今回の言われて嬉しかった言葉は、「不安そうだね」です。
その日は、殺し合いをするような、嫌な夢で目覚めた
引っ越しが1周間ちょっとに迫っているため、片付け中のモノや処分するゴミで部屋がいっぱいで、歩くとなにか蹴ってしまうくらいでした。早く片付けを終わらせたい。1つでも片付けようと、目につくものから片付けたり掃除したり、朝からガサゴソやっていました。だるい感じがするけれど眠くはない。朝から何となく不快な気持ちでした。
「間に合うのかな」
片付けをしながら、不快な感じはだんだんとイライラに変わって来ていました。
「ぶつけちゃダメだ…」
「イライラが通り過ぎるまでこらえよう…」
イライラするのは、負のエネルギーはあるってこと!何かをして負のエネルギーを消耗させよう作戦を始めました。使い切ったボトルを丁寧に洗ってみたり、出かける用事は無いけれど化粧をしてみたり、久しぶりに前髪を切ってみたり。

マイナス×マイナス=プラス!
しばらくガサゴソやっているうちに、イライラしたトーンにならずに話せそうと思えてきて、落ち着いた気がしてきたので、夫にやっと話しかけてみました。
「ねぇ、今の私についてどう思う?」

不安そうだなって思うよ。
イライラしているねとか、気が立っているね、とかそういう風に見えていたと思っていたので、「不安そう」という言葉は意外でした。
一瞬「これ以上訊いたらめんどくさいと思われるかな」という思いが頭に浮かびましたが、さらに訊いてみました。
「不安そうって、どういうところがそう思った?」

目。
以前、うつの症状で不安が強いときに、夫から「目が違う感じがする」と言われたり、自分で鏡で目を見ても「真っ黒」と思ったことがありました。

あと、なにかしていないと落ち着かなさそうなところ
それを聞いて、自分でもびっくりするぐらい、気持ちが落ち着きました。
そうか、この嫌な感じの根っこにあるのは、『不安』なのか…!
アハ体験でした。
す~~~っと、穏やかな気持ちになれました。
この「不安そう」という言葉で表してもらって振り返ると、今朝の嫌な夢も、引っ越し片付けの焦りも、相手の視線が気になってイライラしてしまうのも、「私って今どんな風なのかな」と誰かに確認したくなってしまうのも、全部、『不安』からきているのだな、と気づきました。
主観、客観をすり合わせて自分がわかった
今の自分がどういう状態なのか、自分では分かっているような気持ちになってしまいますが、ぜひ周りの人にも訊いてみてください。答え合わせをしてみると、もっと生きやすくなれるかもしれません。
不安なときは、「こんなの訊いたら迷惑かな」とか「イライラさせてるかな」とかネガティブなことを想像してしまって、話しかけたり、質問したりすることができなくなってしまいがちですが、一緒に長い時間を過ごしてきた人なら、きっと快く答えてくれるはずですよ!
「今の私ってどんなふうに見える?」と質問することについて、私の夫もこう言ってくれています。

訊いてくれたらうれしいよ^^
私も、もし訊かれたら嬉しく思っちゃいます!
最後までお読みくださりありがとうございました!
文頭の画像の出典:Photo by David Schertz on Unsplash
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