吐けば過食は無かったことにできる?いいえ、残念ながらできません。

吐けば過食は無かったことにできる?いいえ、残念ながらなりません。 過食(過食嘔吐)

 

 

こんにちは。過食持ちのとび太(@umayano2)です。

 

過食嘔吐とは7年ほどの付き合いです。

(ちなみに私の過食(過食嘔吐)の原因は双極性障害でした。)

 

食べたくなったとき、あるいはすでに過食しているとき、「吐けば食べたことは無かったことになるかな?」と思うこともあるかもしれません。

とび太
とび太

私は今でも相変わらず「吐いてもいいかなぁ」と頭をよぎります

 

何度も過食し、そして吐いてきた経験から言うと、

吐いても過食は無かったことにならないようです。

 

でも、「だから絶対ダメ」とは私は言えません。

 

吐いても意味がない理由をまとめていきますので、この記事を読んで、吐くか吐かないかは最終的に自分で決めてみてくださいね。

 

 

吐くまでに血糖値が上がってしまっている

吐けば、カロリー的には減らせると思います。

でも、それよりも厄介でごまかしが効かないのは、血糖値が上がってしまうことです。

 

▽食後の血糖値の変化のグラフ

インスリン抵抗性と血糖値スパイク 過食を放置しないで!双極性障害と多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の関係出典:サンドラッググループ お客様サイト

たべてから60分後がいちばん血糖値が高くなっていますね。

 

皆さんは、過食するとき、あるいは過食嘔吐するとき、どのくらいの時間をかけて食べていますか?

私は、食べ始めて吐くまでに30分以上は費やしています。気付けば1時間以上モグモグしている…なんてことも。

 

60分くらい食べ続けていたら、その後吐いたとしても、血糖値は十分すぎるくらい上がってしまっているのです。

食べている間に下のようなサインがあったら、血糖値がかなり上がっていると思っていいかと思います。

  • 目がチカチカする
  • 口の中か乾いてくる
  • 手足がむくんできたりする
  • トイレが近くなる

私はどれもよく経験しました。

 

血糖値が上がりすぎるとなぜ良くないかというと、体にダメージが大きいからです。過食をくり返す原因になったり、血糖値からくる様々な病気につながります。

 

▽だとえば、不妊体質の1つ、PCOSも過食によって悪化すると思っています。

放置しないで!双極性障害の過食と多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
PCOSと双極性障害、そして過食。一見関係が無さそうですが、「過食」によってPCOS体質が悪化しているかもしれません。過食するとなぜPCOSが悪化するのか、過食持ちの当事者が考えました。PCOSを放置する前に知っておいてほしいことがあります。

 

過食した次の日は、顔がむくんでいたりしませんか?

私は、吐いたとしても同じように、次の日むくんでいました。吐くまでにすでに消化されて、血糖値も上がって、むくんだのでしょうね。

 

 

吐いても完全には吐き戻せていない

これは、個人差があるかもしれませんが、過食嘔吐したとき、全部出そうとしても全部出ていないと感じることはありませんか?

最初に食べた〇〇が出てこない…みたいな

特に、パンとかクッキーとか、糖質系はすぐ沈んで腸に行ってしまう気がします。

 

吐いて完全にゼロにするのは難しいと考えていた方がいいと思います。

 

もし、完全に吐き出したくて仕方なくて、しつこく何十分もトイレで格闘するようでしたら、近々精神科や心療内科を受診してくださいね。また、血が出るほど吐いたり、チューブを使って出すとかはやばすぎる状態ですので、すぐに最寄りの精神科を予約しましょう。意識が朦朧として電話も難しいときは、救急車を呼んでもいいかもしれません。

 

 

吐くこと自体が体への負担になることも

過食した後、吐くことで体への負担を軽くできるようなイメージがあるかもしれません。

慣れてしまえば、吐くのは割とカンタンですよね。

 

指を使っていますか?手に吐きダコができるほどでしたら、それは手に負担がかかっているとも言えるかもですが…。

 

吐いた後って、すっきり感がありますよね。圧倒的に体は疲れていたとしても、吐く直前のモヤモヤした感じよりは、吐いた後の方が、健康そうな感じがする。

 

体の栄養を捨てている

吐くと、食べ過ぎた「よくないモノ」を吐き出せるのはメリット。でも、同時に、体にとって貴重なもの(大切なもの)も吐き出してしまっています。

それは、消化酵素(消化液)や水分など、消化のために分泌されたものたちです。消化酵素を合成するために、体はたくさんの栄養分を使います。そして過食をすると、大量の食べ物を消化するために、私達の体はその貴重な消化酵素を大量に分泌してくれます。

過食して吐くということは、その消化酵素ごと捨てているのと同じです。吐けば吐くほど、体は栄養を失っていってしまうんですね。

 

しかも、過食するときって、カロリーはあっても栄養はあまり無いような食べ物ばかり食べたりしていませんか?

つまり、過食→過食嘔吐、をくり返す度に、体はますますボロボロに、栄養不足になっていくんですね。

 

 

 

でも吐きたいときは吐いていいと思う

でも、私は、吐くのを我慢しろとは思いません。

過食してパンパンになった体に、胃の中のものを全部消化させるのも、体にものすごく負担をかけてしまうことですから。

 

そもそも吐くまで食べないのがベスト。でも、そんなの時既に遅し。

もう過食してしまって苦しいのなら、無理に消化せず吐いた方が体への負担は少ないかもしれません。

 

 

まとめ:吐いてもゼロにはできないけど

以上、「過食してしまったら吐けば無かったことになる?」ということについて、過食嘔吐をしてきた私の考えを書かせていただきました。

残念ながら、過食したことによる体へのダメージは、吐けば少し軽くなるかもしれませんが、完全に「無かったこと」にすることは難しいです。

 

一度食べ物を体に入れてしまった以上、そのダメージをゼロにすることはできません。とても苦しいですが、事実を消すことはできないのです。

食べ始まった時点で、吐こうが吐くまいが同じだと、私は思っています。

 

でも、自分を責めろ、とは思いません。

過食=悪い

吐く=悪い

過食して吐いた自分=悪い

…。

と思ってしまっていませんか?

 

自分を責めて終わりにするのは、少しずつ卒業していきましょう。

その先には「死」しかありません。

 

大切なのは、過食してしまった自分、過食した事実を吐いて消そうとした自分を、抱きしめること。

苦しかったね、って。

なんとかしようとしたのにダメだったね、って。

 

そして、これから自分のことをもっと労って、自分に愛情を注いであげること。

 

今度食べるときは、なるべく体に栄養が届きそうなものや、温かくて水分がたっぷりのものを選んでみてくださいね。同時に、「なんで自分はそうしなくてはいけなくなってしまったのか?」考えていきましょう。

 

過食や過食嘔吐をしてしまうときは、自分を見つめる良いチャンスだと私は思っています。食べたいのも、吐きたいのも、何かのSOSのサインであることは間違いないですよ。

 

 

それでは、長くなってしまいましたが、吐く前にこの記事を検索してくださってありがとうございました。

 

 

 

▽過食の原因

なぜ過食をしてしまう?過食嘔吐を経験してわかった【食べる理由】
なぜ食べてしまうのか、過食している本人が気づけていないことがあります。過食と向き合っていくために、過食のつらさを軽くするために、この記事を読んでみてください。まずは自分が「なぜ過食しているのか」知ってほしいと思いこの記事を書きました。

 

▽過食をくり返さないためにできること

過食から抜け出す方法!【食べながら治す】改善すべきは血糖値です
「もう過食したくない…」そう思ってもくり返してしまうのが過食のつらいところですよね。過食の悪循環から抜け出すカギは「血糖値」かもしれません。この記事では「食べる前提で」過食を改善したい人を応援しています。

 

 

 

コメント