『薬を飲まないで生きていく』という選択について

『薬を飲まないで生きていく』という選択について 精神科・くすり

 

まとまってません。

 

精神疾患になったら、

『薬を飲むのと飲まないのどっちがいいんだろう?』

ということについてです。

 

 

***

 

私は双極性II型障害で、毎日、気分安定薬(ラミクタール)を飲んでいます。

そして、たまに飲む頓服薬として、抗不安薬や睡眠導入剤を使っています。

≫私が処方されている薬

 

 

薬を飲むという選択

『薬を飲む』

これは、自分で決めています。

それこそ、『一生』って言ってしまうくらい、真剣に。

 

薬を飲む方が、確実に、私と、私の大切な人の人生を守れると思うからです。

脳の神経細胞を守ることができる、というのも嬉しいですね。≫双極性障害の遺伝②

また、気分安定薬のラミクタールを飲むと、断然、体が楽!というのも大きいかもしれません。≫ラミクタールを飲まないと熱っぽくだるくなる

 

 

薬がなくても生きていける?

でも、もしかして、

『薬が無くても大丈夫なんじゃないか』

という議論が、私の中で浮かぶことがあります。

 

たとえば、誰かが、

「私は絶対薬を飲まないよ」

と言ったとき。

 

あるいは、誰かを見て、「絶対この人精神疾患持ってるけど、薬無しでやっていけてるんだ…」などと思ったときです。

例えば、母や、祖母。「私も歳取れば自分でコントロールできるようになるのかな」と思えてしまいます。

(※母や祖母はおそらく双極性障害が、気分循環性障害みたいな面があって過去には精神科に罹ったことがあるのですが、今は精神科には行かず“ふつう”に生活しています。私がみるところ、歳をとって生きるのが上手になったことや、自営業なので自分にストレスが少ない環境なのが、気分を安定させているのかなぁと思っています。)

 

薬に頼らないことの魅力

薬を飲む派の私ですが、

薬を飲まなくて済むなら、やっぱり、飲まない方がいい(うれしい)です。

 

通院する手間や労力、お金もかからないですし、薬の副作用に怯えたりしなくて済みますから。

頓服薬は、波を抑えてくれますが、毎回のように「薬を飲もうか、飲まないか、どうしよう」という悩みが新たに生まれ、それでメンタルが不安定になったりすることもあります。

症状を抑えるためなのに、かえって症状を増やしてる。

(そもそも精神的に安定している“普通”のときは、『薬を飲むか飲まないか?』についてそんなに悩んだりしないので、ただ波の中にいてそう思ってしまう思考になってしまっているだけなのですが…。≫普通の状態って?

 

 

双極性障害の人には薬を飲んで欲しい理由

 

双極性障害だと、気分安定薬が処方されると思います。

 

気分安定薬を飲みたがらない人がいたら、私はどうするか。

私は、真面目に本気で、薬をお勧めすると思います。

 

理由のひとつは、双極性障害が由来の、苦しみやストレスが減る、といった、直接的なもの。

 

ふたつ目は、『死ににくい』こと。

私の都合ですが、「この人、わりと精神持っていかれて死にそうだ」と知ってしまったら、見てむぬふりをして気持ちよく生きていくことができません。

(実は、一回痛い目見たら分かるとか、限界になれば薬飲み始めるだろう、とか、魂の強さ的なものに期待もしてしまいますが…。)

 

でも、やっぱり精神疾患は病気…“体質”と言いたいのですが…なので、ひょいっと死ぬことも全然ありうると思うんです。自分もそうです。

一回の波が、死につながることもあるので、『その時耐えればなんとかなる』の思考を減らして欲しい。

「大丈夫大丈夫、こないだも大丈夫だったんだから〜…。」が、通用しないかもしれない。

 

3つ目は、周りの人にかける迷惑が断然、減ること。

自分が良ければいいとかじゃないと思うんです。

過去の私には、

「周りの人に負担(迷惑)をかけないでくれ〜!早く精神科行って薬飲め!」

「薬飲むこと(気分の波や症状を抑えること)は、大切な人を大切にすることだよ。」

と言いたいです。

 

 

 

飲むか飲まないかを決める基準

 

精神疾患の薬(気分安定薬にしろ、抗不安薬や抗鬱薬などにしろ)は、飲むかどうかは、

メリット、デメリットの確かなものをなるべく多く集めて、

感情入れずに比べてみて、決めたら良いのだと思います。

(感情を入れない、というのは、たとえば「こわいから」とかです。)

 

迷ったままでも良いと思います。

いっかい自分の体で試してみて、合わなかったら止めたらいいのですから。

薬が規定量(効き始める量)までいけるかも分かりませんし、さらに、薬の合う合わないは何回も飲んでみて分かってきます。

 

究極は、死にたくないうちに死ななければ良いのでしょう。

後悔とか無い死に方なら。

(「死にたい」「死のう!」というときは、不安定になっている、つまりそういうときに決め事はしないほうがいい)。

 

 

まとめ

 

最後に、繰り返しですが、

『薬を飲むか飲まないか』

は、精神的に落ち着いているときに考えたり、決めたりすべき、と思います。

 

精神疾患持ちの人は、自分の気分が自覚できないときもあるので、自分が信頼できて『正しい』判断ができる人から見た『今の気分』を優先するのが良いと思います。

(私の場合は夫や、深く語り合える友人です。親など、家族の意見はあまり受け取っていません。私の家族内の“普通”は、普通じゃないと思うこともあるからです。)

 

 

以上です。

それでは、お読みくださりありがとうございました。

 

 

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