こんにちは。双極性Ⅱ型障害のとび太(@umayano2)です。

双極性障害だと診断されたけれど、どうしたらいいんだろう?
そんな人向けに、【とりあえずこれだけはやってほしい】と思うことを、まとめました。
- 自立支援制度の申請
- カミングアウト
- 症状(気分の波)改善
の3つです。
目次
①自立支援制度は絶対おすすめ
双極性障害でできる手続き関係で迷わずおすすめしたいのは、「自立支援制度」です。
※『自立支援医療制度』と言うことも。
自立支援制度を使っているかどうかで、治療費のかかり方が断然変わってくると思います。
私の住んでいる自治体では、診察代や薬代が1割負担になり、おかげで、毎月の治療費が600円くらいで済んでいます(神!)»お金のこと。
手続き方法
自立支援制度の手続きは、住んでいる市町村の窓口に問い合わせるのがいちばん確実で、手っ取り早いと思います。
私の住んでいる市では、市役所の障害福祉課で手続きできました。 |
何度も行かなくて済むように、役所などの窓口に行くときは、あらかじめ電話で持ち物などを問い合わせておくのがおすすめです。
▽自立支援制度を申請したときの話(精神障害者手帳や障害年金などの経験談もこちらで)
https://umayano.com/application
②双極性障害のカミングアウト
双極性障害は、自分もしんどいですが、他の人にもたくさん迷惑(被害?)をかけてしまうのもしんどいですよね。
私は、「迷惑をかけるから、双極性障害は自分でなんとかしなければならない」「ひとりで生きていかなきゃ」…と思っていました。
なので、カミングアウトするのがとてもこわかったです。
▽実際にカミングアウトしてみたらこんな感じでした。

打ち明けるべき人
もしまだカミングアウトをしていなければ、いちばん「身近」で、いちばん「双極性障害の影響(被害)を受けそうな」人、たとえば、恋人、家族、友人などでそれに値する人に、双極性障害と診断されたことを打ち明けてみてください。
※精神疾患に偏見があったり、根性論で「頑張れば治る」とムチ打ってくる人とか、「薬はダメだよ」と服薬を阻止しようとする人とかには、打ち明けなくても良いと思います。ちなみに私は家族には長いこと伝えていませんでした。≫母に打ち明けた話
カミングアウトと一緒に”プチ説明”を
「双極性障害なんだ」とカミングアウトしたときに、相手は「ふーん、それで、どうしてほしいの?」と思うかもしれません。
「こう接してほしい」ということを伝えておくのがおすすめです。
また、次のようなことも伝えておくと理解してもらいやすくなるかもしれません。
- 薬を毎日飲む必要があること
- どんなときに、どんな症状が出がちか
- 気分の波(症状)が大きいときにはどう接してほしいか
私は、夫へ話を切り出しにくいときは、「家族会議しよう」と、少し改まると伝えやすいです。



③症状(気分の波)の改善
通院以外に、私が意識してやっていることを紹介します。
薬は毎日、必ず
まずは、処方された薬を、医師の指示どおりに飲みましょう。
(双極性障害では、気分安定薬や抗精神病薬など≫私が飲んでいる薬)
双極性障害は「脳」の障害で、ある意味生まれつきのものですし、努力だけでは限界があると思うからです。
勝手な断薬は絶対だめです。
波と波の間の、症状が落ち着いているときでも、【必ず、毎日飲む】のが大切だと思います。
でも、けっこう難しかったりするので、普段から飲み忘れ対策を。
日々の過ごし方
毎日、上がったら下がる、下がったら上げる…では、私は上手くコントロールできませんでした。
波が出ていない『普段のときの過ごし方』がとても大切なんだと感じています。
▽私のベストな方法はこれです。



記録をつける
記録方法はなんでもいいので、気分の波や体調、出来事などの記録をしておくのがおすすめです。
自己管理能力がUPしますし、診察で医師に見せると説明もラクになると思います。
たとえば、
- 睡眠覚醒リズム表
- アプリ
- 手帳
- ブログ
など。
続けやすい方法がいちばんです。
▽おすすめ記録ツールと選び方のポイント



『双極性障害と診断されたらまずやってほしいこと』まとめ
もう一度まとめると、ぜひ取り入れてほしいことは、
- 自立支援制度の申請
- カミングアウト
- 症状(気分の波)改善
でした。
この記事で紹介する方法で闘病の土台を作っておくと、その後の双極ライフが快適になると思います。
一気にじゃなくていいので、少しずつ、できる範囲でやってみてください。


お互いに、症状改善をコツコツやっていきましょう!
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