こんにちは。双極性Ⅱ型障害のとび太(@umayano)です。
2019年6月の記録です。
こんな月でした
梅雨
北海道から本州に戻ってきて、最初の梅雨です。
北海道にいた頃は、梅雨(えぞ梅雨)自体は軽かったのですが、それでも去年の夏、連日どんよりと暗い天気が続いたことがあり(10日以上)、そのとき激うつになってしまった反省があります。
その反省から、「梅雨にはうつに気をつけなければ」と思っていました。
いざ、梅雨に突入しました。
結果、どうだったかというと、、、大きくうつにならずに済みました\(^^)/!
梅雨第1弾の、6月7日~11日は、波こそ落ち着いていましたが、リズム表の記録を見ると、「書けなかったマーク(日付の左に付けたカッコ印)」が連続しています。
余裕が無かったのが読み取れます。
また、6月20日~月末は、同じようにリズム表が書けなかった日がありました。
薬の飲み忘れも発生しました。
気温が34℃にもなる暑い日に飲み忘れたばっかりに、それはもう、しんどかったです。
▽しんどすぎて書いた記事

妊娠が判明、体しんどい
前の月の末に妊娠したことが分かりました。
妊娠が分かるまで「気のせい」だと思っていた体調不良は、「つわり」でした。
6月は本当につわりに悩まされる、ひたすら体がしんどい一ヶ月でした。
体がしんどく、しかもそれが慢性的に続くので、気持ちが何度か折れました。
妊娠すると気分は安定する?
妊娠してから、体は超しんどいんですが、精神的には比較的落ち着いていた気がします。
妊娠していないときを思い返すと、体がしんどいと、同時に精神的にも大きく荒れてしまう傾向を感じていました。
それとは違って、妊娠の場合は、体がしんどくても、気分の波は穏やかになるのでしょうか。
(でも波は何度かあったので、気分安定薬の服用は妊娠中も続けていてよかったなと思っています)。
月の中旬ごろから「吐」マークが頻発
今月の場合、ほとんどが「つわり」による嘔吐でした。
「過食嘔吐」というくらいたくさん食べないうちに吐いていました。
「過食嘔吐」では手を使って吐くことが多いのですが、「つわりの吐き」のときは、手を使わなくても吐けたのが新鮮な気づきでした。
昼寝の時間がたくさん増えた
昼寝のしすぎで心配だったのは、「睡眠のリズム」が崩れること。
でも、つわり由来の昼寝だからか、いくら寝ても、夜も眠れました。
眠りは浅かったかもしれませんが、私はもともと浅めなので許容範囲内でした。
妊娠による「変化」ストレスを感じがち
「環境の変化」は波を大きくしますよね。
まず、「食事」がストレスになりがちでした。
食事の準備はなんとか出来たのですが、夫の食事+お弁当づくりが以前のようにできないことも精神的にしんどかったです。
できるだけカンタンに作った、「手抜き」みたいな食事でも、何も言わないでいてくれる夫に救われました。
また、自分の食べたいものが日によって変化するので、「これが食べたい!」とようやく見つけて買ってきても、次の日には食べたくなくなっていたりして、食べ物がムダになってしまうこともストレスでした。
次に、激変する「体」がストレスでした。
体温が高い、だるい。前みたいにできないことが増える。
お腹が慢性的に痛く、下痢になり下着につく汚れに落ち込む…。
おっぱいがかゆくて痛くて、マタニティ用の下着を選んだり、それも負担でした。
体がしんどいことによって、「やりたいことができない」ストレスも感じました。
横になっているのも、何日も続けると、何かしたくなってきます。
でも、イスに座っているのもしんどい、ずっとスマホしているのもしんどい。
双極性障害が由来のしんどさもキツいけれど、体がしんどいのもキツんだなぁ、と身体に苦労がある人を思い浮かべたりしていました。
こんなとき波が大きかった
今月は2回うつのような短い波がありました。
そのどちらも、精神的なものが由来でした。
1回目は、「流産」で頭がいっぱいでした。妊娠検査薬で陽性が出たので診てもらった産婦人科で、「赤ちゃんが小さすぎるので流産するかも」と言われたのがショックだったんだと思います。
2回めは、「パルシステムを断りたい」でした。買い物がしんどいので生協を頼みたいと思い、資料請求をしたのですが、営業の人が来てしっかり疲れてしまったのと、内容にピンと来なかったので断ろうと思い始めていました。
次に営業の人が訪問する日が近づくにつれ、「どうしよう」となって、うつっぽくなってしまいました。
私の発達障害(自閉スペクトラム/ASD)による、コミュニケーションのつまづきでした。
平日と土日の切り替えにつまづいた
上記のような理由に合わせて、リズム表を見返して気づいたことがあります。
それは、「土日に落ち込みやすい」ということ。
平日は、朝の準備の時間をこなしたら、日中は基本的にひとりです。夜に夫が帰ってくる時間帯もなんとなく決まっているので、それに合わせて行動できます。
平日はブログを書いたりもできます。家事もできる範囲で済ませます。
しかし、土日には、何にもできなくなってしまいます。
ひたすら、平日以上にゴロゴロ。
そんな自分を夫がどう思うか不安になってきたら、どこにも出かけられない罪悪感を感じてきたらもう、うつに突入しています。
二人暮らしが慣れてきたのと、妊娠して動けなくなったのもあり、土日に予定が無いことが普通になってきました。
「平日はぴしっと」、それに対して「土日はひたすらのんびり」。
平日と土日との差が大きくなりすぎているのかもしれません。
ここは、今後の課題だなと思っています。
まとめ
今後の体調は予想できませんが、でも今月よりは「妊娠している生活」に慣れてくるのではないかと思っています。
今年は7月にも梅雨がまだまだ長引きそうですね。
来月も、雨やどんよりした天気の日は気をつけたいと思います。
出来る範囲で、こなしてゆきたいです。
リズム表をつけてみませんか?
ブログを立ち上げてからの目標の1つだった、「リズム表」について、「リズム表を記録するメリット」と「リズム表の書き方」が、やっと記事にまとめることができました。
もし、
・双極性障害やうつと診断されたけれど何をしたらいいか分からない
・気分の波をもっとコントロールできるようになりたい
という人がいたら、とてもオススメなので、ぜひ使ってみてください。








コメント
最近読み始めました!
私も病気なので大変参考になると共に勇気づけられています。私は病気であることに絶望し、受け入れられません。今後がどうなるのか不安です。楽しみもありません。人生終わった気でいます。とびたさんはどのように受け入れられたのでしょうか。また最初に薬を飲むことは怖くありませんでしたか。私は副作用が怖いです。
はじめまして!
ブログを読んでくださり、そしてコメントをくださりありがとうございます^^
病気になられたこと、絶望していること、教えてくださってありがとうございます。ひとりさんが、絶望の中でも、こうして私に質問をくださったりして、受け入れようと前進されているのが伝わってきました。
人生終わった感じがしますよね。なんでこんなことになってしまったのかと…。すごく分かります…!
私は、双極性障害と判ったあと、「自分のお葬式」をしました。今までの健康な(双極性障害ではない)自分は死んだのだと、思うようにしました。
何をしていても涙がでそうになるので、たくさん思いっきり泣きました。悲しい、悔しい、後悔、戸惑い、怒り…。なんで泣いているのか分からなくても、涙が出るままに泣きました。
ひとりさんも、出てくる気持ちを、我慢したりせず、とりあえず出しまくってみてください。浮かんだ言葉をノートや日記に書きなぐるのもオススメです。
ご質問について、できるだけお伝えできるように今後このブログで、私がどうやって受け入れたかをぜひ記事にまとめさせてください。
薬を飲み始めるのは、、、ものっすごく怖かったです!!
私はラミクタールだったのですが、SJSという副作用がとてもこわく、救急車で運ばれるようなことになったらどうしようとか、迷惑をかけてしまうとか、もっと毎日きつくなるんじゃないかとか、四六時中考えてしまいました。
ひとりさんは今まさにその恐怖と戦っているのですね。
双極性障害の薬は、規定量まで増量したり、副作用や相性をみたりするために時間がかかるのもほんと勘弁してほしいですよね。恐怖の時間がとても長くて頭おかしくなりそうですよね。
私は、恐怖を乗り越えた!みたいに言えるような強さは無く…。「この恐怖は、双極性障害の不安の症状から生まれてくるんだ」「うつだから余計に不安になっているんだ」と思ってみたり、もし副作用が出て病院に運ばれたときのために部屋を片付けておこうとか、とりあえずそわそわビクビクしていたら時間が経っていた…という感じだったかもしれません。
なんとか1日1日を生き延びているうちに、薬が効いてきているのを感じて来た頃には、不安が一気に軽くなりました。そのくらい、薬を服用することで、体が楽になって、気持ちも前向きになれたんです。
薬が安定するまでは、もしかして薬を飲む前よりもしんどいかもしれませんね。不安の種が一気に襲いかかってきすぎですよね(泣)
でも、薬の種類と量が落ち着けば、きっと、とても楽になると思います。
ひとりさんは副作用のことを真剣に考えていて、そんなひとりさんなら、もし副作用があったとしても早く気付けて、悪化する前にお医者さん報告してより良い対策を練ることにもつながると思います。
もし副作用が少しでもあったら必ず医師に報告してほしいです。すぐにクリニックに電話して状況を伝えるのもいいと思います。
怖い気持ちもそのまま医師に伝えてみてください。まともなお医者さんであれば、受け止めてくれるはずです。
長くなってしまいましたが、私でよければまた、なんでも話をきかせてください^^
とびたさん
丁寧なお返事ありがとうございます。
ラミクタールは重篤な薬疹が出る可能性があるので怖いですよね・・
低い確率ではあるけれど、この病気の罹患率と変わらないので、十分可能性はあると思うと恐ろしいです。
でも、お薬が効いているようでよかったです。お薬の威力はすごいのだと改めて思いました。私のお医者さんもとてもいい方なので、今後の治療をどうしていくかこれから相談していく予定です。一応うつが落ち着いてきているので。
私は、双極性という病気を知るまで長い時間を要しました。
今でも単極の鬱ではないかと思っているのですが、双極性の方が当てはまりがよいので間違いないのだろうと心のどこかで諦めています。
これからのことを考えるとお先真っ暗なので….考えたくないですがこのブログをぜひ参考にしたいと思います。更新楽しみにしていますね、これからもコメントさせて下さい。
よろしくお願いします。
ひとりさん
ご返信ありがとうございます。
主治医の方がいい方で、うつが落ち着いてきているということで、ひとまずよかったです。
しばらくは薬の処方も不安定で不安なことも多いとは思いますが、応援しています。
嬉しいお言葉、ありがとうございます。ひとりさんのコメントが、ブログ初のコメントなんです^^
なにかお役に立てるようなブログになれたらとても嬉しいです。
よければ、ひとりさんの状況やお話も聞かせてください。コメントぜひお待ちしています。
お互い、出来る範囲で日々をこなしてゆきましょう!
これからもどうぞよろしくお願いいたします。