精神科・メンタルクリニックの選び方!確認したいポイントとコツ

精神科・メンタルクリニックを選ぶときに確認したいポイント 双極性障害 精神科・くすり

 

こんにちは。双極性Ⅱ型障害のとび太(@umayano2)です。

 

皆さんはどのように病院を選んでいますか?
できれば、「いい病院」「いい医師」で診察を受けたいですよね。

  
私はこれまで4件の精神科に通いました。もう行きたくない精神科もありましたし、機会があればまた通いたいメンタルクリニックもできました。

その中で経験したことを元に、「いい病院」はこうやって選べばいいのではないか?と、自分なりに分かってきたことをまとめたいと思います。

 

病院を選ぶときに大切なこと

「いい病院」とはどんな病院だと思いますか?

  
私は、「通院をし続けられる病院」だと思います。

「自分と相性がいい病院」と言ってもいいかもしれません。

 

双極性障害と生きてゆくためには、薬が欠かせません。通院が続けられなくなって薬が飲めなくなるのだけは絶対に避けたいところです。

  
通院を継続するためには、

  • 自分が納得できる
  • 不安が少ない

ことも大切だと思います。
  
通う度にストレスを感じたり、不安が増えてゆく病院だと、いつかは通院が苦になってしまうかもしれません。症状を改善するために病院に通っているのに、病院や通院のせいで波が大きくなってしまったら本末転倒ですよね。

 

「通院し続けられる病院」とはどんな病院なのか?ここで一度確認してみましょう。

 

 

病院探しは出来るだけ早いスタートを

精神科や心療内科では、初診の場合、予約が必要な病院が多いと感じています。(飛び込みで受診できるかどうかは、直接病院に電話して確認必須です。)

そして、たとえ予約できても、診察を受けるまでに時間がかかる傾向があると思います。私は、初診までに数ヶ月かかることもありました。

他の病気と同じように、メンタル疾患もできるだけ早く治療が必要なのに…。日本でも精神疾患系のインフラができるだけ早く整備されてほしいなぁと願ってしまいます。

 

手近な病院でも待ち時間がかかりますが、さらに「いい病院」を受診しようとするともっと時間がかかってしまうかもしれません。

 

予約のとりやすさは地域によって差がある

私が先日茨城県で転院したときは、初診までに、予約が取れてから2ヶ月ほど待ちました。≫双極性障害になってはじめての【転院】に3ヶ月もかかってしまった話

北海道に住んでいた頃は、札幌の心療内科にお世話になっていたのですが、初診のときでもすぐに(1~2週間後)に予約が取れました。札幌は都会でたくさん病院があるからでしょうか…。≫北海道での精神科通院の経験談

 

精神科探しのスタートは、早ければ早いほどいい

早く探し始めるメリットは、たとえば次のことがあります。

  • 焦らず自分のペースで進められるので心身のストレスが少ない
  • 検討する時間をたくさんかけて納得した病院を選ぶことができる
  • トラブルや手間が増えたときに落ち着いて行動できる
  • もし途中で気が変わっても、やり直しがきく

具体的にどのくらい早く始めればいいのかというと、2〜3ヶ月くらい見ておいてもいいかもしれません。

 

病院選びは、ネットと電話ができる環境であればできます

電話をかけるのがしんどい人は、誰か身近な人に協力してもらいましょう!

  

※緊急性のある人は
症状がすでにしんどかったり、薬が無くなりそうだったり、すぐにでも診察を受けたいと感じている方は、とりあえず受診できるところを受診して、その後薬を飲みながら、他の病院もじっくり選んで転院するのもいいと思います。当日でも、駆け込めばねじ込んで貰える可能性もあります(できるだけ事前に電話で確認を)。病院探しに誰かの力を借りてもいいと思います。諦めずに、電話をかけまくりましょう。命の危険があるときは、119に電話して指示を仰いだり、救急車を呼んでください。

 

 

病院(精神科/心療内科)の選び方

病院を選ぶ→決める、までのオススメの流れです。

 

①自分にとって重要なポイントを絞る

まず、自分の中での「いい病院」の基準を確認しましょう。
あなたにとって、どんなことが重要でしょうか?

これは本当に人それぞれだと思います。たとえば、次のような判断基準があります。

 
▽病院の条件リスト

  • 距離の近さ
  • 医師の人柄
  • 医師の専門性
  • 説明のわかりやすさ
  • 病院の雰囲気やにおい
  • 受付の人の対応
  • カウンセリング環境の有無
  • 待ち時間
  • 予約システムの有無
  • 薬局の利便性
  • 公共交通機関の有無
  • 駐車場の有無
  • 自立支援制度が使えるかどうか
  • オンライン診察の有無
  • 持病とまとめて受診できる
  • 入院できるかどうか
  • その他

 

たとえばこの中からあなたが譲れないポイントを、いくつか選んでみてください。オススメは2~5つです。

病院選びを進めるうちに変わることもあると思うので、現時点で思いつく、ある程度のもので構いません。

 

 

②その中で優先順位をつける

①で選び出したいくつかの条件について、優先順位をつけてみてください。
その順位は、いつでも前後して大丈夫です。

 

③病院の候補を選ぶ

優先順位が確認できたら、次に病院の候補を出してゆきます。

 

通える範囲にどのような病院があるか

グーグルマップなどで、検索してみて、近い病院を探してみます。

双極性障害のような気分障害を扱う病院は、精神科・心療内科・メンタルクリニックなどありますが、私は、これらの看板名はあまり気にしなくていいと感じています。
▷精神科/心療内科/メンタルクリニックの違いについて≫厚生労働省

 

精神科や心療内科の評判(口コミ・レビュー)も見てみる

知人の口コミはもちろん、ネットのレビューも参考になります。
  
ただし、「いい・悪い」の感じ方は人それぞれなので、鵜呑みにしないように気をつけましょう。メンタル系の病院なので、患者の中にはナイーブな状態の人もいますし、そんな人は極端なレビューを書きがちなのかな、と思います。

 

病院のHPを検索して、特に医師のプロフィール情報も見てみる

医師の専門や、医師が所属している学会、経歴などを見てみます。

双極性障害の場合は、専門の1番が精神疾患や気分障害、脳神経系(てんかんや発達障害含む)だといいのではないかと思います。

医師のコメントなども読んでみると、その医師が何を大切にしているのかが見えてきます。

 

 

④候補の中から絞ってゆく

③で挙げた病院の候補の中から、現実的に受診ができそうな病院に絞ってゆきます。

ここからは、電話の作業が多くなります。
候補に選んだ病院にひたすら連絡をとり、予約をとります。

※心身にエネルギーが無いときは、どんどん周りの人の力を借りましょう!無理せずできる範囲で大丈夫です。

 

病院によって予約のできる時期も、予約に必要なもの(紹介状など)も様々だと思います。

1本の電話で予約を取り付けられないこともあるので、気長にやってゆきましょう
  
余裕があれば、予約をとるときに、「受付の人の対応」も観察してみてください。もし通えるようになったときに、受付の人とやってゆけそうでしょうか。

 

予約は複数の病院に重ねて取っても構わないと思います。
その場合は、ドタキャンはしない、行かないと決めたらすぐにキャンセルの電話を入れる、などのマナーを守れば大丈夫だと思います。

 

個人病院か総合病院か?

精神科を探していると、個人で開業している病院と一緒に、総合病院も候補に挙がることがあると思います。

総合病院がオススメな人はこんな人です。

  • 症状がまだ安定していない人
  • 精神科以外にも他の科に罹っている人

総合病院の方が、高度な医療を受けられる可能性が高いと思います。ただ、デメリットとしては、待ち時間が長いことがあるかもしれません…。

参考:「ひとり」さんからのコメントより

 

経験談:私の病院選び

私が精神科選びで重視している点は、

 ・医師の専門性・技量

 ・医師の人柄

 ・病院の雰囲気

です。

 

私がなぜ医師の専門性(双極性障害に詳しいかどうか)かというと、的確な薬とアドバイスがほしいからです。
このため、カウンセリングできる環境や、自立支援制度が使えるかどうか、病院までの距離などは後回しで考えました。

医師をしている友人に相談したときに、「大学病院とつながっている医師がいい」と教えてもらったことがあります。
実際に友人がオススメしてくれた医師の診察を受けてみて、なるほどこういうことかと感じました。

双極性障害は単極性のうつ病などと比べて比較的新しく認知されてきている気分障害なので、専門的な知識や経験を持っている医師が少ない状況だと聞きます。
大学病院は新しい知見が集まりやすい場所なので、大学病院にパイプのある医師は双極性障害についての知識を持っているはずです。

 

また、先日転院した病院は、大学病院との関係について全くわからなかったので、病院のHPを見て、「双極性障害」という言葉が載っていること、医師の専門性がなんとなく「脳※」に関係ありそうだったことから、受診する候補に選びました。
※具体的には、医師の専門は、発達障害、精神疾患、遺伝医学。

 

 

まとめ

病院選びは、心身のエネルギーを消耗する作業ですよね。

1発で「いい病院」に当たることは難しいかもしれませんが、条件にこだわりながら探して、できるだけ納得のいく病院を選んでほしいです。

 

希望通りに行かないこともあります。ときには「なるようにしかならない」で行くのもアリだと私は思います。もし通ってみてダメだったら、そのときまた探せばいいのですから。

 

この記事を読んでくださった方が、その人にとっての「いい病院」に出会えることを願っています。

 

 

▽転院の失敗談

https://umayano.com/transfer-episode

 

 

コメント

  1. おはようございます

    病院の選び方、とても共感しました。
    今は、地元の病院によい先生がいるので、安心して通えてます。
    大学病院はとても心強いですよね、病気が安定するまでは大学での治療が良いと、主治医にも言われました。今後症状が変化した場合は、そちらにお世話になるつもりでいます。

    今月もブログ楽しみにしてますね
    もしお時間あれば、大した内容はないですが、、私のブログ(https://ameblo.jp/butatoushitotori/)もぜひどうぞ。

    • ひとりさんこんにちは!コメントありがとうございます。

      大学病院に関するお話、とても参考になります。主治医から勧められることもあるんですね。

      ひとりさんのブログ教えてくださり嬉しいです!早速拝見させていただきました。

      鬱の症状など、共感するところもあり、また人それぞれでもあるんだなぁとも感じました。
      めまい、大変そうですね…。

      とても積極的に治療や活動をされておられ、勉強になります。
      そして、とても読みやすい魅力的な文章をお書きになられるんだなぁと感じました^^
      これからもひとりさんのコメント、そしてブログ更新楽しみにしています!