すごく美味しいものを食べると「不味い」という言葉が頭に浮かぶ現象

発達障害

 

 

とても美味しい食べ物や、ごちそうを食べたとき。

 

感動すると、ほとんど同時に、頭の中に、

「めっちゃ不味いっ!」

 

と、否定する言葉が浮かびます。

 

 

 

美味しいと「不味い」と思うようになる仕組み

私は、これまでの人生、過食嘔吐をしてきました。

【経験談】私が過食嘔吐をしはじめて双極性障害と診断されるまでの話
...

 

食べているとき、

「ダメだ、ダメだ」とか、

「食べ物を粗末にして最低だ」とか、

考えます。

 

『おいしい』と、『否定』を、セットで考えることを、何度も、何度も繰り返してきました。

それこそ、一口食べるごとに。

 

そうして、何度も、何度も、脳の中で『否定』のニューロンを使うので、

 

結果、

心が動くたびに否定する脳になってしまったのだ、と思います。

それか、『噛む』ことに関係する脳の回路と、『否定する』という脳の回路の、つながりが強くなった、と言えるかもしれません。

 

そんな脳なので、『美味しいものを食べると不味いという言葉が浮かぶ』現象(以下、うまマズと表現します)が起こるようになったのだと思います。

うまマズ現象は、その食べ物が美味しければ美味しいほど、強く起こる気がします。

 

さらに、うまマズ現象が起こると、すぐに「最低なヤツ」とか「性格悪っ」と思います(自分で訂正しようとしている)。

これは、否定を否定していますよね。

否定の筋トレ、2回しました。

 

生きていれば食べるので、食べるたびに、うまマズ現象を繰り返し、どんどん、うまマズ現象が起こりやすくなった。

…というのが私の推測です。

 

 

自分が生きるほど否定してきた

ここまでの、『食べること』とは別なシーンでも、私は筋トレをして生きてきてしまっていました。

 

過食嘔吐をはじめたのは21歳の頃でしたが、その前から、それこそ幼少の頃から、自分のことを否定し続けていました。

 

「自分はダメだ」

そう、何かあるたびに、それこそ呼吸するように唱えていました。

▽自己肯定感が深すぎることはASDの面からだと説明が容易です。

自分が発達障害だと思う理由【ASD/自閉スペクトラム症/受身形アスペルガー】
私が自分が発達障害(自閉スペクトラム症/ASD)だと思う理由です。私は特に、受け身型アスペルガーだと思っています。自分のアスペなところを、過去の出来事や私の特性、苦手なことなどを挙げて紹介します。実際のアスペさんがどんな感じか、1つの参考にどうぞ。

 

先ほどの、うまマズ現象に「最低」と否定を重ねたように、

何事にも「ダメな自分じゃダメだ」みたいに、エンドレスで否定を重ねていました。

私は表向きは、『成功した人』みたいに見られることもあったかもしれません(県内一の進学校や旧帝大に行ったとか、大企業の総合職に内定したとか)。

でも、それを得れば得るほどに自己否定が強まっていました。

(鬱になってジ・エンドしました。)

 

 

こういうこともあり、

脳の『否定の回路』は、めちゃくちゃ使われる。筋トレ状態。

ムキムキ(笑)。なんでも否定する。

 

 

そして、いつしか、

『良ければ良いほど、すごく否定してしまう現象』

が、定着したのだと、思っています。

 

 

 

抜け出す方法

今でも、美味しいものを食べると、一緒に貶める(ディスる)言葉が浮かびます。

でも今は、そこに不快感を感じたり、それがストレスになることは減りました。

 

何をやってきたかというと、

  1. 【感覚に集中する】
  2. 【”今”の気持ちに言葉を当てはめる】

です。

 

①感覚に集中する

たとえば、美味しい目玉焼きを食べたときに、「半熟とろとろ〜♪」とか「香ばしいな〜」とか、“感覚”に意識を向けるようにします。

美味しいとか、美味しくないとかって、『判断』しているんですよね。○とか×とか△とか、当てはめてる。

だから、否定ムキムキマンな人は、全部さいごには×で終わってしまう。

判断とか、評価とかはやっても良いんですが、置いておくようにします。

 

“今”の気持ちに言葉を当てはめる

私は『感情を自覚するのが苦手』なので練習しています。

『ラベリング』とも言うそうです。

「今私は怒っているんだな〜」とか、「今私は嬉しいんだな〜」とか、“感情”に名前をつけていく作業をします。

 

○×△の、『ジャッジの世界』でばかり生きていた人は、感情が置き去りにされがちかもしれません。

だから、そういう世界で生きてきた人…多分、自信が無くて自己肯定感が低い人…は、なおさら、”感情”を見つけて、言葉を当てはめてみてほしいです。

 

これでいいのかな?と迷う時は、誰かに「これってこういう気持ちなのかな?」とか訊いて、教えてもらうといいかもしれません。

 

▽この本はかなり参考になりました。

反応しない練習

 

 

 

 

コメント