飲み忘れの恐怖!薬がないと何もできない!双極性Ⅱ型障害の経験談

飲み忘れの恐怖!薬がないと何もできない 双極性障害 気分安定薬 双極性障害

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こんにちは。双極性Ⅱ型障害のとび太(@umayano)です。

 

今回は失敗談です。

昨日はうっかり気分安定薬を飲み忘れてしまいました。

 

薬を飲まないで過ごす時間は、涙が出るほど辛かったです。

 

 

この失敗をきっかけに、これまでの経験も振り返りまがら、私の「薬の飲み忘れ」の傾向をまとめたいと思います。

 

私と同じしんどい状況にならないためにも、皆さんもどうぞ、薬の飲み忘れにはお気をつけてくださいね。

 

 

私にとっての薬の飲み忘れ

 

ここでは、「薬」とは、毎日必ず服用する薬のことを指します。

私にとっては、気分安定薬のラミクタールです。

 

「飲み忘れ」とは、薬を飲み忘れて、次に薬を飲むタイミングや、誰かに指摘されるまで気づかなかったときのこととしたいと思います。

たとえ飲み忘れていたとしても、しんどい症状が出る前に気づき、対応できたときは飲み忘れとしません。

「ナイスカバー!」です。

 

 

 

 

飲み忘れるとどんな症状がでるか

 

一言でいうと、「何もできない」状態になります。

横になっていても、休むこともできない。

 

薬を飲んでいないと、薬を飲み始めるよりも前の自分(双極性障害と診断される前の自分、うつの自分)に戻るのかというと、でも実際は、そうでもあるし、そうでないこともある、という曖昧な感想です。

 

「薬が無い=うつ」

というイメージを持っていたのですが、「うつ」と一括りにしていいのか迷います。

私は、体のしんどさは感じるものの、自己否定や希死念慮といった、「気持ちの面でのうつ」があまり自覚できていないからです(でもきっと、薬を飲まない日が何日も続いたら、うつになります)。

他の人から見たら、だるそうでふさぎ込んでいるように見えるので「うつ」と言っていいのかもしれません。

 

 

それでは、私が薬を飲み忘れるとどうなるか、具体的に紹介します。

自覚症状

 

とにかくしんどいです。ひたすら体がキツイ。

 

私は身体症状が強めなのか、それとも自分の気持ちに疎いのか分かりませんが、体の症状が多く感じられます。

気分安定薬によって落ち着かせていた脳が、暴走している、または働きが落ちている感じがします。

 

 

 

①熱がある感じ

ふらふらします。とにかく起き上がるのが辛い。くるしい。ひたすら横になっていたい。

疲れやすい。

また、休んでもリラックスできません。

体は横になっていたとしても、頭も体も休まっている感じがしません。

疲れ過ぎると休めない感じに似ているかもしれません。

 

②涙が出る

しんどいと自覚しているときの「つらい…」という涙もあれば、

しんどくないのになんでだか涙が出る、ということもあります。

人と顔を合わせたり、会話をきっかけに涙が止まらなくなったりします。

体が「しんどい」とSOSを出しているのだと思います。

 

③脳がおかしい

視野が狭くなります(視野狭窄)。一緒に、脳ミソが少し上の方に浮いているような、頭蓋骨の中でキツいような感覚もあります。脳の障害ゆえの特徴なのでしょうか。

感覚が遠く、暑いとか寒いとか、空腹とか、わからなくなります。

息苦しさが出たり、力が入りにくい(脱力。頑張らないとできなくなる)、体がこわばり、緊張している感じがあることもあります。

何かしようとしても手に付かないのに、ゆっくり休むこともできません。注意散漫で、多動(頭の中だけ多動のときもある)、記憶が弱く(一時的な記憶が無くなることも)

になりがちです。ADHDのようだなと感じることがあります。

脳が暴走しているんだと思います。

 

 

他の人から見て

 

「余裕がない」感じに見えています。

 

薬の飲み忘れに気づいてくれるのは、一緒に暮らしている夫です。

双極性障害の診断を受けてから「私の様子がおかしかったら、薬を飲んだか訊いて欲しい」と頼んでおり、気づいたときに私に教えてくれます。

 

夫が教えてくれた、薬を飲み忘れているときの私の様子です。

 

表情がいつもと違う

「まぶたがいつもよりエキゾチック」という表現をされたことがあります。

目と眉毛の間に三角形のくぼみができ、二重が濃く見えるそうです。

困ったときの馬や、犬が見せる目の感じに似ているかもしれません。

 

 

泣き出す

「しんどい」といって、涙を流している。

それを見て「薬飲んだ?」と訊いてくれます。その言葉で私はハっとします。

 

イライラ食べ

薬を飲み忘れると、普段とは違う食行動がでます。

無言で黙々と口に運ぶ感じです。

 

噛む音も違うそうです。

特に、歯がカチッカチッと当たるような噛み方になるようです。

味わっていないのが分かります。

 

普段だったら何気ない会話をしたりしながら一緒に食事をしますが、薬を飲んでいない状態のときは、むしろ一人で食べたいと思ってしまいます(この状態で一人になって食べ始めると過食嘔吐になりがちです)。

 

 

 

飲み忘れはこんなときに起きる

私が双極性障害と診断されて、気分安定薬(ラミクタール)の処方が始まり、それから薬を規定量(最低でもこれ以上飲まないと効果がない)まで増量しました。

それから今日までは、1年と2ヶ月ほどです。

その間に、飲み忘れ(次の服用のタイミングまで完全に忘れていた)は、最低でも9回はありました。

 

だいたいが朝

私は気分安定薬を、朝1回、夜1回飲みますが、薬の飲み忘れは「朝」にやりがちです。

 

朝に飲み忘れる → 午後にしんどさを感じる → 夜に気づく

という流れのことが多いです。

 

私が、薬を飲み忘れてから自覚症状が出るまでの時間は、日によって変わりますが、ざっくり6時間ほどです。

半日くらいですね。

 

 

 

山場を越えて気が緩んだとき

気が緩むのと、疲れているのとで、不注意になりがちです。

 

たとえば、予定が幾つもあった日の翌日や、友人とがっつり会った翌日、気分の大波に襲われた翌日などです。

「今日は1日フリーだ~!」「やっと開放された~!」という日が危ないです。

そんな午前中に側溝に車を落としたこともありました。

緊張が抜けたタイミングには要注意ですね。

 

 

 

他のことに注意がいっている

なぜか、「暑くなる日」の朝に飲み忘れがちです。

今回もこれでした。

 

また、馬に乗って長距離を走る予定のあった日にも飲み忘れました。イベントの重要度が高いときです。

 

「今日は熱中症に気をつけよう」、など、「○○に気をつけなくちゃ」と、何かに注意しなければならないような日に飲み忘れが起きやすいということですね。

 

緊張して、「気をつけよう」と思えば思うほど、かえって大切なこと(薬を飲むこと)を忘れてしまうようです…。

 

暑い日に飲み忘れる傾向がある理由を考えてみますが、私の持っている、天気によって気分が左右されやすい性質がありそうです。

暑くなる日はだいたい朝から快晴だったりしますよね。

お天気がいい朝は、「今日は気持ちいいな~」といい気分のままいろいろやり始めてしまい、結果、気づくと薬を飲み忘れていた…となってしまうのです。

 

ハードな日こそ、まずは薬を飲むことから。改めて気をつけたいと思います。

 

 

 

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