双極性障害での妊娠はこんな感じでした!【実際】妊娠中の薬・症状・通院

双極性障害での妊娠はこんな感じでした!【実際】妊娠中の薬・症状・通院 妊活~妊娠

 

こんにちは。とび太(@umayano2)です。

現在妊娠中で、34週になりました。

一昨日、妊娠中最後の精神科の受診が済んだので、ここで一度、妊娠中の精神科通院についてまとめたいと思います。

 

妊娠中に飲んでいる薬

気分安定薬のラミクタール(ラモトリギン)

双極性障害の治療薬としてはこれオンリーです。

量:200 mg/日(100 mg錠を朝と晩に1錠ずつ)

ラミクタール以外の薬(私の頓服薬)は、妊娠前には飲むことがありましたが、妊娠が分かってからは一切飲んでいません。

ラミクタールの服用について医師に相談した内容は後述。

 

〈精神の薬以外に飲んだもの〉

  • 葉酸のサプリ:妊娠初期
  • 張りどめのウテメリン5 mg(3錠/日):34週~35週

 

妊娠の経過

2019年4月頃から妊娠し、2020年1月末に出産予定ですが、いまのところ経過は順調です。

ただ、尿糖が妊娠7ヶ月ごろから「+」になってしまい、続いています。過食嘔吐は減ってきましたが、やはり糖質を食べすぎなところがあるのかもしれません…。

 

胎児の発達

妊娠前(妊活中)からもラミクタールを飲みながらでしたが、胎児の奇形や異常などは指摘されていません。赤ちゃんが平均より「大きいね」とは何度か言われました。

胎動もあり、妊娠後期になってからはとても元気に動いています。

 

妊娠中の双極性障害の症状

妊娠中、非常に安定しています。

”妊娠中は気分が安定する”と聞いたことがあったのですが、その通りだなと感じています。特につわりが収まった後からですね。

双極性障害と診断されて以降はじめてくらい安定し≫月次レポート2019年8月、人生でいちばん穏やかな日々を過ごしているかもしれません。

鬱や躁などの「気分の波」が出ることはありますが、半日~1日で自然と治まるような波でした。

 

妊娠の安定化パワーのすごさを感じたのは、「体調が悪いときでも気分が落ちなくなった」ことです。妊娠前だったら、体調につられてメンタルが引っ張られてしまうことが多々ありましたが、妊娠中は体調が悪くてもあまり気分が落ちないように感じています。

 

眠りの浅さ

不眠についてですが、やたらのどが乾いたり、胎動で目覚めたり、という風に、目覚める回数は増えたかもしれません。が、すぐまた眠れています。日中も2時間くらい昼寝をしていますが、夜も眠れますね。

妊娠前から、眠りは浅い方だったので、そこまで深刻には感じていません。睡眠導入剤(寝付きを良くする薬、私はゾルピデム)を飲みたいな~と感じる日も稀にあるのですが、飲まなくてもいつの間にか寝れています。

 

 

精神科の通院の記録

妊娠中、通院は5回でした。

 

途中、転院

7月から新しい精神科に通っています。双極性障害と診断されてからずっと通っていたメンタルクリニックを離れるのは非常に不安でしたが、新しい精神科にはいまのところ問題なく通えています。

転院のときは、紹介状を何度も書いてもらったり、途中で病院の候補を取りやめたりしたために想像以上に時間がかかり、精神的なエネルギーも消耗しました。下の記事はそのときの記録です。

双極性障害になってはじめての【転院】に3ヶ月もかかってしまった話
...

 

治療費は1ヶ月600円以下

しかし、転院した新しい精神科は自立支援制度が使えるので、診察費、薬代ともに1割負担になり、とても助かっています。

ちなみに、12月の診察代は190円、薬代はラミクタール90日分で1620円でした。

ちなみに、私の住んでいる市では、「妊産婦医療福祉費助成制度(マル福制度)」というものがあります。産婦人科からの紹介状があれば、他の病院でも適用になるもので、産婦人科で精神科への紹介状を書いてもらった覚えがあるのですが、適用になっていないのかな…?それともただ上限(1回600円、月3000円)に達していないだけかな…?と、今の所精神科でこの制度を使った感じはありません。

 

通院の間隔

私は、薬が確定している感じなので、通院の間隔はできるだけ長くとってもらいました。薬が処方できる最大量(90日分)を出してもらう感じですね。

そうすると、通院はだいたい3ヶ月に1回なのですが、転院したときの前後は、受診の回数は増えました。

転院前のメンタルクリニックでは紹介状とか薬が足りないといった理由で何度もお世話になりました。転院後の最初の1回は1ヶ月(初診の場合はMAX量は処方できないのかな?と思っています)で次の診察となりました。

 

産前産後は診察をずらしてもらった

新しい精神科になってから、7月、8月、11月、と受診。次は3ヶ月後の2月上旬の予定でしたが、出産予定日が1月末のため2月上旬はどうなっているか分からない…ということで、2ヶ月早めの12月に妊娠中最後の受診をしました。次回は3ヶ月後の3月(産後)に受診する予定です。

産前・産後の受診が無くなったので、「赤ちゃんどうしよう?!」とか「産後は体力的に死んでそう…診察行けるかな」とかいう不安が無くなりました。

 

ちなみに、非常時(急に受診したいとき)に予約無しで受診できるか訊いてみたところ、「電話を入れてくれたら、隙間に入れられるようにしたいと思います」と言ってもらえました。私が今通っている精神科は入院などはできないのですが、もしも「産後うつ」になってしんどいときとかも、診察予約が無くても診てもらえると思うと、安心しました。

 

 

診察で主治医に質問したこととその回答

妊娠中は、特に薬(私はラミクタール/ラモトリギン)の服用に関することを質問していました。

 

▽ラミクタール”以外”の双極性障害の治療薬についてはこちらの記事をご覧ください

双極性障害の【妊娠】と【薬の服用】①妊娠中にオススメなのはラミクタール
...

 

妊娠中の服薬について

妊娠前から、私は気分安定薬を妊娠中に飲むことがすごく不安で、「妊娠中は断薬しなければならない」と思い込んでいました。もし断薬するのなら期間は最小限にしたい、でも、不妊の体質と言われていたので、いつ妊娠できるかもわからない。

 

主治医に「妊娠中のラミクタールの服用はどうしたらいいか?」と相談してみました。

〈主治医の回答〉

  • 私は、妊娠・出産の間も(ラミクタールを)飲み続けてもいいと思います
  • 産婦人科医が薬を止めたほうがいいと言うなら、そちらを優先して

とのことでした。

 

産婦人科の主治医(不妊外来の医師と、産科の医師)は、どちらも服用しながら妊娠OKという回答でした。

どの医師にも共通していたのは、薬を飲むリスクはゼロとは言えないけれど、母体の安定というメリットを優先する、ということでした。

 

▽医師とのやりとりの詳細はこちらの記事内の【経験談】に記載しています。

双極性障害の【妊娠】と【薬の服用】②薬は飲んでいい?主治医に確認してみた
...

 

妊娠中のラミクタールの量について

こうして私は、ラミクタールを妊娠中も飲むことにしました。妊娠前のラミクタールの量は200 mg/日です。

200mg/日は多くないか?減らせるか?と気になりました。

〈主治医の回答〉

  • 以前通っていたメンタルクリニックの主治医:
    「ラミクタールは200 mg飲んで、それで効果がある。それより減らしたら意味がない。」
  • 今通っている精神科の主治医:
    「このラミクタールの量は少なくはないですが、これを減らしたからといって…。」
    (減らしたことで奇形とかリスクがどれくらい減るかというと、知れていますね、という意味かと思います)

このため、私は妊娠前と同じく、200mg/日を飲み続けることにしました。

 

服薬しながらの授乳について

妊娠が進むに連れて、赤ちゃんが生まれたら母乳をあげてもいいの?という疑問が湧いてきました。

 

〈医師の回答〉

  • 以前通っていたメンタルクリニックの主治医:
    「母乳に移行してしまうので、母乳はなるべく飲ませない方がいい」
    (「ラミクタールは確実に母乳に移行する」「赤ちゃんがぼーっとしちゃうかも」、ということも仰っていました。)
  • 今通っている精神科の主治医:
    「今の段階ではデータが足りなくてなんとも言えない」
    (一度、質問を持ち帰って調べてくださり、次の診察で教えてもらいました。各自の判断になってくるそうです。)
  • 産婦人科の主治医:
    「授乳できるけれども、もし心配なのであれば他の方法にしてみては」

 

 

ネットやツイッターでいろいろ経験談を探すと、母乳は一切あげなかった人、ラミクタールを飲みながら授乳していた人、様々いるんだなぁと知りました。双極性障害で妊娠中の人の闘病アカウントをフォローすると、リアルな情報が格段に集めやすくなるのでおすすめです。

ラミクタールは双極性障害の治療薬としては比較的新しい方なので、主治医の言っていた通り、データが少ない(現在の妊婦でデータを集めているところ)ようです。

 

母乳は一切あげないことに

主治医たちの意見を受けて、私は、産後、入院中の何日間かだけ初乳をあげてその後ミルクに切り替えていくことを考えていました。

しかし、助産師さんと相談して、「生まれたその日から完全ミルク育児」にすることにしました。

母乳はあげないことになりました―ラミクタールを飲みながらの授乳について
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産後うつでお世話にならないために…

以上、私の妊娠中の精神科通院についてまとめました。

 

妊娠中は、ラミクタールと妊娠パワーでガッチリ波が安定されていましたが、産後はどうなることやら…。

ふつうの人(健常者/双極性障害出ない人)だって「産後うつ」になるのだから、双極性障害持ちの私なんか、もうほぼ鬱になると思っていたくらいがちょうど良さそうですよね。

鬱になる前提で、いろいろ考えていきたいです。

 

赤ちゃんが24時間いる生活、自分の体調の激変、親との関わりの変化など、、、不安はたくさん思いつきますが、できるだけメンタルを保っていけたらいいな…と思っています。

 

自分のペースでゆっくり過ごす。

たくさん周りの人に頼る。

 

また、自分の生き方と向き合う日々が始まりそうです。

 

 

 

それでは、最後までお読みくださりありがとうございました。

私の経験がなにか役に立てたらと思っています。ご質問などありましたらお気軽に^^

 

 

▽これから妊娠を考えている人へ

【妊娠を考えている】双極性障害の人に伝えたいこと・意識すべきこと
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▽気分安定薬などの妊娠中の服用リスクについて

双極性障害の【妊娠】と【薬の服用】①妊娠中にオススメなのはラミクタール
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