気分安定薬を飲み始めてどう変わる?「気分の波」1年半分総まとめ!

薬の飲み始め~これまでの「気分の波」まとめ(2018.01-2019.08)双極性障害 双極性障害

 

こんにちは。双極性Ⅱ型障害のとび太(@umayano)です。

 

気分安定薬を飲むと、「気分の波」は実際どんな風に変わるのか?

効果はあるのか?

どのくらい経ってから効き始めるのか?

・・・

 

私は気分安定薬を飲み始めた頃、このような不安を感じていました。

それから1年半経ち、安定した生活ができるようになりました。

 

 

本記事では、気分安定薬を飲み始めた頃~波が安定した現在まで(2019年8月)の、約1年半の記録をまとめたいと思います。

 

※私の経験したことを元にしています。

経過のたどり方は人それぞれであることをご留意ください。

 

 

ぜんぶ並べてみました

 

薬を飲み始めてどう変わった?これまでの「気分の波」をまとめます!双極性障害

△青い線が気分の波のグラフを表しています。左上から右下に向かって新しくなります。それぞれのグラフでは、左側が「うつ」、右側が「躁」を、「-2」~「+2」の5段階で示しています(詳細はリズム表の書き方へ)。

 

 

最近まで、『混合状態』の記録の仕方が定まっていなかったので

線が真っ直ぐなところは安定していて、がじゃがじゃしているほど、気分の波が大きかったところです。

黄色いマーカーを引いているところ(薄くて見にくかったらすみません;)は、波が激しかったところです。

 

薬(気分安定薬)の服用開始

 

私が気分安定薬のラミクタールを飲み始めたのは、2018年2月5日です(下図①)。

双極性Ⅱ型障害という診断をもらった日です。27歳でした。

気分安定薬を飲み始めてから波はどう変化する?いままでの総まとめ!双極性障害

それから、少しづつ増量してゆき(②~④)、

「薬が効き始める量」の 200 mg/日になったのは、飲み始めから2ヶ月半後でした(⑤)。

 

2ヶ月半かかりましたが、これでもおそらくラミクタールの場合では最速に近いと思います。

 

増量している間は、副作用に怯えて過ごす毎日でした。

重篤な副作用が出て、救急車で運ばれるようなことになったらどうしよう。。。職場(牧場)に迷惑をかけてしまうし、親が私を連れ戻しにきてしまう…などと悪い想像ばかり膨らませていました。

 

「とんぷく」について

ベースに飲んでいるラミクタールの他に、波が大きいときには「とんぷく」薬(以下頓服薬)として、抗精神病薬や抗不安薬を使っています。

【処方されている薬】どんな薬を飲んでいる?双極性Ⅱ型障害とび太の例
...

 

頓服薬を本格的に使い始めたのは、初診から約半年後でした(2018年7月頃)。
  

 

薬はいつ効いてきたのか?

気分安定薬を飲みはじめてから、気分の波が落ち着いてきたのは、ラミクタールが最大量の 200 mg/日になった前後でした。

安定し始めた気がする?気分安定薬を飲み始めるとどう変わる?「気分の波」総まとめ!

その後また荒れていますが、理由については後述します。

 

体の楽さも感じられるように

 

ラミクタールが「効き始める量(200 mg/日)」なったころ、すっ…と、「あ、なんだか楽だな」と感じられたように記憶しています。

脳のノイズや、頭がキツい感じがすっきりした感覚がありました。

 

でも実は、ラミクタールを飲み始めたばかりの頃は、飲み始めても全然効いている感じがしませんでした。

それは、ラミクタールの量が「効き始める量(200 mg/日)」よりも全然少なかったので(25 mg/日とか)仕方なかったと思います。

 

今でも、薬を飲み忘れると途端に体(脳も含む)がしんどくなります。

飲み忘れの恐怖!薬がないと何もできない!双極性Ⅱ型障害の経験談
...

 

気分の波が安定したことを感じるよりも先に、まず体のラクさが感じられましたね。

 

安定期間は長く続かず…

ラミクタールが最大量になった頃、最初の安定が訪れましたが、その後1ヶ月もしないうちにまた「波」がやってきました。

でも、その波の後にはまた、気分の波落ち着いていた期間が訪れました。

安定した期間 気分安定薬を飲み始めてどう変わる?「気分の波」総まとめ!

安定した期間は、数ヶ月おきに、とぎれとぎれでした。

 

安定が続かなかった理由

薬を飲んでいるのに、波に襲われた。

「・・・それって、薬が効いていないんじゃない…?」

と思われるかもしれません。

 

確かに、一度安定したのにも関わらず、何度も波は大きくなりました。

 

でも、波が大きくなってしまったのには、理由があるんです。

「波を大きくする原因がありすぎた」

これに尽きると思います。

 

薬を飲んでいたのに波に襲われた理由

大荒れの夏 気分安定薬を飲み始めてどう変わる?「気分の波」1年半分総まとめ!

△2018年夏の荒れ具合はやばかったです;

 

大荒れのときも、薬は確かに効いていたんだと思います。

薬を飲んでいれば脳が楽になるのを感じていましたし、日ごとの波はありましたが『躁や鬱のエピソード』が再燃することもありませんでした。

 

でも、薬を飲んでいても波が抑えられなかったのは、薬のキャパを上回る負荷(ストレス)があったからだと思います。

 

波が荒れていたときに、どんなストレスがあったかというと…

大波の原因 気分安定薬を飲み始めてどう変わる?「気分の波」1年半分総まとめ!

 

  • 仕事
    …職場の騒音、人間関係(退職する旨を伝えたとたん、すっと楽になったのでストレスを感じていたんだなぁと思いました)
  • 環境の変化
    …半年の間に3度の引っ越し、同棲、結婚、実家で同居
  • 将来への不安
    …夫と二人して住所不定無職になってしまう?就活したり止めたりの疲れ

 

できるだけ負荷を抑えようとしていたとはいえ、頓服薬もかなり使いましたし、薬と夫の協力を得てなんとか乗り越えた、という感じでした。

 

障害に慣れることもストレス

生活リズムも、住んでいる場所も、人間関係も、まさに激動でしたが、

それに加えて、双極性障害になった自分に慣れることも、負担のベースにあったかもしれません。

 

双極性障害になったショックをまだ引きずっていたとも言えます。

この1年半ほどは、「症状改善」に必死でしたから。

 

「双極性障害としての生き方に適応してゆくこと」は、「今までの生き方を変えること」と同じ。

楽になったこともたくさんありましたが、双極性障害と診断されていなかったら無かったこともまた、たくさんです。

 

まとめ

双極性Ⅱ型障害 気分の波1年半分総まとめ!

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主治医から言われたこと。

 

安定 = 薬 + 環境

 

気分の安定は、薬だけでは叶えられない。

私も実感しています。

 

ストレスの大きい環境も波を大きくしますが、

環境の『変化(大きな出来事・ライフイベント)』も波を大きくすると言います。

その内容がハッピーかそうでないかに関わらず、です。

私も、記録を振り返ってみると、自分が思っていた以上に「環境」の影響を受けていたんだなと感じました。

 

そして、いちばん最近の2019年5月以降は、これまでで1番、安定していた期間でした。

しかも、抗不安薬などの「とんぷく」に全く頼っていません。

こんな風に安定しているのは、まさに今「環境が安定しているから」だと思います。

 

因みにどんな生活かというと、代わり映えしない、ルーティンをこなして過ごす日々です。

同じくらいのリズムで起き・食事をし、同じくらいの睡眠を取る。

日中はマイペースに過ごし、疲れたらすぐ休む。

ときどき「暇」を感じるくらいの余裕もありました。

逆にいえば、今後また状況が変われば、また波が立つのかもしれませんね^^;

 

 

 

以上、1年半の記録のまとめでした。

最後までお読みくださりありがとうございました。

 

今、波の中にあって苦しい人には、自分に合う薬を見つけたり、環境を整えたりしてほしいと思います。

時間はかかるかもしれませんが、薬と環境が整うと、きっと、自然に波は落ち着いてきますよ。

 

 

 

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▽双極性障害ライフの土台作りに

「人生終わった…」双極性障害と診断されたら読んでほしい記事まとめ
「双極性障害になったらまずどんなことをしたらいいか」をまとめました。双極性障害と診断されたばかりの人はもちろん、症状改善を目指している人などにも活用していただけると思います。内容は全て私が実際に経験したものを元にしています。

 

 

 

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