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こんにちは。とび太(@umayano2)です。
この記事では、私がPCOSと診断されるに至った経緯を書きたいと思います。
▽「PCOSとは何か?」についてはこちらにまとめています。

症状の出かたは人それぞれだと思います。私の経験が何かの参考になれたら幸いです。
双極性障害の私がPCOSだと分かるまで
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私は、ちょうど過食嘔吐が始まった21歳の頃に、卵巣嚢腫(皮様嚢腫)が見つかりました。この頃はPMSや生理痛がひどかったですが、生理は規則的に来ていて、PCOSではありませんでした。
PCOSと指摘されたのは27歳のときなので、21歳から27歳になる6年間にだんだんとPCOSになっていったようです。
生理がやたら軽い
21歳の頃には辛かった生理も、PCOSと指摘された27歳の頃にはとても軽くなっていました。
おりものシートで足りるときもしょっちゅうありました。
生理が軽くなったから「健康になったんだ~うれしい~」とか「生理軽くて楽~♪みんなは大変だな~」なんて思っていました。 |
生理が軽いことに問題があるなんで思っていませんでした。
生理が不順だと気づく
27歳の頃、生理周期が20日くらいのときが多めでした。
一般的な生理周期の28日より短いなと思いつつも、20日の月が何ヶ月も続くと、「生理は規則的だから、大丈夫♪」と思ってしまっていました。
たとえ生理が規則的にきていても、周期が約28日※より短かったり長かったりしたら生理不順です!
※正常な月経周期とはその期間が25日以上38日以内のものだそうです |
このころから生理周期を記録できるアプリ(ルナルナ)を使い始めました。


手帳で過去の生理の記録も見返して入力してみると、生理周期は下のような感じでした。
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自分が思っていたよりも日数がバラバラで、「生理不順なんだ」とやっと気づきました。
そこで、産婦人科を受診しました。
最初に受診した産婦人科では、生理周期を見て「排卵していないですね」と言われました。
こう言われてはじめて私は、生理周期が不順=排卵にトラブルがあると知りました。
その日は、内診などは特にせず、「妊娠したくなったらまた来てください」という感じでした。
PCOSかも…産婦人科を再受診
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「排卵していないってどういうこと?!」と気になった私は、ネットで検索しはじめます。
そして、「もしかしてPCOS…?」と思うようになりました。
しばらくPCOSのこと、そして「不妊」の不安でいっぱいでした。
前回の産婦人科(地元)では内診をしてもらえなかったので、大きい病院の産婦人科を受診してみました。
「排卵していないと言われたんですが診てもらえますか?」と伝え、内診で卵巣をエコーすると、PCOSの特徴である、卵胞がネックレス状に連なっているのが見えました。
「PCOSですか?」と訊くと、そうですね、と。
私はこうして、自分がPCOSなんだと知りました。
この病院でも、「妊娠をしたくなったらまた受診してください」と言われ、特に治療はしませんでした。
直接PCOSを治療するためではありませんが、生理周期が不規則でめんどくさいのと、コンドームがめんどくさいのと、避妊のために、ということで低用量ピルを処方してもらいました。 |
私がPCOSになった原因だと思っていること「過食」
私は、長く「過食」をしてきました。20代の始め頃からは「過食嘔吐」をするようになっていました。
PCOSによる不妊体質になってしまったのには、もちろん体質もあるかもしれませんが、それ以上にずっと続いていた「過食」の生活習慣がPCOSを悪化させたのではないかと感じています。
▽「過食」がなぜPCOSにつながるか、私なりに考えをまとめてみました。



過食って、すごく体に負担をかけるんだなぁ、と、PCOSに教えて貰いました。
PCOSと診断されたその後
しばらく(半年ほど)ピルを飲んでいました。
そして、結婚を機にピルを飲むのをやめ、妊活することにしました。
不妊外来にも通いました。



そして妊娠し、今に至ります。
最後に・・・
この記事を読んでくださった女性の方にメッセージです。
何か気になることがあったら、とりあえず産婦人科を受診しましょう!
何も痛いところが無くても、理由がなくても、産婦人科を受診して大丈夫です。内診がイヤなときは、相談だけでもいいと思います。 産婦人科でも、医師によって言っていることが違うこともあるので、自分が納得するまでいろいろな医師に診てもらうのも良いかもしれません。 |
PCOSは確かに『体質』と言われますが、イコール絶対赤ちゃんができないということではないと私は思っています。
不妊体質だったとしても、生活習慣や生き方を改善していくことで、その”体質”は、重くも軽くもなると思います。
自分のかけがえのない身体を大切に、たくさん愛情を注いで、たくさん気遣ってあげてくださいね。
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