過食嘔吐もちが妊娠してみて分かったこと【妊娠レポ】

過食嘔吐もちが妊娠してみて分かったこと【妊娠レポ】 過食(過食嘔吐)

 

こんにちは。とび太(@umayano2)です。

双極性障害で、それが由来の過食(過食嘔吐)をしてしまうことがあります。

 

過食や、過食嘔吐持ちが妊娠したときに、どんな感じになるのか、実際の経験談をレポートしたいと思います。

 

とび太の妊婦スペック

私について、妊娠に関係しそうなことは次のとおりです。(2020.1現在)

  • 身長:169cm
  • 体重:妊娠前65kg、臨月37wで73kg(+8kg)
  • 母は子供3人とも帝王切開(私は第3子)
  • 父親が糖尿病Ⅱ型、高血圧
  • 過食嘔吐は21歳から
  • 21歳のとき両側の卵巣嚢腫(皮様嚢腫)摘出
  • 27歳のときPCOSと診断され不妊外来の門をたたく
  • ピルの服用歴長めだけれどもAMH値は低かった
  • タイミング法を試そうとした直前に自然妊娠

 

小さい頃から「よく食べる」人間だったのですが、そのせいで婦人系疾患と長い付き合いになっているような気がしています(過食していたことで卵巣にダメージを与えた)。

 

 

つわりのとき、吐くのが楽に感じた

吐くのが良いとかではないですが、「吐き慣れている」ことで「吐く」事自体のストレスは感じにくかったのかな、と思います。サッと吐くことができました。

つわりのとき、吐いた回数は、ひどいときでも月に8回くらいでした。自分的には、つわりにしては少なかったのでは?と思っています。しかも、「ガチの過食嘔吐」していた頃に比べれば、食べた量も少量です。

同じ嘔吐でも、過食嘔吐みたいに「ストレス由来」のものと、つわりみたいに「体の不調由来」のものでは、全然違うのだな、と感じました。

 

 

妊娠中「食欲」は想像していたほどは増えなかった

過食嘔吐持ちだった私が、妊娠前から恐れていたのは、「妊娠したらすごく食欲が増える」のではないかということです。「きっと産院で怒られたり、体重管理大変なんだろうな…」と不安に思っていました。

しかし、いざ妊娠してみると、思っていたよりは食欲が増えなかったな~という感想です。つわりのとき、もし「食べづわり」だったら大変だったかも、と思いましたが、幸い食欲が減る方のつわりでした。ある意味過食持ちで良かったのかなと思ったのは、「つわりで気持ち悪くても(少食の人並には)食べれた」ことです。

夫と同じ量くらいはしっかり食べていましたが、ストレスになるほどガマンすることはあまり無かったように思います。

 

妊娠中はメンタルが安定する

過食してしまう原因の1つには「ストレス」があると思いますが、私もそうで、精神的に波があると食べたくなってしまいます(鬱っぽいとか、イライラしているときとか)。

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「妊娠中はメンタルが安定する」というのを聞いたことがあったのですが、確かにそうかもと感じています。体がしんどくても気持ちが安定していてくれるのを感じました(妊娠前は体調が悪いと、メンタルも悪くなっていたので…)。

妊娠が分かると、無理しなくなったり規則正しい生活を意識したりするので、ますます精神的に安定していくのでしょうね。精神的に落ち着いてきた結果、過食も減るのだと思います。

 

 

血糖値から目を背けられなくなった

過食することは、やっぱり、体へのダメージが大きいです。

過食するとき、私が必ずと言っていいほど食べてしまうのが、「糖質」。炭水化物のうち、食物繊維でない方のやつです。

妊娠中は、妊娠前にやっていたような「ガチの過食嘔吐」はしないようにと思って、なるべく甘いものを過食しないようにとは思っていましたが、実際は食後、毎食のように甘いものや果物をつまんでしまいました。

お菓子(甘い、しょっぱいどちらも)ももちろんですが、果物をたっぷり食べていました。夏場は熱くて、スイカが美味しくて、水分補給の代わりくらいに食べていました。バナナとリンゴは常備、秋は柿、冬はみかん…お菓子よりはマシだろう、という思考でした。

 

尿糖が出る

私は、妊娠前に糖尿病などを指摘されたことはありません。しかし、妊娠7ヶ月ごろの検診から、尿検査に尿糖が「+」で出るようになってしまいました。

私の産院では、尿糖の検査結果は、「-」「+」「++」の3段階です。

 

医師から何も言われなかったので、「大丈夫なんだろう」と思っていました。ネットなどで調べても、『妊娠中はホルモンの影響で尿糖が出やすくなる』というのをよく見かけたので、まぁ、仕方ないか~という感じでした。

妊娠糖尿病か調べる検査(糖負荷試験)のようなものは、提案も無く、やりませんでした。なので、妊娠糖尿病かどうかは分かりません。でも多分、軽度にはなっていると思います。

 

巨大児にならないか怯えて過ごす

検診に行くと、毎回のように言われること…それは「でかいね」、です。

臨月最初の検診でもまた言われ、いよいよ私は、「もしかして血糖値が高いのが原因???」と思い始めました。妊娠糖尿病の妊婦は巨大児になりやすい、と言いますしね。

主治医に、「(赤ちゃんが大きいのは)尿糖が出ているせいもあるんでしょうか?」と聞くと、「無くはないですよね…」という反応でした。

血糖値は、治療が必要なほど悪くはない(妊娠糖尿病のラインまでは達していない)のかもしれませんが、赤ちゃんが大きい原因になっているかもしれません。

 

私の母は第一子を産むとき、胎児が大きすぎて帝王切開になりました。臨月から全然動かず、とても太ってしまったから赤ちゃんが大きくなってしまった…と言っていました。そして母は骨盤がそんなに大きくないようです。

なので私も、身長はあるけれど骨盤は小さいのかも…巨大児になってしまったら帝王切開になるのかな…と、お腹の子に「早く産まれてこーい」と急かしたりしてしまっています(赤ちゃんは何も悪くないのに…)。

 

過食は、妊娠中も「課題」であり続ける

私は糖質を食べがちなので血糖値の方に影響がでたのですが、過食持ちの人によっては、妊娠高血圧症候群の方で頭を悩ませることになるかもしれません。

私は、これまでの人生で「ものすごく食べる」世界を知ってしまったので、”ふつう”がどれくらいなのか、麻痺してしまっているところがあるかもしれません。食べる量を減らしたつもりでも、まだまだ多すぎるのかもしれません。

自分にとって、”丁度いい量”はどれくらいなのか探していかなければならないのは、これからの一生でもずっとなのでしょうね。

 

妊娠すると「一生モノの生活習慣」が身につく!

ひとことでいうと、「やっぱり私の食べる量は多いんだなぁ」、です。自分なりに減らしていたつもりでも、まだまだ多かったようです。

臨月になってみて、もはや抗えないくらい赤ちゃんが大きくなってしまっていて、後悔はやはり感じます。もっと頑張れなかったのか…とか。でも、妊娠中してから、自分なりには頑張ったよね、とかも思ってしまいます。「ガチの過食嘔吐」は減ったよね!って…。

できる範囲でやるのが最善だと思いました。制限を頑張りすぎても、ストレスになってしまったら結局食べてしまいますから。

 

妊娠=ガマンではない

確かに、妊娠すると、すごく厳しく健康管理が必要になります。妊娠していない人ならしなくてもいいくらいのレベルです。

「自分なりに」頑張って、糖質とか抑えて、食べ順とか考えたり、食後運動したり…。でも尿糖が出たり、胎児が大きくなってしまったりして、「こんな努力じゃまだまだ全然足りないんだ…」「私のせいだ」「ガマンするなんて辛い」と泣いたこともありました。

私がした努力は、他の人に比べたらとても小さかったかもしれません。事実、頑張ったのか?というくらい、けっこう食べてしまっていたと思います。

 

確かに、食事制限とかの事態になったら過食嘔吐持ちにとっては(もちろん”普通”の人にとっても)ホントに辛いと思います。でも、私が今、そろそろ出産、となってみて思っているのは、「妊娠は一生モノの生活習慣が身につく本当に良い機会」ということです。前向きになれています。

これは、「妊活」の段階からも言えると思いますが、ホントに、体が健康になると妊娠しますよね。私もそうでした。

健康な生活を身につけて、体が健康になると、やっぱり妊娠の経過も順調だと思います。(先天性のトラブルや体質のもの、事故的なものは除く)

そしてきっと、子供を産んだ後も、妊娠中に身につけた『健康の価値観(健康とはどのくらいのレベルを言うのかを知ること)』は、威力を発揮するのではないかと思います。妊娠中みたいな生活(糖質コントロールとか減塩とか運動とか規則正しい生活とか)を続けられたら、自分も、家族も、健康になります。たぶん、絶対。

長生きもできちゃうでしょう。

 

 

 

最後に

過食や過食嘔吐持ちで妊娠された方は、妊娠中、食べ物関係などを中心に、ストレスを感じたり苦しさを感じることも多々あるかと思います。

でもきっと、悩んだその分、いい出産につながると思います。

私も、出産がどうなるか分かりませんが、たとえ巨大児で帝王切開になったとしても、自分を100%責めないようにしたいと思います。

過食や過食嘔吐をしてきた私達は、スタート地点が、他の人たちよりずっと後ろだった、という風にだって言えると思うのです。赤ちゃんと自分が、無事に出産を乗り越えられたらとりあえずOK!そして、少しでも赤ちゃんのリスクを減らせる努力が出来たら花マル!!

 

過食も、過食嘔吐もたぶん一生の付き合いだと思います(たぶんまたくり返す)が、お互い、少しずつ前進してゆけますように。

 

最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

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