こんにちは。とび太(@umayano2)です。
いよいよ臨月に入り、妊娠期間もそろそろ終わりになりました。
ここまで幸い、入院などのトラブルなくこれました。想像していたことが起こったり、一方、構えていたのに起こらなかったり、体は忙しく変化していきました。
この記事では、双極性障害28歳の私の、「妊娠中にあった体調不良・体の変化」についてまとめたいと思います。
妊娠初期
私は、「不妊の体質だね」と言われたことがあったので、結婚後すぐに不妊外来に通いはじめ、タイミング法を取ってみることになりました。すると、想像していたよりもはるかに早く妊娠しました。
不妊に関する経験談≫私がPCOSだと分かるまで~生理不順が教えてくれた不妊体質のこと
不妊外来でタイミング法をしようか、とノルアテン錠(飲み終わると生理が来る薬)が処方され、服用していました。しかし、ノルアテンを飲み終わっても生理が来ず、1週間後に妊娠検査薬をやってみて陽性反応。たぶんノルアテンを飲んでいるときにはすでに妊娠していたようです。受精したのはGW頃だったのかな…?
妊娠2ヶ月(2019年5月)
- ノルアテンの副作用がつらかった
尋常じゃなく肌が敏感に。日焼け止めを塗ったら顔が焼けるように痛くなったり、ニキビも出て、ひどく肌荒れが起こる。精神的にも参った。
- だるさ
何するにも体がしんどかった。つわりがもうすでに始まっていたのかなぁ。
- 下腹部の痛み
25日頃(おそらく受精日から20日ほど)から、下腹部の内側がチリチリするような痛みが1週間程度続きました。
- おっぱい重い
急に胸がばんっと張るように大きくなりはじめました。
妊娠3ヶ月(6月)
2019年6月上旬に、産婦人科(当時は不妊外来)にて妊娠が確定しました。そして、妊娠の喜びもつかの間、本格的につわりに突入しました。
私が経験したつわりの症状
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精神面でいうと、ストレスを感じたのは、「食べたいものが毎日変わる」こと。しんどい体で頑張って買ってきたのに、次の日には食べたくなっている、ストレス。つわりはロシアンルーレットみたいだなと思いました。
つわりがほんとにつらかったのは、1ヶ月ちょっとくらいだったのかなと思います。その後、だるい感じが続いていました。なのでつわりの期間は3ヶ月ほどだったとも言えるかもしれません。
つわりが重かったと言えるかどうかは分かりませんが、夫のお弁当作りや簡単な家事はなんとかこなせるくらいでした。
妊娠4ヶ月(7月)
先月に引き続き、基本的にだるく、できるだけ横になる日が続きました。偏食ぎみなのは減り、なんでも食べられるようになってきました。
- 便秘
数日便秘でコロコロうんちだったのに、突然下痢したりしました。腹痛が起こることもありました。便秘が1日2日続くだけで、しんどく、精神的にも耐えられなくなっていました。便秘がちなのが続いていたので、義母から教えてもらってオリゴ糖を摂り始めました。
これを夜ヨーグルトにかけて食べて、1~2日後に便がでるようになりました。おすすめです。
- おっぱい痛
胸がさらに大きく重く。マタニティブラすら不快でした。壁を曲がるときに、角に乳首を引っかけて、悶絶したりしてました(笑)
妊娠中期
安定期といわれる中期。確かに行動できる範囲は広がりましたが、想像していた”安定期”とは違っていました。安定期は「なんでもできる」「軽快」、というイメージでしたが、そうでもなかったですね。
妊娠5~6ヶ月(8月~9月)
17w(8月19日)にはじめて胎動を感じたような気がしました。
- つわりが少々
食事は食べられるものの、まだ楽しめない。相変わらずポテチなどスナックを食べがち。
- 体はまだ重い
横になりたいのに、どっちを下にして横になっても落ち着かず。夕方の方が体が楽。食後しんどくなりがち。
- お腹の張りと痛み
お腹の下側が引きつる感じ。筋肉痛みたいな、つりそうな痛みが出るようになる。胎動のせいかな。おへその周りにモヤモヤとした痛みを感じることが増えました。
車で遠出(泊りがけのドライブ)を2回したり、休みをいれつつであれば、たくさん歩けるようになりました。夏場は暑かったので、引きこもってDVDやマンガを観ていました。スイカを毎日のように食べてたなぁ…。
妊娠7ヶ月(10月)
胎動がよりものすごくなってきました。
- おっぱい潰れ痛
この頃、はちきれそうだったおっぱいは少々しぼみ、垂れがちに。27週頃、おっぱいの周囲(付け根?おっぱいの脇)が青あざのようになる。うつ伏せで寝がちだったので、潰れて伸ばされて内出血したものかと推測。
この頃が1番安定期っぽかった
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この頃、「副乳」ができているのに気づきました。牧場時代に牛で見たやつじゃん…!と興奮
▽副乳を発見したときのアメブロ記事

妊娠後期
私は身長がある(169cm)からか、お腹の大きさはそんなにそんなに。後期になって、胎動はねじれるような力づいよいものに、いっそう激しくなってきました。
妊娠8ヶ月(11月)
- 貧血
人生ではじめて貧血になる。寝ているときに息苦しくて目覚める日が続いたのと、ふらふらする感じ、そして『氷を食べる』ことが増えたので、貧血かも?と思いました。散歩の量が激減。
▽自己判断で鉄分サプリ(10 mg/日)のものを飲み始めました。
1ヶ月くらい経つ頃には、だるさなどはすっかり無くなりました!
- 食欲が△
後期は食欲がすごいイメージがあったのと、自分が過食持ちだったのろで、後期は食事制限をしなきゃならないんだろうな~と構えていたのですが、子宮がみぞおちまで上がってきているせいか食欲はそんなに増しませんでした。でも一般の人の普通くらいには食べてました。甘いもの(特にチョコレート、ふかし芋、みかん)や、スナック菓子を食べがちでした。
- 寝る前の痒み
布団に入ると、膝下や内もも、背中などかチクチクかゆい日が増えました。クリームを塗ってはいるのですが…。寝てから2回もパジャマを交換した日もあります。綿100%のパジャマしか着られなくなってきました。
- 赤アザ(静脈瘤?)
静脈瘤で典型的な青い血管が浮き上がるのはそんなに無かったのですが、アザがよくできるようになりました。青あざもできましたが、赤いアザも。内出血でしょうか。血管が切れやすくなっているようです。

妊娠9ヶ月(12月)
- お腹の張りで急遽受診
34wのときでした。子宮口などは問題ないものの、張りどめを出してもらう。
ウテメリン5mg(3錠/日)を1週間と少し飲みました(医師に電話して確認したところ「最後まで飲みきってください」と言われましたが、お腹が張ってもすぐ柔らかく戻るようになったので、最後の数日は自己判断でやめてしまいました)。
https://ameblo.jp/umayanolog/entry-12558037757.html
張りどめはとにかく息苦しくて仕方なかったです。何日か飲み続ければ、動悸は慣れて苦しく感じなくなってきましたが…。 ▽ウテメリンを飲んでいたときの心拍数(散歩のあとすぐ) ![]() |
10ヶ月:臨月(2020年1月)
尿糖がけっこうプラス
臨月まで何も言われなかったので気にしていなかったのですが、妊娠8ヶ月(10月)の検診ごろから、尿検査での尿糖が「+」で出てます…。
▽母子手帳「妊娠中の経過」左ページの1番右の列が尿糖。
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「-」「+」「++」の3段階評価ですが、これは大丈夫なんだろうか…と気になってきました。
検診の朝も普通に朝ごはんを食べてから行っているのが良くないのかな?妊娠糖尿病なのかな?
今度の検診のときに主治医に訊いてみようと思います。
想像していたよりも大丈夫だったこと
- 妊娠線
今臨月ですが、まだできてません\(^^)/。正確に言えば、ごくごく初期、パンツの太もも周りがキツくてハサミで切り込みを入れてたころに、太ももの外側に3本くらい出来たような気がしましたが、その後はほとんど目立たずでした。▽妊娠線クリームは妊娠初期からずっと「ユースキン」。コスパ最高。 - 体重増加
妊娠前の体重は65kg。臨月前でプラス6kgでこれています。過食持ちなので、「絶対めっちゃ太るんだろうな」「食事制限はものすごく頑張らなきゃならないんだろうな」…と思っていましたが、いざ妊娠してみたら、そんなに食欲は増えませんでした。むしろ落ち着いたかな?という感じです。”ふつう”くらいは食べてます。
私の過食はストレスとか疲れがあるとき出やすいのですが、妊娠中は「無理しなかった」ために、過食も出にくかったのかもしれません。
404 NOT FOUND | うまやのブログ
妊娠中のメンタル面
双極性障害を抱えながらの妊娠でした。しかし、「妊娠の安定化パワーはすごい!!」と感じています。妊娠中は気分めっちゃ安定する。
- 精神面の不安定さは妊娠初期だけ
妊活(不妊外来)に通っていた頃は、メンタルやられました。妊娠した?流産した?とかで、泣いた日もありました。つわりのときも、体がしんどすぎて、上がりはしませんでしたね。
- 人生で1番くらいにメンタル安定
中期くらいから、精神面が落ち着いていたように思います。今までの人生で1番じゃないかくらいでした。
▽気分の波が穏やかだったのがリズム表からも読み取れます。
【月次レポート】(2019年9月)穏やか。食欲、芸術、ダニの秋...
いわゆるマタニティーブルー(妊娠鬱)のようなものは、比較的少なかったのではないかと思っています。あっても半日とか。私の姉も妊娠しているのですが、出産の恐怖で夜鬱っぽくなる、というのを聞くと、私はマシだったのかな、と思います。
気分安定薬のラミクタールを妊娠中も飲み続ける、という選択は間違っていなかったなと感じています。
まとめ:体は天才
妊娠前には、妊娠したら体が変わっていくことについていけるのか、体調管理を自分ででちゃんときるのか、自信も無く、不安でした。
でも、実際に妊娠中の10ヶ月間は、自分の体を注意深く観察して、気遣って…毎日がいい練習になりました。
そして、自分の体を、もっと信じられるようになりました。
妊娠中のアプリなどを使っていると毎日いろいろ情報が流れてきます。不安なことをネットで検索すると、良い例も、危険な例も目にしました。あれはダメ、これは良い…そういう情報の中で、最終的に判断するのは自分。お腹の子を守れるのは自分。となったとき、より一層「自分の感覚」に従うことが増えたように思います。
たとえば、「つわりは体に悪いものを拒絶して、赤ちゃんを守っている」と聞いたことがあったのですが、まさにそうだなぁ、と実感しました。自然なものとか、衛生的なもの以外ほんとに受け付けなくなった。気持ち悪いとか美味しくないとか、そういう「ちょっとした不快感」にどれだけ気づき、体に従えるかが大切なんだと知りました。
そして、そういう「危険」を感じる能力が、自分にも備わっているということにも感動しました。
「体は天才」という素敵な言葉がありますが、妊娠すると、ほんと実感します。
それでは、最後までお読みくださりありがとうございました。
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