末になるカップルが少しでも減ったらいいな、という気持ちで書きました。

 

パートナーの方にはご負担をおかけしますが、

力を貸していただけたら嬉しいです。

 

この記事で書いたことは、一番近くにいるあなただからできることだと思います。

きっと、最強のふたりになれると思います。

 

photo:paul-gilmore-hO0pA0TwTwE-unsplash

 

 

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