【経験談】私が過食嘔吐をしはじめて双極性障害と診断されるまでの話

【経験談】私が過食嘔吐をしはじめて双極性障害と診断されるまでの話 過食(過食嘔吐)

 

こんにちは。双極性Ⅱ型障害のとび太(@umayano2)です。

この記事では、私の長年の『過食嘔吐』について、これまで実際に経験してきたことをお伝えしたいと思います。

私の過食嘔吐は、『双極性障害』が根っこにありました。

過食や過食嘔吐をしている人に、何か参考になれたら幸いです。

 

もともと「よく食べる子」だった

私は3人きょうだいの末っ子です。たくさん食べる方が「いい子」だと思って育ちました。事実たくさん食べると褒められました。

小さい頃、バナナを半分にされたらギャン泣きして嫌がり、まるごと一本もらったら泣き止んだらしいです(笑)。「食い意地張っている」ともよく言われました。

小さい頃からよく動き回る子供だったとは思います。中学時代も陸上部、バレエ、と、常に体を動かしているような生活だったので、たくさん食べていても太りませんでしたし、周りの人もそれが私の適切な量だと思ったと思います。

 

成人式で「よく食べてたね」と言われた

成人式で久しぶりに中学時代の友人に会って言われたことが、「とび太っていっつも給食おかわりしてたよね~」でした。確かに、いただきますと同時にダッシュしておかわりしに行ってました。ほぼ毎日。パンとかのジャンケンも常連だったと思います。成人式まで覚えられているほどだったとは、どんだけ食べてたんだという感じですね。

 

こんな感じで、幼少の頃から「よく食べる子」だったわけですが、しかし、このものすごい食欲が、果たして100%、成長や運動量的に起こっていたものだったのかは疑問です。ストレスによる食欲もあったのではないかと思います。28歳になった今でも、学校とかバレエの夢をよく見るので。

ストレス性の食欲は、子供であっても『過食』と呼んで良いのではないかと思います。犬とか、動物だって、ストレス環境に置かれると食行動に異常が出ることもありますよね。

私は小さい頃から『過食ぎみ』だったと言えると思います。周りの大人は誰か気づいていたのかな。

 

吐き始めたのは大学時代

ロールケーキもぺろり【経験談】私が過食嘔吐をしはじめて双極性障害と診断されるまでの話

△ロールケーキを買って、ひとりでペロッと食べたりしてました。

 

食欲旺盛なまま、大学生になりました。

高校時代は運動部だったので太らなかったのですが、大学生になって運動量が減ったら一気に太りました。大学2年生のときの体重が人生で1番(妊娠中を除く)重かったように思います。身長169で、66キロくらいいきました。この当時は吐いていなかったので、太る一方でした。

相変わらず過食ぎみな私は、サークルなどでも「よく食べる」と思われていましたし、自分でも「私は食が太い」思っていました。キャンプのときなど、男の子と同じ量を基本的によそってもらっていました。

 

就活のとき、はじめて過食嘔吐をした

大学3年生。就活が迫ってきて(実際は自分のペースでやればよかったのに完全に流されていました)、「自分は何をしたいのか?」を考えれば考えるほど、ダメな自分しか見えてこなくなっていました。今思えば鬱っぽかったですね。雪の中逃亡したりしてました。

そしてこの頃、ついに、過食した後トイレで吐き戻しました。

「吐こう」と思って吐いたのは初めてでした。

 

大学生になって、飲み会に行くと「潰れて吐いている人」を日常的に見るようになりますよね。マンガで、指を突っ込んで吐いているシーンを見たりもして、「自分の意思で吐く」ということを知ってしまいましたね。私はそれまでの人生で、吐いたことは数えるくらいしか無かく、飲み会で吐いたことも無かったのですが、『過食嘔吐』を覚えてしまいました。

また、痩せたい(正確に言えば、太っていることで彼氏に嫌われたくない)という気持ちもあったかもしれません。

 

学生時代の過食嘔吐の頻度・程度

『過食』はほぼ毎日でした。いつも、お腹いっぱい、たくさん食べる。もはや、それまでの人生で過食ぎみじゃなかったときの方が少なかったのでは、というくらいでした。

『過食嘔吐』は、正確ではありませんが、月に1~2回程度だったのではないかと思います。過食の程度は、食事をしっかり自炊して作って、お腹いっぱい食べて、その後に甘いものも食べて、吐く、くらいだったように思います。ガチの『摂食障害』の人と比べてしまえば、食べる量はかわいいものでしょうか。

念願の北海道での一人暮らしで、自炊は楽しかったです。普段の食事もしっかり食べていましたが、過食しがちだった食品は、母から送られてくる食べ物やお菓子が多かったと思います。

 

誰にも言わなかった

私は、こんな感じで大学3年生(21歳)の頃から過食嘔吐をしはじめましたが、その後、双極性障害と診断されるために精神科に行く頃(26歳)まで、5年くらい、過食嘔吐をしていることを誰にも言いませんでした。家族にも、付き合っていた人にも、親友にも。

誰かに話したいのをガマンしていたわけでもありません。どうしたらいいか、ちゃんと向き合うことが出来ていなかったんだと思います。

 

過食嘔吐は「恥ずかしいこと」「悪いこと」だと思っていた

過食嘔吐している最中や、事後に何を思うかというと、「食べ物を粗末にするなんて、自分は最低だ」「自分は甘えている」とか、【自分を責める言葉】でした。食べれば食べるほど罪悪感でいっぱいになるくせに、でも、もっと食べたい。「やめなきゃやめなきゃ」と思いながら、どんどん、食べてしまう。

「食べ物を粗末にしてはいけない」とか、「ご飯粒を一粒でも残してはいけない」とか、「農家さんが悲しむよ」とか、いろいろ、【食べ物を捨てる=悪】な考え方ってありますよね。私もまさにその教育をしっかり刷り込まれていたので、食べ物を吐く度に、自分で自分を罰していました。

賞味期限切れの食品などもなかなか捨てられませんでした。腐るギリギリになっても、不味くても、なんとか食べようとしていたなぁと思います。今でも、賞味期限切れの食品や、口に合わない食べ物などを捨てるときに躊躇することがあります。最近は、「食べたと思って、気持ちだけ受け取って捨てる」ということが少しずつできるようになってきたように思います。

 

食べ物をわざと吐くなんて、悪の極みのように思っていたので、自分からは「過食嘔吐している」ということを誰かに言うことはありませんでした。

そして、「自己管理能力の低さ」だとも思っていました。ただの、ガマンができない、恥ずかしいおデブさん。

 

「病気」だと思っていなかった

今でこそ、『過食嘔吐』を一回でもしたら精神科に行ったほうがいい(行ってもいいくらいメンタル的には追い込まれている)、と思います。

しかし、過食嘔吐を続けていたころはずっと、過食嘔吐が『病気(病的/正常ではない状態/治療が必要な状態)』だとは思いませんでした。摂食障害や鬱など、精神疾患に対する知識が全くなかったのも大きな原因だと思います。親や兄弟が鬱になったりしていたのに、どこか自分にとって『メンタル疾患』は他人事だったんですね。というより、『自分は健康』と自分を洗脳してしまっていたのです。

『たくさん食べる=健康』と思っていました。

なので、「過食嘔吐をしている=ストレスを感じている」なんて思いつきもしなかった結果、SOSを出すことはありませんでした。『病気』だとか、自分が『助けてもらうべき人間』だなんて気づきもしなかったので、精神科やメンタルクリニックに行ったほうがいいなんて全く浮かびませんでした。

 

「つらい」と思わなかった

また、上記のとおり、「自分は最悪」「悪いことをしている」と思っていたので、「自分はつらい」とか全く思いませんでした

過食嘔吐をしていた、と誰かに話すと、「辛かったね」と言ってもらうこともあるのですが、実は、正直、自分では「辛かったかどうか分からない」という感じなんですね。

過食嘔吐をしてしまっている本人の視点は、ズレているのかもしれませんね。過食嘔吐自体にどんな辛さがあるかというと、吐くときの息苦しさくらいでしょうか。むしろ吐いた後はすっきり感とか、ホッとした感じとかが得られます。このようなメリット(?)があるので、「つらい」で表現しにくいですよね。

過食嘔吐をしてしまっている理由をたどっていくと、『ストレス』にたどり着きます。そのストレスの中で生きていることは、「つらかった」と言えると思いますが、それは現在こうして振り返ってみて、やっと気づけたことです。

 

 

ここで気づけたら良かった:卵巣嚢腫を取ったとき

21歳のとき(過食嘔吐になる少し前)に卵巣嚢腫が見つかって、腹腔鏡手術で摘出したのですが、自分では、卵巣嚢腫ができた理由の1つは過食のせいだと思っています。

ストレスがかかっていなかったら、多分、卵巣嚢腫もできなかったのではと思うのです。

「体質だから」で片付けていましたが、果たして体質だけだったのか?と今は思います。確かに、母も祖母も婦人系疾患を持っているので、私も「婦人系疾患になっても仕方ない」と思っていました。

 

私に出来てたのは、『皮様嚢腫(奇形腫)』という、髪とか油とか歯とか骨とかが入った嚢腫です。取った嚢腫を見たら、排水溝みたいでした。皮様嚢腫の原因は不明。でも、卵細胞がこんな感じで、皮膚関係の組織に発達したということは、何か成長ホルモンとかが異常に関わっているような気がしてなりません。

後に、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群/不妊の原因の1つ)だと分かったのですが、PCOSと過食はけっこうつながっているのではないかと思っています。

放置しないで!双極性障害の過食と多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
PCOSと双極性障害、そして過食。一見関係が無さそうですが、「過食」によってPCOS体質が悪化しているかもしれません。過食するとなぜPCOSが悪化するのか、過食持ちの当事者が考えました。PCOSを放置する前に知っておいてほしいことがあります。

PCOSが過食によって悪化されたのと同じ様に、卵巣嚢腫も過食によって悪化したのではないかと思います。

イメージしている機構は、[ストレス→過食→血糖値急上昇→インスリン抵抗性ができる→ホルモン系統がオス化→成長ホルモンの分泌→卵巣が異常に分化→卵巣嚢腫(皮様嚢腫)ができる]、という流れです。

 

最近健康になってみて、体は、自分が思っている以上に繊細で、正直だと思うのです。

 

28年しか生きていませんが、友人や知人の中で婦人系疾患を持っている人を見ると、なんとなく『生きづらそう』だなぁという人が多いなと感じています。自分でなんとかしがちだったり、SOSが下手だったり…。

『体質』も、ストレスが無ければそんなにひどくは出てこないと思っています。私に卵巣嚢腫が見つかったとき、「あぁ、私はストレスを感じていたんだな、生き方を変えなくちゃな」、と思うべきでした。

この頃に自分を見つめて大切にできていたら、過食嘔吐もこんなに長引かず、PCOSになることも回避できたかもしれないな、と思っています。

 

卵巣嚢腫に限らず、何か病院にお世話になることになったら、心身にストレスや負担がかかっているということだと思います。どんなに小さくても、体からのSOSを無視しない方がいいですよ。

 

過食嘔吐のピークは会社員時代

鬱の中就活を終えて、すごく大きな、有名な企業に就職しました。生活は、『サラリーマン』という感じでした。毎週のように飲み会に行く。

入社して半年後くらいに、『営業部』に配属になりました。そうすると、さらに飲み会が増え、コミュニケーション能力、自己管理能力、調整・折衝などのスキルを求められました。全部、私が大の苦手なことですね。

外回りの営業のときは、必ずといっていいくらい、車内で何か食べていました。

 

飲み会帰りに過食嘔吐する日々

飲み会の場でもすでに、みんなの料理をガツガツ食べたりして過食していたのですが、ピークだったときはその帰りにスーパーに寄り、見切り品を買いあさり、部屋に帰って一気に食べて一気に吐く、ということをやっていました。

飲み会帰りで、時間はすでに深夜ですが、そこから食べて吐くので、寝る頃には日付を超えるのが普通になっていました。とりあえず歯磨きだけして、シャワーも浴びずに倒れるように寝る。胃に食べものが入っているので眠りは浅く、そして、翌朝は、はれぼったい顔で起きる。泣きながら目覚めたこともあったかもしれません。

この頃は、目とか、唾液腺が腫れたまま出勤することもよくありました。もうどうでもよくなっていました(見た目に関心が無くなったのは鬱の特徴ですね)。

会社の人に気づかれることはありませんでした。

 

会社員時代の過食の頻度・程度

ピーク時は、ほぼ毎日のときもありました。1~2週間でしょうか。飲み会で十分に食べられなかったときなどは、過食の量は激しくなりました。菓子パンとヨーグルトなどを何個か買って帰り、クッキーなどのお菓子、実家から送られてきた干し芋とかパンとか、手当り次第食べていましたね。

 

過食嘔吐しすぎて、鬱に

過食嘔吐を毎日のようにする生活を続けていたら、たどり着いたのは【鬱】でした。肋間神経痛がトドメとなり、私は一気に崩れ落ちました。

▽うつのときの話

双極性障害【経験談①】人生で初めての『うつ状態』症状と反省点
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鬱になると、食欲が減ったので、ゼロカロリーものが美味しく感じられました。過食嘔吐もしばらくやりませんでした。しかし、体力が戻るのと一緒に、過食嘔吐もするように。休職中で実家にいたとき、実家で初めて過食嘔吐をしてしまいました。「あ~ついに実家でもやっちゃった」と思いましたね。

 

過食嘔吐をすると、体がかなり削られボロボロになるので、鬱を発症しやすいと思います。

※過食しても、栄養補給にはなりません。失うものの方が多いです。

 

後悔:精神科のお世話になっても『過食嘔吐』を伝えなかった

大きなホワイト企業だったので、産業医もいて、私はスムーズに精神科へつなげてもらいました。人生初の精神科です。当時の診断は『うつ状態』。

このときに、過食嘔吐をしていることを伝えるべきでした。

訊かれなかったので言わなかったのもありますが、精神科で何を話したらいいかなんて、最初はわかりませんよね。

過食や過食嘔吐をしたことがあって、精神科にお世話になっている人は、過食/過食嘔吐をしているということを主治医に伝えてくださいね!治療が変わってくることもあるかもしれません。

 

 

その後も過食嘔吐は放置したまま

会社を辞めて北海道に飛びましたが、過食嘔吐も引き続き連れていきました。

「よく食べる人」キャラを確立した

馬の師匠は、ごはんをよくご馳走してくれました。外食のときもありましたし、師匠の牧場で皆んなで鍋をしたり、おやつをつまんだり…。私の食べる量に、驚かれました。でも、私は体格も大きかったし、牧場で力仕事をしていたし、『とび太はよく食べる人』で終わりでした。大人になっても相変わらずよく食べることを褒められるので、私自信、食が太いことにむしろ誇り(?)みたいなのを感じていました。長所だと思っていた、という感じでしょうか。

 

牧場時代の過食の頻度・量

過食嘔吐の頻度は月に1~2回。ひどいときは、2日くらい連続でやります。この頃、なんかもう慣れてきていました。”淡々と”過食嘔吐をするようになっていました。

3食しっかり自炊で、健康的な食事を目指していたり、血糖値のことなども考えるようになって、野菜をたくさん料理に入れたりしました。1人前は多かったと思います。24センチくらいのプライパンいっぱいに作って、「明日の分」と思っていた分も1回で全部食べてしまいました。そしてご飯は2~3杯おかわり。それが基本の量でした。

過食をするときは、そこにさらに、お菓子、ヨーグルト、果物、パンなど、あるものをなんでも食べました。きな粉に牛乳を混ぜたペーストとか(笑)

以前より健康を気にするようになったので、過食するメニューが少し健康的になった気がします。タンパク質など多めのものを食べようとしたり、一生懸命、過食のダメージを和らげようとしていましたね。

『過食嘔吐』になりやすい食べ物

仕事から上がって速攻で食べ始めるような日は、だいたい最終的に吐くことになったのですが、そんな日に食べがちだったものがあります。

  • 缶詰め(さかな)
  • 魚肉ソーセージ
  • クッキーなどのお菓子
  • 食パン(生や凍ったままで)

です。頭に刷り込まれていて、今でも、これらを食べると、過食嘔吐が頭をよぎります。食パンなんかは、1斤とか食べてしまうので、後悔がすごかったし、すごく吐きにくかったです。

過食しがちなタイミング
  • 仕事上がり
  • 人と会った後
  • 人と食事をしている最中
  • 大きなイベントの前日

人と会った後、食事をしっかり食べたにも関わらず、お菓子などを買い足して車の中でボリボリ食べながら帰りました。車内は食べカスがすごかったな~。カントリーマアム的な大袋を、その日じゅうにひとりで全部食べてしまったこともありました。

 

食べ過ぎることでトラブルも

牧場でBBQをしたときや、みんなが集まってお茶をするようなとき、だれよりもずっとモグモグ食べ続けてしまいました。苦笑いされました。自分は差し入れを持っていていないのに、皆んなが持ち寄ったお菓子を食べまくってしまったこともあり、あれは多分キレられてましたね。

「残したら失礼」とか考えての行動でもありました(ASD的な自分目線の思考)。食欲は明らかに『ストレス』だったと思います。人の前で食べること自体が、私にとってストレスなんだと思います。

 

 

異常さに気づいたきっかけ:なんで過食嘔吐してるんだろう?

私は、北海道に飛ぶとき「人生をやりなおそう」「自分のダメなところをぶっ壊そう」と思っていました。また、料理好きなおじさんと出会い、美味しいものを美味しく食べることの喜びを知りました。

とても健康的で、過食をしない日もたくさんありました。しかし、そんな日ばかりではなく、やはり定期的に吐いてしまう。

 

牛だって、吐くまでは食べない

牛の世話を毎日していて、ふと気になったことがありました。それは、牛がエサを残すことがある、ということでした。私はなぜなのか分かりませんでした。こんな、逃げ場もなく、与えられたエサ以外もらえることはないし、明日エサがもらえるかどうかもわからないのに、なぜ残すのか、と思いました。

そして、一方で、私は、なんでも自由に選んで食べられるのに、過食嘔吐しているのだろう、と思いました。

そこで「過食嘔吐しているのは普通じゃない」と思えるようになりました。

自分の考えの歪みとして、次のことにも気づきます。

  • 「食べ物=美味しい」と思っている
  • 「美味しい」かどうか栄養素とかばっかり考えている

 

過食嘔吐をはじめて打ち明ける

この頃、自分の『認知のゆがみ』を直したいと思っていた私は、当時親しかった友人に、過食嘔吐していることを話してみました。

友人は過食嘔吐はしたことない、と聞いて、おどろきました。誰しも、周りに言っていないだけでたまに過食したりたまに過食嘔吐したりしているのだろうと思っていたのもあり、「ふつうの人は過食嘔吐をしないんだ」と新鮮でした。

ひとりに打ち明けてみると、他の人にも話せるようになりました。学生時代からの友人に話したところ、病院に行ったほうがいいという雰囲気をしてもらえて、精神科へ背中を押してもらいました。

 

「大げさに」過食嘔吐を問題として自覚してみた

相変わらず「なぜ過食嘔吐しているのか」分からなかったので、まずは、過食嘔吐についての本を買って、読んでみました。

過食嘔吐を紐解いていくと、ASD(発達障害/自閉スペクトラム症)とか、アダルトチルドレンとか、愛着障害とか、HSPとか、双極性障害とか、いろいろキーワードはでできました。なるほど、どれも当てはまる。

 

私は、ストレスがあるから食べていたんだ、としっくりきました。過食嘔吐=自分への攻撃、ということも、友人に解説してもらって理解できました。過食や過食嘔吐は、リストカットとかの自傷行為と一緒なんですね。

「私はすんごいストレスを感じていて、それを『食べる』ことで私は乗り越えてきたんだな、過食嘔吐、私を守ってくれてありがとう」って思えたんですね。

 

そして、過食嘔吐からのつながりで、「双極性障害かも」と思い始め、調べているうちに「絶対双極性障害じゃん…」って確信するようになりました。

 

 

「過食嘔吐」が双極性障害の診断に一役買った

いろいろメンタル系の本を読んで、「私は絶対双極性障害だ」と思い、双極性障害と診断してもらうために精神科を受診しました。

今回は、過食嘔吐をしていることを自分から医師にアピールしました。

 

『過食しているかどうか』は、双極性障害の重要な判断基準になります。

そして念願の、双極性障害の診断を受けました。

≫精神科を受診するため道東から札幌まで行った話

 

その後の過食嘔吐

牧場を辞めて夫と同性~結婚して落ち着くまではやはり、定期的に(月1~2回)やっていました。

しかし、夫と暮らすようになって、過食や過食嘔吐は『激減』したと思います。「ひとりで全て決めなくても良くなった」というのは、コミュニケーションでストレスを感じがちだった私にとって非常に大きなことでした。精神的なストレスが激減したとも言えますね。隠れ食いとかもだんだん減ってきています。

たしかに相変わらず「よく食べる」感じですが、毎日過食気味、というほどはいっていません。過食してしまう量も、過去に比べたらとても軽くなりました。3分の1くらいだと思います。

双極性障害の症状は一生モノなので、やはり『過食の衝動』が出てしまうことはあります。しかし、気分安定薬を飲んでいるので、過食嘔吐は圧倒的に軽くなりました。

妊娠中、つわりのときの方が、吐くのは軽かったな~と感じたくらいです。

 

 

まとめ

私の過食嘔吐は、双極性障害が由来のものでした。確かに、『摂食障害』についての情報を見ていても、イマイチしっくりこない感じだったのです。双極性障害からくる過食は、摂食障害からくる過食に比べると、軽いのかもしれませんね。そのせいで余計に病院に行くのが遅くなってしまうのはあると思います。

 

過食や過食嘔吐をしてしまう人へ

「軽いから私は違う」とか、「自分でなんとかしなきゃ」「頑張らなきゃ」とか、思わなくて大丈夫です。もうすでにキャパオーバーなのかもしれません。

過食や過食嘔吐してしまう人はとりあえず一度病院へ行ってみてください。

 

心療内科でも、精神科でも大丈夫です。お勤めされている方は職場の産業医に、学生の方は学校にある保健センターの人に相談してみるのもいいと思います。

初診の場合は予約がけっこう先になることもあるので、とりあえず予約だけでもしておきましょう。近くになって気が向かなかったらキャンセルしたらいいと思います。

精神科・メンタルクリニックを選ぶときに確認したいポイント
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診察のときに何を話したらいいか分からないこともあるかと思います。「なんで過食嘔吐してるか分からない」とか、「自分では軽いと思っている」とか、そのまま伝えたらいいと思います。

問題があるかどうかは、医師が判断してくれます。それまでは、自己判断で「自分は大丈夫」で終わらせないでいてほしいです。

もし双極性障害だったとしたら、治療をはじめたらすんごく楽になるし、過食の衝動も、今までみたいに頑張らなくても収まってきます。

 

 

それでは以上です。

最後までお読みくださりありがとうございました。

私でよければなんでも訊いてください。

 

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