鬱なら結婚式に出席するな!【経験済み】お祝いする気持ちが大切だから

鬱なら結婚式に出席するな!【経験済み】お祝いする気持ちが大切だから 特にうつについて
こんにちは。双極性Ⅱ型障害のとび太(@umayano2)です。
 
 
私は数年前に、鬱の状態で友人の結婚式に参列しました。
結婚式に呼んでもらったことも、結婚式の場でお祝いできたこともとても嬉しかったです。
しかし、自分が鬱の状態で参列したことを後悔しています。
 
同じような境遇の人に後悔してほしくないと思って、書きたいと思います。

 

 

失敗談:すごくお祝いしたかったはずなのに

結婚式に招待してくれたのは、式から一年ほど前に退職した会社の同期でした。
会社に迷惑をかけた身なのに、同期の輪に入れてもらえることや、結婚式に招待してもらえたことがとても嬉しかったです。
その同期のことも大好きで、お祝いしたい気持ちでいっぱいでした。
 
でも、自分は今結婚式に行っていいのか?分かりませんでした。
分からないまま、「早く返信しなきゃ」と思って招待状を【出席】で返しました。
 
近況を訊かれたらどう答えようかとか、
退職したのになんでいるの?と思われないかとか、
そもそも、私なんかがおめでとうなんて言ってもいいんだろうか、笑っていいのだろうか…
 
鬱で休職したぶりに会う同期たち。
その大勢の中にいることはとんでもなく緊張しました。
私は相変わらず、「どう見られているだろう」とか「ここにいていいんだろうか」で頭がいっぱいでした。
浮いたらいけないと思って髪を豪華にセットしてきたけれど、会場に行ってみたら同期はみんなシンプルな髪型で、私だけ浮いている感じがしたり、髪がほつれてきたのが恥ずかしくてトイレに行きたくてしかたなかったり…心ここに在らずでした。
 
また、同期と喋れば、「あれ言わなければよかった」「ああ言っちゃった〇〇はどう思ったろう」とすぐ後悔したり心配したりしてしまいました。
心臓バクバクでした。
 
つまり、私は自分のことばかり考えていたのです。
ある意味、自意識過剰と言えます。
 
また、式の前日のホテル泊や、慣れないヘアセット、遅刻しないように気を引き締める…など、準備にもすごく消耗していました。
だから余計、式の最中もしんどかったのかもしれません。
 
式を楽しむ余裕も無かった私は、式が終わっても、ずっと苦い気持ちを引きずりました。
自分で参列したくせに、トラウマ化しそうでした。
 
このように、中途半端な態度で式に参加し、まっすぐにお祝いできなかったことをすごく後悔しています。
もう同期に顔見せできないと思っています。
 
 

鬱のときは結婚式に行かなくていい理由

結婚式のお誘いがきたとき、もし鬱の真っ最中だったら、なぜ参列しない方がいいのか?私の考えです。

出席か迷う時点で本心は「行きたくない」

何事にもそうかなと思うのですが、自分がやりたいときは、迷いすらしません。

『行かなければならない理由』を必死で探していませんか?

ましてや、「私は結婚式に行きたいのだろうか?」みたいに自分の気持ちに自信を持てなくなっていたら、なおさら行かないほうがいいです。

鬱のときは不安が強いということもありますが、頭で「結婚式に行きたい」と思っていても、体が抵抗しているのかもしれません。

『お祝いしたい気持ち』と、『結婚式に行きたい気持ち』は別モノだと思っていいと思います。

「お祝いしたい、でも結婚式には行かない」という選択も全然ありです。

 

保身のための参列ならいらない

 
お祝いしたい気持ちよりも、
  • 「嫌われたくない」
  • 「行かないと迷惑」
  • 「せっかく誘ってくれたから(:失礼なヤツだと思われたくない)」
  • 「いつも良くしてもらってきたから(:恩を返すため)」
とか、そういう【自分の身を守るため】の理由が浮かぶのなら、行かないほうがいいと思います。
義務感でも同じです。
絶対ダメということは無いですが、
結婚式は、お祝いしたい気持ちが1番目の心で参列して欲しいなと思います。
もし自分が新郎新婦の立場だったら、その方が嬉しくないですか?私は嬉しいです。
誘われたのなら、嫌われてはいないから安心して
たとえば「結婚式を断ったら嫌われてしまうかも」とか、「式を断る=新郎新婦が嫌いというメッセージになってしまうかも」とか、不安になってしまうこともあるかもしれません。
しかし、式に誘われていた時点で、嫌われているということは少ないのではないかと思います。
勤め先の人だから、という理由で招待することもありますが、それならむしろ断っても嫌われる可能性は低いと思います。
 
 

Happyな場に水を差す

まぁ…鬱の人がいたら気まずいですよね。
元気そうに振る舞っても、周りの人は気づくと思います。
鬱の人が結婚式にいることイコール迷惑ではないと思いますが、明るくhappyな場で浮かない顔をされたらそれは歓迎されにくいでしょう。
同じテーブルになった人にも気を遣わせてしまいますし、もしかすると新郎新婦には「呼んで悪いことをしてしまったかな」と思わせてしまうかもしれません。
 
鬱のときは、Happyな場を台無しにしてしまうリスクがあります。
鬱はHappyになれない病気なので仕方ないです。
 
双極性障害の場合は、鬱にしろ躁にしろ、場の雰囲気を壊してしまう可能性があるので、症状が落ち着かないうちは行くのを避けた方がいいと私は思います。

 

断ることが失礼だということは無い

結婚式の招待を断ること自体は失礼ではないと思っています。
例えば足を骨折していたら結婚式を辞退しても誰も責めませんよね。
鬱も病気なので同じだと思います。
 
何が失礼になるかというと、「キャンセル」ではないでしょうか。
断ると失礼になる場合
  1. 直前(1週間前〜当日とか)のキャンセル
  2. 鬱だと分かっているのに招待状を『参列』で返し、その後やっぱり鬱でキャンセル

は、なるべく避けたいですね…。

2は、鬱でなくて例えば妊娠中だったらどうでしょう。

結婚式の招待状が来たときに妊娠が分かっていて、たとえ挙式当日の日取りが安定期だったとしても、妊娠中は予期せぬトラブル(例えば切迫早産の状態で入院)が起こる可能性があります。

また、もし、式中に大きいお腹で転んで流産したとかになったら、自分はもちろん、新郎新婦にとっても、結婚式がhappyなものではなくなってしまうかもしれません。

リスクがあることを知っていて式に参加するのは△、極端に言えば失礼とか無責任ではないでしょうか。

では、招待されたときに鬱じゃなかったら、出席で返信しておいて後でキャンセルするのはいいのか、というと、許されると思います。
予想できなかった事故や身内の不幸などと同じですので…。
『すでに鬱だと分かっていたのに』というところが重要かも、と思っています。
鬱になったら(特に診断が付いたり、薬を処方されている鬱)、意外とすぐ治りません。
数ヶ月~年単位で覚悟しておいてもいいくらいです。
「結婚式のころには鬱は治ってるだろう」は、そうだといいですが、そうでないこともあります。
鬱だけど動けてふつうの毎日を送れる、という状態まで回復していたとしても、結婚式はハードルが高いかもしれません。
結婚式をきっかけに鬱をぶり返す可能性もあります。
 
出席するかどうかは、主治医にOKと言われてから考えてもいいと思います。
 
 
 

鬱のときに結婚式に招待されたら

結婚式は断ったけれど、お祝いの気持ちを伝えたい!と思ったときの、
結婚式に行かなくてもお祝いできる方法を紹介します。
 

「お祝いしたい気持ち」を伝えて結婚式は辞退する

結婚式に招待される際には、直接招待状が送られてくるかもしれませんが、多くの場合あらかじめLINEなどで「招待していい?」と連絡がくるのではないかと思います。
そのタイミングなど早いうちに欠席する旨を伝えましょう。
言葉が思いつかなかったら、ネットで検索したり、こちらのテンプレを使ってみてください。
結婚おめでとう!
誘ってもらえて嬉しい!すごくお祝いしたい気持ちがあるんだけど、今調子が悪くて…参列は辞退させてもらうね。ごめんね。
ポイントは、
  • 「おめでとう」という言葉
  • お祝いしたい気持ちがあるということ
  • メンタルが理由であること
  • 参列を断る明確な言葉
が入っているといいと思います。
 
嘘つくのはダメ

断るにあたって、「その日は〇〇があって…」とか、仮想の予定を入れたり、在りもしない何かを作るのは止めたほうがいいと思います。

後で自分の首を締めます。

すでに鬱なのに、もっと追い詰めたら自殺しかねないので避けましょう。

『鬱』をオープンに言わなくても、『調子が悪い』とか『療養中で』とかなら、嘘はついていないし、オブラートに包めるし、おすすめです。

鬱なことがバレる…と不安な人もいるかもですが、結婚式に呼んでくれたということは、鬱を打ち明けてもいいくらいの親密な関係だと思っていいと私は思います。

みんなに広まってしまうのがこわいときは、上記のような感じでオブラートに包むか、「他の人には言わないでいて欲しい」と伝えるのはどうでしょうか。

 

余裕ができたときにお祝いを送る

式に参列しなかったけれどお祝いの気持ちをモノで贈りたいというときは、プレゼントを送るというのがありますよね。
プレゼントに何を贈るかは、これなら間違いない!というものをプレゼント下手な私からお伝えすることはできないのですが、相手が好きなものや新生活で使えそうなもの、新婚さん向けのカタログギフト、プリザーブドフラワーと小物のセットなどはどうでしょうか。
ちょっとした小物とお手紙だけでも喜んでくれるかもしれません。
金額もその人次第になってしまうのですが、気軽なプレゼントといった感じか、ご祝儀の代わりとして贈るか、などで変わってくると思います。
ご祝儀として現金を送っていいかどうかは、私はなんとも分かりません。
もし経験のある人がいたらその人に相談してみるのもいいと思います。
 
鬱のプレゼント選びはリスクがあることも知っておいてほしい
プレゼント選びや発送の手配などは精神的に消耗もしますし、
鬱のときは何にでも不安になるので、お金を使うのがこわくてプレゼントをケチったり、逆に嫌われるのがこわくて豪華すぎるものを贈ったりして、お祝いするつもりが残念な感じになってしまう可能性もあります。
結婚式への参列と同様に、プレゼントは義務感で贈るべきじゃないと思います。
 
急いで贈らなくていい
「早く送らなきゃ」「結婚式が終わる前に」とか思うかもしれませんが、
お祝いのプレゼントを送るのは、数ヶ月後でも一年後でも大丈夫だと思います。
これも、義務感ではなくお祝いの気持ちを贈るものなので…。
自分が思いっきり笑えるとか、暇を感じる余裕ができたくらいの頃だと、なお良いかもしれません。
 
 

言葉だけでもいい

上記では、プレゼントする選択肢を紹介しましたが、プレゼントすることが絶対ということはありません。

「おめでとう」、その言葉を伝えるだけで十分だと思います。

伝えるのは、LINEやメールでもいいと思いますし、電話をしたり、手紙を書くのも良いと思います。

電報も打つというのもありますね。

どうしたらいいか分からないときはとりあえずお祝いの言葉だけでも

鬱のときって、マイナス思考をしがちですよね。

例えば「これ言っちゃって大丈夫かな」とか、「もしかして義務感で誘ってくれただけで内心は呼びたくなかったんじゃないかな」とか、「あのときあんなことしてしまったから私なんかが…」とか、「今うつなことを伝えなきゃ失礼かな…」とかいろいろ考えてしまうかもしれません。

テンプレでいいので、

とりあえず「おめでとう」だけでも伝えて貰えたらな、と思います。

理由の1つが、私がはおめでとうと言って貰えなくて悲しい思いをしたことがあるからです。私が結婚したときの話ですが、知人に結婚した旨を伝えたときに、返信はもらえたのですが「おめでとう」という言葉がもらえなかったことがありました。お祝いの品が欲しかったとかではなかったのですが、少し悲しかったですね。。。嫌われてたんだ…と辛くなりました(もしかしたら実際もともと嫌われていたのかもしれませんが、、、)。

もしプレゼントするかどうかとか思ったとしても、取り合えずおめでとうと伝えて、それからゆっくり考えていったらいいのだと思います。

 

余興Movieはどうする?

みんなで動画やプレゼンを作って、披露宴の余興で流そう!となることもあるかもしれません。

私は、各自で動画を撮って送って〜と誘われ、動画を撮って送りました。

これも最終的には、好みになってしまいますが、私は参加しなければよかったと思っています。

正確に言えば、参加していなくても、あまり誰も気づかないので、無理する必要なかった、という感じです。

上記のとおり、お祝いする気持ちは、別な方法で伝えられるからです。

私は、同期がどんな感じで撮っているか参考にせず自己流でやった結果すごく浮いてしまい、そして鬱の顔で無理して笑っている姿をみんなに晒し、今でも目を背けたくなります。

 

まとめ

以上、鬱のときは結婚式に行かなくていいと思うのは、

    • 出席か迷う時点で本心はNO
    • 保身のための参列ならいらない
    • テンションの低いと式に水を差す
    • 断ることが失礼だということは無い

という理由でした。

 もし鬱のときに結婚式に招待されたら、

      • とりあえず「おめでとう」を言う
      • 「お祝いしたい気持ちがあること」を伝える
      • お祝いのプレゼントを送る

という選択肢がありました。

これ以外にも、どうしたらいいかは状況によって様々だと思うので、迷うときは信頼している人や主治医に相談してみてください。

 

 

おわりに

今は無理そうなときは、無理しなくて大丈夫だと思います。
鬱がもう少し軽くなった頃でも十分間に合うと思うので、ゆっくりと考えてみてください。
 
あなたのお祝いしたい気持ちがまっすぐ届きますように。
 
 
 
 
 
 

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