なぜ過食をしてしまう?過食嘔吐を経験してわかった【食べる理由】

なぜ過食をしてしまう?過食嘔吐を経験してわかった【食べる理由】 改善・ヒント

 

こんにちは。とび太(@umayano)です。

現在28歳。

「過食嘔吐」とは21歳のころから始まり、今では7年ほどの付き合いです。

過食嘔吐は、最近まで月2ペースでしていました。

吐くほどにひどくない「過食」は、もっと頻繁にあります。

いつから過食し始めたのかというと、さかのぼれば子どもの頃からかもしれません。

 

この記事では、いま現在進行形で「なんで私食べているんだろう?」と思いながら食べている人はもちろん、次に当てはまるような人に読んで欲しいと思って書きました。

・「過食」について誰かにあまり話したことがない

・人前では過食はしない、あるいは抑えている

・今の体型は「標準」「ぽっちゃり」「太っている」

・基本的には自分は健康で、恵まれていると思う

 

※「BMIが15に近い」「痩せていると言われてもそんなことないと思う」人は、「神経性やせ性」「拒食症」で調べてみると欲しい答えが見つかるかもです。

 

 

過食とは

なぜ過食をしてしまう?過食嘔吐を経験してわかった【食べる理由】

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食べすぎてしまうことが過食ですが、摂食障害と「食べすぎ」の境目は曖昧ですよね。

 

摂食障害は主に神経性やせ症・神経性過食症(神経性大食症)・過食性障害のことを指します

摂食障害について | 摂食障害情報 ポータルサイト

 

「過食」をさらに細かく分けると、

  • 過食した後に吐かないもの
  • 過食した後に【埋め合わせ行動(吐き戻す、運動する、下剤の使用など)】をするもの

があります。

 

私は吐き戻すことがあるので、後者ですね。

 

そして、私が「過食」するときにはいくつか種類があります。

自分でなんとなく名前を付けています。

例えば下記のような過食があります。

  • 疲れ食い
  • イライラ食い
  • わなわな食い
  • ホッとした食い
  • 誰かと会った後食い

 

過食と7年ほど向き合ってきて、過食してしまう原因がなんとなく掴めてきました。

 

過食の原因でよく言われるのは、『心理的なもの』とか、『考え方の偏り』とか『完璧主義』とか言われていますね。

でも、そんなの、分かっていても「どうしたらいいのさ」と思ってしまいますよね。

 

根本的解決は一旦置いておいて、とりあえずまずは、「過食してしまう理由」に自分で気付けるようになることを目指しましょう

 

 

過食をしてしまう理由

なぜ過食をしてしまう?過食嘔吐を経験してわかった【食べる理由】

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過食をしてしまう理由。

それは、、、

 

ストレスです。

 

これに尽きます。

 

「過食してしまう理由はストレス」と聞いて、どんな言葉が頭に浮かびましたか?

私は、「いやいや私そんなにストレス感じてないですから」って思いました。そして、そう思いながら食べ続けていました。

 

「ストレス」っていう言葉は簡単に使われがちですが、それが一体何なのか、どこにあるのか、すごく曖昧だったりしますよね。

 

それでは、過食の原因になるストレスはどんなものなのか、深堀りしてみます。

疲れのストレス

疲れると甘いものが欲しくなる、というのはよく耳にしますよね。

摂食障害でない人でも、疲れていれば食べたくなるのは自然なことです。

 

そして、いったん食べ始まったら止まらなくなったのが、「過食」ですね。

 

「疲れる」というと真っ先に浮かぶのは、たくさん運動したりした後の「体の疲れ」ではないでしょうか。

体の疲れは自分で気づきやすいです。

筋肉痛だったり肩こりだったり、ニキビがでたり、何かしらサインが出てきます。

 

体の疲れと同じように、気を遣ったり、悩んだり、考え事をしたりして「頭を使う」ことも、「疲れる」ことです。

遊ぶことだって、疲れます。

体調が悪いのも、疲れているときと一緒です。

 

また、食べると消化にたくさんエネルギーを使います。

食べ過ぎは「疲れること」なのです。

普段からたくさん食べる人は、自分で余計に「疲れる」ことをしているんですね。

 

「疲れる」ことは、ストレスです。

心から「今すごく自分は健康だ」と思える時って、食べる量は意外とふつうだったりします。

 

ずっと過食がちで生きてきた人にとっては、「ふつう」が何かもはや分からないかもしれませんが、人は通常、健康でストレスのない環境であれば、そんなに食べれません。

 

疲れると食欲が減る人もいますが、私たち過食持ちの人間は、疲れると食べてしまいます。

 

「疲れ」のせいで過食し、そして、食べたことによる疲れに襲われて、また食べる。

こういった悪循環にハマっている可能性があります。

 

人のストレス

緊張する関係とか、苦手な人とか、イライラする人とかは言うまでもなくストレス要因ですよね。

 

でも、好きな人や友人、もしかすると家族でも、その存在がストレスになることも。

その人が好きとか嫌いとかに関わらず、「人と一緒にいること」がストレスになることがあるんです。

一緒にいるからリラックスしてるんだ、とか思い込もうとしなくても大丈夫です。

 

私は、誰かとの食事のときは、ものすごく食べがちです。私にとって「人と向き合って食事をすること」はストレスなんでしょうね。実家でもダメです。

 

周りの人からは、「よく食べる人」で終わりにされてしまっているかもしれません。

「よく食べる」って、褒め言葉にも聞こえたりしますしね。

そう言われると、自分の食べる量が「異常」だとは夢にも思いませんよね。

 

 

不安のストレス

食べながら、明日のことや将来のことを、誰かのことを考えていたりしませんか?

 

「もし〇〇だったらどうしよう」

「明日の〇〇は大丈夫かな」

「○○さんに会ったらなんて話そう」

「〇〇をやらなくちゃならないのに…」

など・・・

 

考え事って、すごく「疲れる」こと。

体は動いて無くても、精神的なエネルギーをたくさん使います。

 

食べると、幸せな気持ちになれますが、それも一瞬。

食べて不安を消せるわけではありませんし、また不安がわけば、また食べてしまいます。

 

「こわい」も同じ

職場から電話がきた、運転中クラクションを鳴らされた、地震がきた…。

「どうしよう!?」と、どうしたらいいか分からなくなる時ありませんか。

こういった、パニックのときも過食は出やすいです。

 

恐怖とか、緊張って、脳にすごいストレスを与えるんでしょうね。

 

「過食」は、ストレスのサイン

過食は「体と心からのSOSのサイン」と思ってみてください。

 

過食が異常だと知っている人が、過食している人を見れば、「あ~あの人、ストレス感じてるんだな」と気づくものです。

 

「ストレスのせいで食べている」

自分が1番気づけてなかったりするかもです。

 

 

ストレスから解放された後にも過食はする

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過食をしがちなのは、どんな場所、どんなときですか?

家で、ひとりでいるときが多いのではないでしょうか。

家にはストレスはないはずなのに…と。

 

家にいるときの過食は、ストレスから解放された後に、持ち帰ったストレスが原因のこともあります

リラックスしたくて、食べているんですね。

 

私は、人と会ったあと、家に着くまで待てなくて、車の中で過食してしまうこともあります。そのせいで車の中には食べカスがたくさん^^;

 

ストレスの嵐が過ぎ去ったあとも過食が出やすいタイミングなのです。

 

 

根っこに別な病気が隠れていることも

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「摂食障害」は、他の精神疾患も合併しやすいです。

 

 抑うつ、強迫性障害、パーソナリティ障害、双極性障害など他の精神疾患を合併しやすい

  ただ痩せたい!では済まない。摂食障害という心の病。働く女性のためのドクターズEYE – MMコーポレーション 

 

実際に私も『双極性障害』でしたし、『境界性パーソナリティ障害』っぽいところもありました。

※境界性パーソナリティ障害は自傷行為をしがちだったり、いわゆる「メンヘラ」っぽくなったりするイメージです。

 

もし根っこが双極性障害の場合は、双極性障害の治療をしない限り、過食も改善しないかもです。

また、実際は双極性障害なのにもし間違って「うつ病」と診断されたら、違う薬を処方されてしまいます。過食が悪化することもあるかもしれません。»双極性障害の診断を貰うコツ

 

摂食障害は、「ストレス解消を食べ物に依存している状態」とも言えるので、依存する対象が変われば、他のものへの依存症にもなりやすいです。たとえば、薬物やアルコール、恋人、など。

 

「自分の過食は軽い」と思うときは根っこが他にある

摂食障害について調べたり、摂食障害の人の話を見聞きしてみて、「なんかちがうな」「自分はこんなにひどくない」と感じたことはありませんか?

「自分の過食は軽い」と思って、「自分は摂食障害じゃない」と結論づけてしまうのは危険です。

人生がもっと楽になるチャンスを失ってしまいます。

 

私は、自分の過食嘔吐について、「摂食障害」ほどじゃない「軽いから大丈夫」、と自己判断で放置していました。でも、フタを開けてみると実は『双極性障害』でした。

 

この経験があるので、過食が軽い人にこそ、原因をもっと探してみてほしいのです。

 

とりあえず、1回心療内科や精神科を受診して

これが、私からのお願いです。

精神科や心療内科を予約して、診察で「過食をしている」ということを伝えてみてください。

 

でも、いきなりはなかなかハードルが高く感じられるかもしれませんね。

特に、自分の過食がそんなに重症じゃないと感じているならなおさらです。

 

私は双極性障害とわかって、その治療を始めたら、過食も良くなりました。もっと早く病院に罹っていれば・・・と後悔してなりません。虫歯がありすぎて銀歯がギラギラですし、卵巣嚢腫も悪化して不妊体質と言われたこともありました。

 

早く受診すれば、その分1日でも早く楽に生きられるようになれると思います。

 

食べる量は、ストレスの量と同じ

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上記のように、食べ過ぎるということは、どこかにストレスがあります。

 

「〇〇だから、ストレスはないはずなのに」とか、何か理由をつけて「ストレスは無い」と思い込もうとしていませんか?

たとえ仕事をしていなくても、毎日まったりしていても、溜まる時は溜まります。

 

また、「食べちゃダメだ」とか「食べものをムダにしている自分は悪い」とか、自分を責めていませんか?

こんな風に自分を押さえつけたり、自分を否定したら、自分でストレスを増やしているのと同じです。

 

過食は「自傷行為」

大げさかもですが、このくらいの表現をしてもいいのではないかと思います。

刃物は使っていませんが、自分の体を大切にできていないのは一緒です。

私は、過食をしている人を見ると、「そんなに自分を追い込まないで。。。」って思います。

 

過食を決して軽く見ないで欲しいのです。

 

食べるのを我慢したり、過食した自分を責めても何も解決しない

過食している人は、「目標が高い」とか「自分に厳しい」という性格であることが多いそうですね。

つまり、「努力家」なのです。

これは素晴らしいことです。

 

しかし、「頑張ることができる」が故に、過食を自分でなんとか解決しようとしてしまうところがあります。

たとえば、我慢したり、食べるものを選んだり、運動したり。

 

でも、残念ながらそういった『対処法』的な行動は、あまり効果が無いかもしれません。

 

じゅあどうしたらいいのかというと、

「自分にとってストレスは何なのか」

そして、

「どうやったらそのストレスを減らせるか」

を考えていく。

それが重要だと思います。

 

 

 

まとめ:自分にもっと気を遣おう

なぜ過食をしてしまう?過食嘔吐を経験してわかった【食べる理由】

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以上をもう一度まとめます。

 

過食の原因はストレスです。

 

そして、改善のためにできることは、「どうしたらストレスを減らせるのか」考えることです。

 

そろそろ、自分にムチを入れるのを諦めてみましょう。

 

今は食べながらでもいいので、

どこにストレスを感じているのか、丁寧に探してみてください。

 

 

ひとつひとつ、自分を大切にしていったら、きっと、もっと素敵なあなたが待っていますよ!

 

摂食障害持ちの素敵な人・・・

摂食障害を持っている有名人で、私が魅力を感じている人が居ます。

それは、「ダイアナ妃」です。

過食していた過去があり、自傷に手を出してしまったこともあるそうです。

でも、過食を受け入れた後の彼女をとても素敵だと思うのです。

自分の心と体にたくさん気を遣って、自分を大切にしていったから、彼女はあんなに素敵になれたんだと思います。

 

もっと自分を愛でましょう!

 

病院受診は軽い気持ちでいいと思う

さいごに、改めて受診のすすめです。

 

「どれだけ過食していたら病院に行くべきか」の目安は、週に1回以上過食をしていることだそうです。

週1回でも過食があれば治療が必要とされています。

摂食障害について | 摂食障害情報 ポータルサイト

 

どのくらいの量を食べると過食、というのは人それぞれかと思いますが、私は「おいしい」ということよりも「食べやすさ」とか「量」とか「安さ」とか、「のどごし」とかを考え始めていたら十分に過食といえるのではないかと思います。

 

精神科や心療内科は、混んでいるとすぐ受診できない場合があるので、とりあえず予約をしておきましょう。

直前に行きたくなくなったらキャンセルすれば良いですから。

 

病院に行ってみると、原因が分かっても分からなくても、きっと前進できるきっかけが掴めると思います。

 

私は双極性障害だったのでを飲み始めましたが、人によっては、治療のために薬を飲む必要は無いこともあります。

 

どうか、自分を大切にしてくださいね。

 

 

 

最後までお読みくださりありがとうございました。

過食しがちな人が、心から「おいしい」と感じながら食べられる日が増えますように…

 

 

 

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