卵巣嚢腫があっても乗馬して大丈夫?茎捻転が不安!注意点をまとめました

卵巣嚢腫があっても乗馬して大丈夫?茎捻転が不安!注意点をまとめました 卵巣嚢腫

 

こんにちは。とび太(@umayano)です。

 

卵巣嚢腫があると、「茎捻転」がこわいですよね。茎捻転を起こす可能性がある激しい運動やスポーツをためらうときもあるかと思います。

 

乗馬も、体が大きく揺れるので、茎捻転を起こさないかと不安になりますよね。

 

この記事では、卵巣嚢腫がありながらも毎日のように乗馬をして過ごした私の経験談から、卵巣嚢腫があっても乗馬できるのか?ということについての考えをまとめたいと思います。

 

結論を先にお伝えすると、

嚢腫が5~6センチよりも小さければ、乗馬を我慢しなくていい

と私は思っています。

 

ただし、医師に止められている場合は、医師の指示に従ってくださいね!

 

卵巣嚢腫がある人に起こるとこわい、茎捻転とは?

卵巣嚢腫があっても乗馬して大丈夫?茎捻転が不安!注意点をまとめました

alicia-petresc-c3KZP4azG6g-unsplash

卵巣嚢腫があると、不安になる、「茎捻転」。

「茎捻転」は、卵巣嚢腫が子宮とつながっているところでねじれてしまうことで、激痛がしたり、最悪卵巣にダメージが及んでしまいます。

 

私も、人生最初に卵巣嚢腫があると言われたときは、いつ起こるんじゃないかととても不安でした。

 

茎捻転は、卵巣嚢腫の大きさが5~6センチほどの頃に最も起こりやすいそうです。参考;卵巣のう腫茎捻転 (らんそうのうしゅけいねんてん) | 社会福祉法人 恩賜財団 済生会 

私は、21歳のときに両側に卵巣嚢腫(皮様嚢腫)が見つかりました。見つかった時点で嚢腫の大きさは6センチほどあり、その場ですぐに「ねじれやすいから取っておこうか」と言われました。両側の卵巣嚢腫を腹腔鏡手術で摘出しました(卵巣は残してあります)。

その3年後に、再び卵巣嚢腫が見つかりましたが、大きさが2センチほどだったので取らずに経過観察となりました。

 

卵巣嚢腫の種類には、

  • 水が溜まったもの(漿液性嚢胞腺腫)
  • 粘液性のもの(粘液性嚢胞腺腫)
  • 油や髪の毛などが溜まったもの(皮様嚢腫/成熟嚢胞性奇形腫)←私はコレ
  • チョコレート嚢腫(子宮内膜症性卵巣腫瘍)

などがありますが(参考:卵巣嚢腫でお悩みの方│聖マリアンナ医科大学)、「茎捻転」を考えるときにはどれも同じ様に扱っていいと思います。

 

乗馬中の茎捻転を考えたときにこわいのは、たとえば下のようなことでしょうか。

  • 乗馬中に痛みに襲われ、最悪意識が飛んで落馬する
  • 病院に行くまでに時間がかかってしまう(特に山道を外乗中)
  • 茎捻転が起きたせいでトレッキングが中止になったり、群れ全体に迷惑がかかる

 

卵巣嚢腫があってもガンガン乗馬していました

卵巣嚢腫があっても乗馬して大丈夫?茎捻転が不安!注意点をまとめました

△師匠の馬と一緒に、道東の森にて

私は、最初に卵巣嚢腫を摘出した3年後、また出来た2センチくらいの卵巣嚢腫を連れて、北海道の道東へ移住しました。馬の師匠の牧場で、毎日のように馬に乗る生活をしていました。

 

乗馬するために移住したようなものでしたが、とはいえ「茎捻転を起こしたらどうしよう…」と最初はとても不安でした。

私は、乗馬は全くの初心者でした。馬の触り方もわからないくらい。

馬の師匠には始めの頃に、卵巣嚢腫があること、そしてもし私がお腹を痛がって意識が朦朧としていたら救急車で産婦人科へ運んで欲しい、と伝えておきました。(師匠が覚えてくれていたかはわかりませんが^^)

 

そして2年半ほど乗馬をたくさんしながら生活しましたが、茎捻転は起こりませんでした

 

師匠は元気な馬にも乗せてくれましたし、山の中のでこぼこ道も走らせてくれたので、体は相当激しく揺さぶられていたと思います。長距離のトレッキングで2時間くらい乗ることもありました。

並足、速歩、駈歩、水たまりをジャンプ、雪の中へダイブ!…などなんでもやりました。もちろん落馬も数え切れないくらい(笑)

それでも、幸い茎捻転は起こらず、無事でした!

 

卵巣嚢腫の経験がある乗馬インストラクターとの出会い

卵巣嚢腫があっても乗馬して大丈夫?茎捻転が不安!注意点をまとめました

thomas-peham-7UTgWorEKEI-unsplash

私の例だけだと説得力が無いかもなので、もうひとり、私が知っている卵巣嚢腫を持って馬に乗っている女性のエピソードを紹介します。

その人は、ある乗馬クラブでインストラクターをされていました。

私は、その乗馬クラブに「乗馬体験30分コース」で行きました。内祝いのカタログなどでよく見かける、乗馬体験のコースです。

 

30分の乗馬体験コースでは、丸馬場の中で乗りました。ドーナツ状の柵の中央にインストラクターのお姉さんがいて、馬はそのお姉さんを中心にぐるぐる回る、というものですね。

その乗馬体験中、お姉さんと話しながら、彼女も卵巣嚢腫を持っていることを聞きました。

卵巣嚢腫あっても乗馬って大丈夫ですかね?と訊くと(既に乗っていますが)

「全然大丈夫だよ~!」

と言っていました。

乗馬クラブで仕事しているくらいだから、毎日のように馬に乗っていらっしゃるんだろうと思います。

 

卵巣嚢腫がある人が乗馬するときの注意点

卵巣嚢腫があっても乗馬して大丈夫?茎捻転が不安!注意点をまとめました

brett-jordan-dB6EDGvrUhM-unsplash

私は、基本的に卵巣嚢腫があっても乗馬して大丈夫と思っているのですが、絶対大丈夫とは限らないので、注意してみて欲しいことをいくつか紹介します。

 

卵巣嚢腫が5~6センチ、医師に止められていたら乗らない

まずは、卵巣嚢腫がねじれやすいサイズ(5~6センチ)の場合は、乗らない方がいいと思います。しばらく(数ヶ月)我慢になってしまいますが、まずは手術して取り除いて、キズの痛みが収まってから思いっきり乗ってほしいです。

 

私は、手術後3ヶ月くらいしたらスキーに行ったりできていたように思います。

キズが塞がって痛みが収まってきたら、乗馬は良いリハビリにもなるのではないかと思います。手術して固くなった卵巣~子宮まわりを優しくほぐしてくれるでしょう。私も、癒着したのか、右側の下腹部に引きつる痛みはたまに感じていました(馬に乗っていないとき)が、乗馬のおかげて随分ほぐれたような気がします。

 

産婦人科の主治医に激しい運動やスポーツを止められている人は、乗馬していいか許可が出てから乗りましょう。

 

ひとりで乗らない

もし乗馬中に茎捻転が起こったら、おそらく激しい激痛で、馬には乗っていられなくなると思います。落馬して怪我をしたり、最悪意識が飛んでしまう(気絶する)かもしれません。

そんなときに、自分ひとりならいいのですが、馬がいます。誰かがいてくれれば馬を持っていてもらえますが、ひとりだと馬を連れて帰らなければなりません。激痛の中でそれは危険ですし、無理です。

そして、もし茎捻転が起こったら、一刻も早く病院で診てもらう必要があります。卵巣が酸欠でダメージを受けたり、死んでしまうかもしれないからです。馬に乗るときはなるべく誰かにいてもらうようにし、いざというときに救急車を呼んでもらったり、馬を連れて帰ってもらいましょう。

 

周りの人に茎捻転のリスクを伝えておく

乗馬クラブや、手続きがしっかりしている乗馬施設などでは、乗馬する前の契約書などに持病を書くことがあるかと思います。そういった機会に、卵巣嚢腫があること、茎捻転を起こすかも知れないことを伝えておくといいと思います。

ラフな乗馬スタイルの場所でも、ある程度しっかり乗る場合(目安10分以上)は、あらかじめ卵巣嚢腫があることを伝えておいた方が、いざというときお互いにスムーズだと思います。

 

「激痛で気絶しているようなときは、すぐ救急車をお願いします」「卵巣嚢腫が原因」と伝えましょう。

伝えてみて、じゃあ乗らないでくださいと言われたら、諦めて他の場所を探しましょう。

 

引き馬のときは伝えなくてもいいかも

イベント会場などの引き馬(人がヒモを引いている、並足(歩き)のみ、ゆっくり)の場合などは、揺れも小さいですし、もし茎捻転を起こしても近くに人がたくさんいるし、あまり心配しなくてもいいかもしれません。

 

いきなり長距離乗らない

私の経験からですが、馬の振動に少しづつ体を慣らしていくように意識すると茎捻転も起こりにくいのではないかと思います。

最初は、引き馬、次は馬場の中、そして馬場の中で速歩、それが大丈夫だったら外乗…という感じで、体を慣らしながら距離を伸ばしていきます。

 

馬に乗って慣れていないうちって、体が変な方向に揺れがちかなと思います。少しずつ慣らすことで、体を支える筋肉もつきますし、内蔵もほぐれていますし、馬の振動のリズムにも合わせられるようになっていきます。馬の上で自分の体の揺れをコントロールできるようになれば、茎捻転のリスクも下がるかと思います。

 

ただ、距離を伸ばせばその分、予期しない動き(馬が跳ねたとか、途中で一旦降りたとか)が増えてくると思うので、少しずつ伸ばせば絶対大丈夫、とはお約束できないのですが…。

 

軽速歩か正反動かは関係ないかも

馬の乗り方の話ですが、多くの乗馬クラブやブリティッシュ方式の馬やさんだと「軽速歩」を、ウエスタン方式や外乗がメインの馬やさんだと「正反動」をとることを勧められるかもしれません。

私はどちらの乗り方も初心者なのですが、軽速歩、正反動、どちらも茎捻転の起こしやすさでいえば同じかな…と感じています。

 

軽速歩も上手くできれば卵巣に衝撃がいきませんが、下手だとむしろガッツンとぶつけて激しく卵巣も揺れてしまうでしょう。正反動も、慣れるとまったくお尻が浮かなくなりますが、慣れるまではお餅つきのようにお尻がポンポン跳ねてしまいます…。

 

絶対大丈夫とは限らないから…

卵巣嚢腫がある人が「危険を自覚しているのだから絶対乗馬してはいけない」、とは思いません。たとえ卵巣嚢腫が無い人でも何が起こるか分かりません。どんな人でも救急車を呼ぶ事態になる可能性がありますから、そこはお互い様でいいのではないでしょうか。

ただ、やはり、卵巣嚢腫があると自覚している以上は、できるだけ自分の身も相手のことも守れるように行動するのがマナーかと思います。

 

馬に乗ったら卵巣嚢腫が小さくなった?!

卵巣嚢腫があっても乗馬して大丈夫?茎捻転が不安!注意点をまとめました

yarden-CBFBS2pn_t8-unsplash

余談ですが、私は、乗馬をしまくったおかげで、卵巣嚢腫が改善したと思っています。

卵巣嚢腫が2センチある状態から乗馬を始め、そして2年経ったころ産婦人科で診てもらうと、「卵巣嚢腫は無いね」と言われたのです。

 

乗馬には、いいところがたくさんあると実感しています。例えば下のようなことです。

  • 馬独特の揺れで内蔵がほぐされる(乗馬後は快便になります!笑)
  • 体の歪みが治る(靴の底が平らに減るようになりました)
  • 血の巡りがよくなり、代謝が改善される
  • たくさん体を動かしたことで心身がリフレッシュされる

 

私は、後にPCOS体質と指摘されましたが、自然妊娠することができました。これも、馬に体を改善してもらったおかげかな、と思っています。

 

思い込みかもだけど…馬の体質改善効果はすごい

もしかすると、再び出来たと思っていた卵巣嚢腫は、皮様嚢腫がまた出来ていたのではなく、生理的な大きさの変動だっただけ(つまり医師の誤診?)、ということもあるかもしれません。

「乗馬すると卵巣嚢腫が消える!」とかいう科学的根拠の無いことを言いたい訳ではありません。

ただ、自分が実際に馬に乗りまくってみて、実際に体が健康になって、これは絶対乗馬がいい方向に影響してくれている!と自然に信じられるようになったのです。

 

卵巣嚢腫に限らず、婦人系疾患(生理痛、腰痛、PMS、PCOSなど)でつらい思いをしている女性には、ぜひ乗馬をしてもらいたいなぁ、と思っています。(生理の日は乗れませんが…)

 

卵巣嚢腫があっても乗馬を楽しんで!

卵巣嚢腫があっても乗馬して大丈夫?茎捻転が不安!注意点をまとめました

federico-enni-75HO6lhwuk4-unsplash

乗馬は、馬と触れ合えて、いい汗もかけて、体の歪みも取れて、そしていい景色もみれて…。

そして季節を問わず1年中楽しめる、素敵なスポーツです。

 

卵巣嚢腫があって乗馬に踏み切れない人にも、ぜひ乗馬を楽しんでもらいたくてこの記事を書きました。

 

なにか少しでも不安が軽くなっていたら、うれしいです。

 

最後までお読みくださりありがとうございました。

女性ならではの乗馬の悩みなど、もし私でよければなんでもご質問ください♪

 

 

▽関連記事

https://umayano.com/pcos

 

▽馬にのるために移住しましたが、仕事は酪農をしていました

【酪農経験談】牧場で働いて良かったと思う理由【人生が変わった】
北海道の道東の牧場に、20代女が「未経験」で飛び込みました!牧場で勤めた2年半の間に、働いてみてよかったことがたくさんありました。想像していた以上に人生が変わりました。

 

 

 

コメント