双極性障害ともっといい関係になれる考え方

双極性障害ともっといい関係になれる考え方のコツ まず読んでほしい記事

 

 

こんにちは。とび太(@umayano)です。

 

双極性障害とは、一生のお付き合い。

双極性障害を抱えて生きてゆくのは、最悪なときも、つらいときも、たくさんあると思います。

 

しんどいときばかりが続くのでは、また人生を破壊されるのではと、不安は尽きませんね。

 

ほどよく、穏やかに付き合ってゆければ、双極性障害に命を取られることはありません。

 

双極性障害が無かった人生のようには、もう戻れないかもしれませんが、充実した人生(もしかすると双極性障害と分かる前よりいい人生)を送ることもできるかもしれません。

 

それでは、双極性障害ともっといい関係になれる考え方を紹介します。

 

 

 

双極性障害に主導権は握らせない

 

双極性障害について調べていると、周りの人にひどい迷惑をかけたり、人間関係や人生を破壊させたり、恐ろしい情報をたくさん目にしますよね。

自分も同じことをしてしまうのではないかと思うと、絶望を感じます。

 

でも、それは「双極性障害に舵を握られている状態」で起こってしまうこと。

圧倒的に双極性障害の勢いがありすぎて、自分でコントロールする余地すらない、とてもつらい状態です。

 

まずは、双極性障害と対等な関係になることを目指しましょう。

 

 

薬を飲む

 
双極性障害をコントロールしてゆくためには、薬は強力な手段です。

自分がコントロールできる範囲まで症状を抑えるには、薬は必須だと思っています。

 

まずは薬を飲んで、それから「コントロール」とか「波を抑える」とかを考えるべきです。

気分の波を「薬なし」でコントロールするのはあまりにも頑張りすぎです。

 

まずは、薬を活用して、波のレベルを下げましょう。

 

双極性障害は症状の出方も様々、薬の種類も様々。相性が良い薬に出会うまで時間と苦労がかかるかもしれませんが、いろいろな薬を試して、自分にぴったりの納得できる薬を探し続けてください。

 

ベースになる気分安定薬と、いざというときに使える頓服薬(安定剤や抗精神病薬など)のメンバーを選定することがスタート地点です。

 

 

たまに波にさらわれるのは仕方ない

 
気分の波は薬を飲めば小さくなるとはいえ、0にするのは不可能です。

双極性障害でない人でも、だいたいの人は気分の波がありますし、完璧は目指さない方が得策です。

 

何か起きても、「まぁ、そんなこともあるか。双極性障害だし」くらいに留め、スルーしましょう

波に完全に飲み込まれてしまわずに済みます。

 

でもやはり波に飲まれてしまうこともあると思います。

大切なのはそんなときに自分を責めないことです。

「できるだけ早く気持ちを切り替える」練習をしてみましょう。

 

波にさらわれたら、もっと双極性障害を知り、次に活かすチャンスです。

 

 

 

双極性障害のために消耗するのはもったいない

 
落ち込んだり、喜んだり。感情は無意識に、自動的に湧いてきます。

 
でも、感情が動くということは、エネルギーを使ってしまう、疲れることです。

 

双極性障害の人は、一喜一憂が、躁やうつになってしまうくらい、ひとつひとつの波が来る度にものすごいエネルギーを消耗してしまいます。

 
どうやったら双極性障害に削られないかを考えてゆきましょう。

 

 

双極性障害と仲良くする必要も、恨む必要もない

 
私は、人間関係で、相手と何かあったときなどに、「好き」になろうとしたり、「嫌い」になろうとしたり、つい一生懸命になってしまいます。

でも、人間関係が上手な人は、ストレスを感じる人や関わると消耗する人とは、ほどよい距離を置いているように思います。

 

「躁」や「うつ」と仲良くなる必要は無いと思います。でも、恨む必要も無いと思います。

 

 

現実は現実。それ以上は要らない

 
双極性障害と一緒に生きていると、いろいろなことが起こりますよね。

でも、そのひとつひとつに、反応しない練習をしてみましょう。

 

「双極性障害だから、〇〇なことがある。」

「うつだなぁ。」

事実がある。それで終わり

「うつだなぁ。なんで私はこんなにダメなんだろう」といったように、

原因を深しに行ったり、事実に対して感情を向けたりしなくても大丈夫です。

 

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双極性障害と二人っきりにならない

 
できればなりたくなかった双極性障害。でもいつの間にか、双極性障害のことで頭がいっぱいになっていませんか。

 

ときには力を借りる

 
双極性障害は、当事者の生きるハードルが上がるという意味で障害だと思います。

一方で、気分の波が大きくなってしまったときは、周りの人にとっても障害(迷惑、負担、被害、ストレス)だと思います。

 

双極性障害を放置しても人生壊れますし、ひとりで抱え込みすぎても行き詰まってしまいます。

 

たとえば、ワンオペ育児(ひとり育児)という言葉がありますが、ひとりで子育てを抱え込んで、潰れてしまうニュースは悲しい気持ちになります。

 

なんでもかんでも自分が悪かった、迷惑をかけた、そんな風に自分を責めていませんか?

あるいは、自分で出来る限りなんとかしなきゃ、と抱え込んでいませんか。
 

自責や自己否定が強すぎるのも、責任感が強すぎるのも、しんどさの原因になります。

 

私は、双極性障害は本人が悪いとか、自分でひとりでなんとかすべきものだとは思いません。

もちろんできる範囲で症状改善の努力をすることは必要だと思いますが、生きている環境や周りの人への影響など、自分の力でどうしようもできない部分もあると思うからです。

そして、自分ひとりでなんとかできるようなレベルの障害でもないと思います。

 

自分でできない範囲は誰かに頼ること、SOSを出すことを、普段から練習しておくことが大切です。

 

そして、力を借りたら、「ありがとう」という言葉を忘れずに、症状改善への前向きな努力をしてゆきましょう。

 

 

小さいことですが、私は、次のように周りの人(特に夫)に力を借りています。

 ・LINEの返信などに困ったら文章をチェックしてもらう

 ・「どうしたらいいと思う?」とアドバイスをもらう

 ・自分が今どんな状態なのか、相手から見た自分を教えてもらう

 ・「くすりのんだ?」と訊いてもらう

 ・パニックや涙に襲われたときは抱きしめてもらう

 

自分なりの「力の借り方」を探してみてください。

 

 

公的支援を活用する

  
行政から支援を受けることにためらいを感じていませんか?

 
「税金つかうな」「働け」「甘えんな」…。障害者に対するそんな批判は耳に残りますよね。

でも私は、お金やサービスを受けることに、罪悪感や後ろめたさは感じなくていいと思うのです。

 

行政がお金やサービスを提供してくれるのは、「障害があって生きるのが大変だから、支援します」という目的があると思います。本当に助かりますね。

  
そして、私の勝手な予想ですが、

「精神障害を放置すると周りにも被害が及ぶから、このお金できちんと治療を受けてくれ

「ムリして頑張って症状が悪化するくらいなら、働かなくていいからこのお金を使って静かにしてて」

という目的もあるのではないでしょうか。

 

すすんで迷惑をかけられたい人なんて滅多にいないと思いますし、同時に、誰かの苦しんでいる顔を好んで見たい人も滅多にいないと思います。

 

なので、堂々とお金の支援やサービスを受け取っていいと私は思います。

もらったお金やサービスを使えば、そのお金で利益を受けている人もいます。

 

もらったからには、心から感謝して、しっかり治療に使う。

 
症状改善に向けて前向きに努力できたらいいのではないかと思います。

 

 

 

ふたりの世界に入らないよう注意

 

波に飲まれても気持ちよくならないことです。

気持ちいいのは自分だけで、周りの人はとても不快に感じているかもしれません。

信頼関係を損なう可能性もあります。

 

うつなどでしんどいときに「悲劇のヒロイン」「被害者」になりたい気持ちが湧いたとしても、なるべく早く切り上げましょう。

躁でうっとりするような幸せを感じたり「双極性障害でよかった!!」と思えても、心を鬼にしましょう。

双極性障害に対して、時にはクールな対応も大切です。

やりたいのにやれない。それがこの障害のつらいところでもありますが、ピシッと締めて、「親しい仲にも礼儀あり」でいきましょう。

 

 

 

まとめ

 

双極性障害の人は生きているだけで「大波乱」。文字通り、躁とうつの波に翻弄されます。

 

でも、一方で、波は人生を濃くしてくれます。

 

双極性障害とのいい関係を見つけて、盛りだくさんな人生を楽しめるようになれたら素敵ですね。

 

目指すべきは、「寛解」ではなく、「生き続けること」。

体も、心も、社会的にも、死ななければOKなんです。

 

人付き合いと同じく、双極性障害との付き合いも、生きている限りずっと続きます。

望まなかった腐れ縁かもしれませんが、いい関係で向き合ってゆきたいですね。

 

 

 

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